ざ~っくり言って、なんかモーニング娘。ばっかり些細なことでやたら叩かれる気がしません?
 
 
ハロプロとかハロヲタって、本当にホームなんだろうか。アウェイなんじゃないか。
 
 
すごくそう感じる。
特に、(なんかいつもこれ言ってるけど)2015年になったあたりからは。
 
 
前にも書きましたが、事務所がそれまでのハロプロの安定していたバランスを崩して娘。以外をやたら推し始め、それで調子に乗った一部のハロヲタが娘。を舐めた目で見るようになった気がします。
おまけに外に敵を作らなくなったことでハロヲタの鬱憤がハロプロ内部に向けられるようになって。
そしてその筆頭というかターゲットになりがちなのが、モーニング娘。
 
 
なにかっつうとイチャモンつけられる。
ステージのパフォーマンスからプライベートなことまで、娘。は言われて当然だといわんばかりにボコられる。
まるで中世の魔女狩りのように、「悪行の証拠」とやらを不当に切り取って高々と掲げられ、火あぶりにされている。
 
 
人気者にアンチはつきものとはいえ、どうしてこうもハロヲタ内で叩かれなきゃいけないんだと理不尽ささえ感じます。
 
 
 
 
ヲタ歴17年目な娘。ヲタのオレからすれば、ここ2年ちょいのハロヲタの品のなさは一体なんなんだろうと思うよ。
 
 
もちろん昔からアホはいたけど、最近のヲタは普段は良識ある善人ですよという顔をして、実際その通りでもあるんだろうけど、いざ叩く材料を見つけるや喜色満面の体でやってきて、日頃のストレス発散とばかりにボコボコ叩いて火をつけて黒焦げにして去っていくんですよね。
 
 
そして、「あ~今日も正しいことを言ってやったぜ」という満足げな顔をしてまた良識ある善人に戻る。
 
 
どのグループにもあることとはいえ、娘。がターゲットになる確率がやけに高い。
それだけ娘。が問題あるグループなのかというと、もちろんそうじゃない。
ただそういうヲタク連中がなぜか娘。だけに過剰に反応してボコりに来るんですよ。
 
 
 
モーニング娘。は、それ以外のハロヲタにとって格好の標的なのでしょう。
 
 
相手にとって不足なし。
撃つには最良の的。
ボコるには最適なサンドバッグ。
 
 
少なくない数のハロヲタの意識に、そういう価値観が密かに根付いてしまってるんじゃないかと思うこの頃です。
 
 
 
被害妄想だなんて言わせませんよ。
もうそんな段階はとっくに過ぎ去ってる。
 
 
 
 
 
 
自分がよく感じているのは、いまのハロヲタはかつての某国民的アイドルの(一部の厄介な)ヲタに似ているなということ。
 
 
まぁハッキリ言いますが、AKBとかももくろとか、あの辺によく見かけためんどくさいヲタクにそっくり。
 
 
昔はAKBのヲタはハローを目の仇にする人が多く(それ故にこちらもあちらを敵視する人が多い)、「アンチ」といえばAKBヲタを連想するのが定番でした。
ももくろのファン(モノノフと呼ぶのでしたっけ)は、あくまで自分のイメージですが、「ウチの子たちが他のアイドルに比べていかに優れているか」をやたら好戦的にアピールしてくるなという印象が強い。やることなすこと「ウチが一番最初にやり始めた」とおっしゃるものの、それはハローで(あるいはそれ以前に)とっくにやってますよ、と何度か思った記憶が。
もちろんそれらは一部の声の大きいファンに過ぎないのでしょうし、最近はその傾向もだいぶ大人しくなったと思いますけどね。
 
 
 
とにかくそういうヲタがあの界隈にはいるよなぁという印象だったんですが、最近はハロヲタ内にそれを感じることが本当に多い。
 
 
いまや、「アンチ」といえば真っ先にハロヲタを連想するようになりました。
某グループのヲタはやたら推しの魅力を(娘。を引き合いに出して)アピールするし、いよいよもってあの時代に“外”に感じていた不穏分子が“内”に続々と生まれているのだと実感します。
 
 
 
 
 
 
端的に言って、事務所が娘。を軽視すればするほど、ハロヲタまでもが娘。を軽視するようになる。
 
 
本当に、舐められたものです。
 
 
実際に、いまだ娘。がハロプロ内で一番の人気を誇っていることは動かしがたい事実だから、それ以外の部分で叩けるところを見つけるや「攻め(責め)どころ発見!」とばかりに大喜びで食いついて叩くのでしょう。
 
 
 
いまのハローもハロヲタも、娘。にとってはアウェイ的要素が多すぎる。
 
 
なんなんだこいつらは。
ヲタなら何を言っても許されるとでも思ってるのか。
ヲタならメンバーのあらゆることに口を出す権利があるとでも思ってやがるのか。
 
 
ヲタほどメンバーを愛する者もいないが、同時に、ヲタほどメンバーを傷つける者もいない。
 
 
いまのハロヲタは、一部のメンバーを深く愛しながら、一部のメンバーを深く深く傷つけて悦に入ってるような連中ばかりです。胸糞悪くてしょうがない。
 
 
昔はメンバーも「ハローのファンのみなさんは本当に良い人たちばかり」とよく言ってくれたものですが、最近はとんと聞かなくなりましたね。
“そうじゃない”ということを、身に染みてわかってしまったからでしょう。
 
 
 
メンバーを守ってくれるはずの事務所は、守るどころかむしろ積極的に娘。を危険地帯に送り出す。なんの頼りにもならない。
これじゃまるで四面楚歌じゃないですか。ホームのはずなのに。
 
 
 
 
 
実に不愉快だ。
 
 
ファンの総数が増えれば、それだけ馬鹿もやってくる。
それはわかってるけど、にしてもここまでハロヲタの品格が落ちるとは予想外でした。
 
 
せめて、メンバーのことくらいは純粋に応援してやれないか。
メンバーのことくらいは、暖かく見守ってやれないのか。
 
 
メンバーはヲタクのおもちゃじゃないし、ストレス発散の道具でもない。
 
 
ファンのために、自分たちのために、日々本気で奮闘している彼女たちを否定するのなら、それはもうファンではないよ。邪魔だし迷惑だから、どこか余所に行ってくれ。
 
 
「なにもかもすべて肯定しろ」と言ってるんじゃない。
ただ、好きで応援したい気持ちがあるのなら、それに相応しい態度を取れ、という話。
 
 
ヲタク様は神様ではないよ。
ただの客だ。客なら店で大暴れしてもいいなんてルールはない。
横柄な態度で店員に接すれば、店員は不愉快になるし、周りにいる他の客にも迷惑だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁそんな風に思うことが多くて残念です。
 
 
自分がよく「モーニング娘。だけハローを離れて別に活動したほうがいいんじゃないか(できれば事務所も変わったほうが)」なんて言うのは、娘。を取り巻く環境がこんな有様だからなのですよ。
 
 
ここ(ハロー)にいても、娘。にとってマイナス要素が多すぎるんじゃないかと感じることが多々。
 
 
 
2015年からこちら、娘。は(ヲタ共々)激しい向かい風のなかを走り続けているような気がしてなりません。