続きです。
といっても時系列にはあまり沿ってないですが、続きです。
MCについて書きましょうか。
でもあまり文章で伝えられる自信がありません。
今回はそういう類のMCでした。
最初の二人MCでは、えりぽんとまーちゃんが登場。
いきなり、佐「今日は生田さんがいるから大丈夫だぞ!」→生「そういうこと言うのやめて!えりおもしろくないけん!」→佐「生田さんは考えちゃダメ!そのままがおもしろいんですよ!」とか言っちゃうまーちゃんがおもしろいんですが、ここで生田さんに質問。というか主張。
「どうして12期にばっかりあんな優しいんですか!?」とお怒りのまーちゃん。
「野中とか髪の毛グチャグチャなんですよ!あの子!そうすると『えりやってあげる~♪』とかいって直してあげるんですよ!まーちゃんが入ったばっかりの頃、髪うねうねだったけど何もやってくれなかったのに!」と不満がほとばしるまーちゃん。
生田さん曰く、「えりは来る子にはやってあげる。《来るものは拒まず》だからさ。来ない子はそのまま。来たらやってあげるよ」
佐「確かに、最初は生田さんのこと恐いとか思ってたのは本音ですけど……」と口を滑らせたまーちゃんに、
生「本音?ほ・ん・ね?」と詰め寄る生田さん。
佐「いや、それは……あれですよ、ほら……あの……」
生「言葉が出てこないみたいだね」
佐「そんなものは桃みたいに川に流しちゃえばいいんですよ!」
といって川にポーイと流す仕草のまーちゃん。
それを拾って「桃、戻ってきちゃった」と言ってのける生田さん。それにビックリ仰天するまーちゃん。
なんのやりとりやねんという感じでしょうが、文章だけで伝えるには限界がありますw
なんせあのまーちゃんがいますので。
あとは、エーイングに乗らない生田さんにやるよう促す過程とか、結局まーちゃんがやる羽目になる流れとか、最後はやっぱり生田さんがやって万事事なきを得るところとか、非常におもしろかったんですがダメだ文章だけでは伝えられぬ。
舞台裏Dマガに収録されることをお祈りください。
とにかくまーちゃんとしては、「なぜ生田さんはあんなに12期にばかり優しいのだ」と言いたかったみたいです。
中盤の三人MCは、どぅーと小田ちゃんとチェル。
小田ちゃんの発案により、「グーチョキパーで、グーチョキパーで、なにつくろ~ なにつくろ~♪」の歌で「ロマンチックに」とか「ぶりっ子で」とかテーマを決めてネタを披露しました。
これも文章だけでは伝えづらいわぁ……。
ざっと言いますと、小田ちゃんとどぅーはいつもながらやり切って、「とんでもないグループだと思われるよ!」とおっしゃっていました。
ロマンチックというか、気障なセリフ(「愛、落としましたよ」とかなんとか)を期待通り言って「最近こんなのばっかりしてる!」と憤慨する工藤さん。
小田ちゃんはぶりっ子パターンにて、右手はパーで、左手もパーで、顔を隠しながら「あ、ちょ……そんな、見ないでぇ……」とか言ってましたよ。この子ら漫画の読みすぎなんじゃないの←
チェルも頑張っておりました。
二人に負けずやりきったチェル。(細かい内容は忘れたごめん)
最初は躊躇いつつも、ドヤ顔で「わたしなんでも出来ちゃうからな~」とか言っちゃうチェルが可愛くて。
最近こういうこと言うようになりましたよね。
無理に頑張ってるわけじゃないんだけど、「あ、チェルが頑張ってるぞw」っていうのがわかって、でもそれがすごく可愛らしい。
「グーチョキパーで♪」を体を横に揺らしながら歌うチェルも可愛かった。
後ろの女の子も思わず「かわい~」とつぶやいていたほどです。
大体こんな感じ。
やはりニュアンスを伝えるのは難しいですね。
ぜひとも「ツアー全MC集」みたいなDVDを出していただきたい。さだまさしみたいに。(あれはCDだったか)
MCとは関係ないですが、えりぽんのパフォーマンスもカッコよかったです。
時にめっちゃクールでビューティーなのに、ふとした瞬間くしゃっと笑うそのギャップにイチコロですよ。
歌の迫力も増してるので、もっとパートをください。
それはチェルも同様で、まりあちゃんが次世代のセンター候補だとすると、チェルは隠れセンター候補と言いますか、着実に爪を研いでのし上がる準備をしている感が伝わってくるパフォーマンスでした。
もっともっとチャンスを与えれば、もっともっと伸びていきますよきっと。
曲に戻ります。
今回Aパターンで良かったと思えたのは、『私のなんにもわかっちゃない』が聴けたことでしょうか。
どうしてもりほりほを思い出してしまうんですけどね……。
卒業発表後にパシフィコで観た思い出がなぜか強く残っていて。
あのパート、まーちゃんとフクちゃんになったんだなぁ、とかいろいろ想いつつ。
ただの感傷なので、いまの娘。がどうとか言うつもりはありません。
むしろ、りほりほがいたモーニング娘。はもう完全に過去のものになってしまったんだということを強く感じました。おそらく、良い意味で。
モーニング娘。は常に走ってますからね。
たまにヲタが後ろを振り返ることはあっても、本人たちは川の流れのように動き続け、変化し続けているのです。それがモーニング娘。よ。
本編ラストの『Be Alive』では、改めて良い歌だなぁとしみじみ。
ふと、このメンバーもいつかは卒業して変わっていき、最近ではその寂しさに耐えられなくなりつつある自分なのに、それでもなぜこうしてモーニング娘。を応援し続けるのだろう、みたいなことを考えてしまいました。
まぁ明確な結論は特に出てないんですが(ふと思っただけなので)、要するにいま目の前にいる彼女たちがあまりにも魅力的で輝かしいから、そこから離れることができないんでしょうねと言うほかありません。
いつか死ぬとわかっていても毎日生きているように、別れの時を覚悟しつつもこの輝きに出来る限り触れていたいという、原初的な欲求でさえあるのかも。
そんな深遠な気持ちにさせてくれる名曲と、それを歌うモーニング娘。万歳。
あ、この曲のとある部分でどぅーとまー(とチェル)が横に並んで歌う場面がありまして、界隈のまーどぅーヲタさんたちがそこにいつも注目してるっぽいから自分も注意して見てたんですけどね、この回ではまーちゃんはツンツンモードだったらしく、まーの肩を組んできたどぅーのほうをまーはまったく見ずに前を向いて歌い、どぅーより離れた場所にいる(反対側の)チェルをわざわざ手を伸ばして抱き寄せようとするツンツンっぷりでした。巻き込まれチェル。
そういえば前日のブログでなにやらぷりぷりしてましたもんねぇ。
それ以上調子に乗ってるとシャンデリアにして吊るしてやるからなとまで言ってましたし。
さてアンコール(はるかコール)後は、ようやく聴いたよ『ムキダシで向き合って』。
でもこれの感想は後日、フルMVがアップされたときにでも書きましょう。
最後の挨拶で覚えてる部分といえば、あかねちんが「埼玉は長野県の隣なのでほぼ地元ですよ!」と恒例の主張をしていたこと。
あとは、はーちんが「またコンサートに遊びにきてください……たまぁー!」と言ってややウケしていたこと。
どぅーが「泡沫でDJやらせてもらって、『もっと声出せるでしょー!』と言うところがあるんですけど、声援が足りない前提でやってるのにみなさんの声が凄くて自分でも何言ってるかわからないくらいだった」的なことを言ってたこと。
まーちゃんが「またコンサートに遊びにきてくださいねー!」と言いたいところを「あひょひにひへ……」とふにゃふにゃになったこと。
あゆみんが「みなさんの声援の圧が凄くて、『ああっ……!』って(よろけるあゆみん。そして自分で笑っちゃうあゆみん)」と言うと、新たに客席から声援が届き、また『ああっ……!』とよろけてみせるあゆみんがおもしろ可愛かったこと。
はるなんが「ファンは推しに似るといいますか、優しいくどぅーだからこそ優しいファンの方に愛されて……」みたいな話をしてるとき、ビジョンに映るどぅーが「またそういう泣かせること言いやがって……」みたいな顔をしていたこと。
フクちゃんが「今日は外は寒いですが」と言ったものの、この日はわりと暖かい日だったので会場がざわざわし、「あれ?今日寒くないの?」と驚くフクちゃん。しかし「みずき寒がりだからぁ~」と言って盛り上がったのでこの日は寒かったということになったこと。
などなど。
そしてラストは、『One・Two・Three』を歌って終了~。
最後にどぅーが挨拶。(VISIONを語る)
本人のブログにも書いてましたが、「わたしは人に見られたい、気にかけてほしいという気持ちが強い人間だと思います。でも自分がそう思ってるだけではダメで、みなさんがわたしのことを見て、気にしてくれてるから成り立つことなので、みなさんから貰ったものを倍以上にして返していきたいと思ってます」といったことを。
実に真摯で、こちらも本気の全力で応援していきたいと思えるような挨拶(VISION)でした。
メンバーが袖にハケるとき、最後にどぅーが残って「本当にありがとうございます!みんな大好きだぁ~!!」って叫んだんですが、どぅーが本当にファンの愛を受け止めて、それに感謝し、自分もそれ以上の愛を返そうとしている、そんな気持ちが伝わってきましたよ。
心から楽しそうに叫んでるどぅーがとても愛おしくて。
はるなんが言ったように、本気で愛しているから、こんなにも愛されるのでしょうね。
根がとてもあたたかく、人間味溢れる子なのだなと実感した瞬間でした。
というわけで、半年ぶりの娘。現場はとても楽しいものになりました。
いつもそうなんですが、ライブのあとの帰り道は妙に寂しくなる。
まさに祭りのあと。
夢を見ていたような心地になりますが、モーニング娘。がある限り、また夢の続きを見られるのだということを生きがいにして、辛い現実に耐えていこうと思いますw
11人も良い感じにまとまってたし、いつの時代もモーニング娘。は最高だよ。
まだちょっと書きたいことはあるんですが、そこはまた後程ということで、とりあえず終わり~。