というわけで行ってきました、モーニング娘。'16の秋ツアー『~MY VISION~』の埼玉夜公演に。
気付けば『続・11人いる!』以来、約半年ぶりの娘。現場。
飢えていました。
ようやくそれが、少し満たされました。
来月の武道館にも行く予定なので、軽めのハイライト的な感想を少々。
セトリや演出など、ちょいちょいネタバレしますのでご注意ください。
どぅーの凱旋だからでしょうか、当日券の販売もなく、なかなか激しい競争だったようで。
ファンクラブで入手したチケットにも関わらず、わたくしは3階11列というお席でございました。
高い。
はるか高みから1階のヲタさん方とステージの娘。を見下ろす天空のお席。
まぁそれはそれで悪くなかったんですが、手すりのバーがちょうど視線のところにあるのはやや閉口しました。
あと、高いところから見下ろす感じなので、角度的にビジョンの上部1/4くらいが切れて見えない事案。まぁその分、ステージを見ることに集中できたんですけどね。
開演前、何度かお会いしているヲタさんたちと1年ぶりに会って、ゲスい……いや楽しいヲタトークなどを。
私信ですが、お土産まで頂いてしまって恐縮です。ありがとうございました!またいずれ!
さてライブのはじまりはじまり。
オープニングはメンバーがそれぞれ自分のVISIONを語っている映像で、それが紹介VTRも兼ねているわけですね。
フクちゃんが言っていたように、物語のような、そのはじまりのような始まり方で好きです。
ところで自分が観た埼玉夜公演のセトリは、Aパターンでした。
個人的には、どちらかというとBのほうが好みの曲が多かったんですが、まぁしょうがない。Aももちろん楽しかったし。
それはさておき、エンジンのかかりが遅い自分は大体いつも序盤の3~4曲はゆったり見物しております。
そんな自分がグオッ!と盛り上がったのは、5曲目の『セクシーキャットの演説』。
ライブで聴くのはもちろん初めてでしたけど、これめっちゃ良いよ。
MVの素晴らしさばかり取り沙汰されてますが、これはぜひライブで聴くべきです。
こんなにライブ映えする曲だとは。
徐々に盛り上がっていき、ラストのサビで最高潮を迎えるところが非常にアガる。
キャット隊の3人はもちろん、人間(?)たちのダンスもすんごく良いのよ。
MVではそこらへんあんまり映ってないので、ライブで堪能してほしい。
正直言って、この日一番良かったかもしれないw
新曲だから新鮮というのもあるにせよ、曲そのものが素晴らしいんでしょうね。
さすがつんくさんですわ。
でもそれだけに、この曲が(埼玉の前日の)栃木からワンハーフになってしまったのはとても残念。
これはフルで聴きたかったなぁ。
こんな良い曲をワンハーフにしちゃうとか、アホなの?
ってゆうかまだ発売もしてない新曲をワンハーフにしちゃダメでしょうよ。
元々あった曲をセトリから無くさないためにそういう措置にしたんだろうけど、減らすところ間違ってる。
フルのパフォーマンスはハロステでも流してもらえなかったし、このまま千秋楽までワンハーフだと、フルパフォーマンスは映像としてどこにも残らない可能性があるのが恐い。
テレビで披露してもテレビサイズになるだろうし、ライブくらいでしかフルでやる機会なんてないのに。
(あとはシリイベくらいだけど、映像には残らないでしょうね。ハロステも期待はできない)
どうか武道館ではフルに戻してください……。
どれか一曲削ってもいいから。
それか、MVのダンスショットVer.を作ってください。
こういうダンスこそ、フォーメーションダンスにやや食傷気味の我々が見たいやつなんですよ!(机バンッ
話をライブに戻しまして。
埼玉はどぅーの凱旋ということで、ビジョンに抜かれる頻度も多かったです。
曲のラストのキメ顔とか特に。
どぅーは歌もかなり上手くなったなと思うんですが、何気にダンスも良いですよね。
一言でいうと、激しい。
同じ振りをしてるメンバーと横に並ぶと、どぅーのダンスの激しさに気付きます。
でもまりあちゃんのようながむしゃらな激しさとも違って、鋭く激しい。
時に繊細でもあり、丁寧さは忘れてないのが凄いです。
鋭く激しいといえば、フクちゃんの歌もそうでした。
ときおりバセスカ様が憑依なされたかのような表情と歌声を発揮する場面があって、なんていうか、惚れ惚れしました。
威風堂々たる歌いっぷり。
時に縁の下で全体を支えつつ、ここぞというところで一撃をくらわせていくリーダー。
鋭さと激しさで歌もダンスも負けていないのが、小田ちゃんですよ。
ほとんど“攻撃”といってもいいくらい迫力で歌うのです、小田ちゃんは。
上手いのは知ってるはずなのに、それでも圧倒される。
ダンスも細部まで魂が込められていて、目が離せなくなります。
そりゃあそんなに汗もかくよね、という勢いでした。
だけど今回、一番目がいってしまったのはまーちゃん。
やはりこの子はおもしろい。
歌もダンスも、というか動きのすべてがおもしろく、見ていて飽きませんね。
「次はどんなことをやってくれるだろう」という期待がはじめから終わりまでずっとある。
なんだか無性にセクシーなところもポイントが高いです。
歌もダンスも表情も、すべてに“躍動”が感じられて、天性のエンターテイナーだなぁと改めて思いました。ホント。
(実は今回、初めてグッズのまーちゃんソロ生写真を買ってしまったことは秘密だ)
ところで『青春コレクション』は12期の4人が歌ったわけですが、はーちんの太ももが細ももじゃなくてちゃんと太ももになってる!?
と思ったけど、よく見たら両足のももにテーピングがしてあったのでしたw
とはいえ以前ほどガリガリでもなくなったし(腕あたりはまだほっそいけど)、なによりパフォーマンスがヘロヘロじゃなくなったのが成長だなぁと。
歌も前ほどハラハラしなくなってきたし、今後のさらなる成長が期待できるなと感じました。
なんだか、初期の飯窪さんを見てるみたい。名前も同じだしw
そんな飯窪さんはとにかく美しくて、綺麗なお姉さんがステージで激しく歌い踊ってる!というきらびやかさがたまりません。
こちらは、リーダーになったあとくらいのさゆを彷彿とさせました。
特に、譜・生・飯・石のお姉さんズで歌った『トキメクトキメケ』が良かったです。
みんな意識して真似ているわけではないんだろうけど、先輩たちの背中を追うように成長していってる姿が、ああモーニング娘。だなぁと感慨深い気持ちにさせられます。
ひとりひとりは違う個性なのに、どこか似ている部分もあって。
メンバーを変えながらも“モーニング娘。”というひとつのグループとして活動し続けているからこその奇跡みたなものなのかもしれません。
曲の話をしますと、『そうじゃない』もワンハーフになったのがこれまた残念無念。
でもまりあちゃんがドーンとセンターでパフォーマンスしてる姿は頼もしかったです。
まだ少し危なげな部分はあるけど、そこは周りがしっかりサポートしてるので大丈夫。
なんとなく、モーニング娘。の未来を垣間見たような瞬間でした。
Aパターンのメドレー一発目は、譜・生・飯・石・尾・牧による『ゼロから始まる青春』なんですが、ここでビジョンに出てくる別撮りの映像が良い!
見た方はわかると思いますが、あれをこの曲の公式MVとして作ればいいのに、と思いましたよ。
凝ったものではないけど、みんな可愛かった。
どぅーがソロで『ナビが壊れた王子様』を歌ったのは驚きました。
あややの曲ですね。久しぶりに聴いたこれ。
どぅーはとにかく可愛かった。
カッコいい場面が多いツアーだけど、この曲は可愛かった。
曲の終わる直前にまーちゃんが出てきて、数秒間だけまーどぅーな空間になったのがドキドキしました←
というか、自分の後ろにいた女の子二人がやたら興奮しておりましたw
そんなまーちゃんは『Do it Now!』をソロで。
「どぅー it Now!」ですか。まーどぅーですね。ハイ。
ここでもまーちゃんらしいパフォーマンスで、歌声も動きも表情も豊か。
いつからだろう、まーちゃんの歌を心配せず、むしろどう歌ってくれるか楽しみになったのは。
で、そのあと小田ちゃんがソロを歌ったんですが、曲がまさかの『ウソツキあんた』。
ビジョンに曲名が出た瞬間、思わず笑いそうになりましたよ。
(初日にセトリ見てたので知ってたにも関わらず)
ここだけ急にどうした!?
少し前に(個人的に)聴いてはいましたけど、まさかいまライブで聴けるとはね。
しかもそれが小田ちゃんって、妙に似合う。二十年近い時を経て小田ちゃんのために書かれたかのような雰囲気さえある。
ちなみにこの曲は、『モーニングコーヒー』と共に娘。のメジャーデビュー候補の曲だったんですよね。(あと『どうにかして土曜日』も)
そうそう、今回も曲以外のパフォーマンスがありました。
光るバトンのような、ライトセイバーのような棒を使ってのパフォーマンス。
うん。綺麗でした。
「必要か?」という疑問はあるものの、まぁとりあえず綺麗でした。
(これやるくらいならセクシーキャットをフルでやれや!と思わなかったわけではない)
と、ハイライト的に書いてるはずなのになぜかまた長くなる。
一回の記事で書き切るつもりでしたが、どうやら無理っぽいので二回に分けます。