お、矢島さんがようやくブログを更新した。

 


 

 

やはり岡井ちゃんの件で懊悩していたのか。

 

 

「このタイミングでハロー!プロジェクトを抜けるべきじゃないか?」と考えたと書いてありますが、責任感のあるリーダーならばそう考えるのも当然でしょうね。(逆に、考えなかったらリーダーとしてちょっとマズい)

 

 

岡井ちゃんの件が発覚したときに、「もしも自分が矢島さんの立場だったら……」という謎のシミュレーションをしてみたんですが、ファンに土下座して謝るか、解散時期をかなり(すぐにでも)早めるか、自分が責任をとってグループを辞めるか、そういった結論しか出てこなくて一人で苦しくなりました←

 

 

リーダーというのはそれくらい責任のある立場だし、まいまいの件で「もうしませんので今回だけはお許しを」と宣言してしまった以上、岡井ちゃんの件ではリーダーも責任を感じないわけにはいかなかったでしょう。真面目な矢島さんならなおさら。

もはや“次のミス”は当事者だけの問題ではなかったのに、そういうことが起きてしまったわけですから。

 

 

そう考えると、岡井ちゃんの件は本当にタイミングが悪かった。

スキャンダルの内容自体もまぁ問題といえば問題ですが、℃-uteにとってはそれ以上にタイミングが最悪でしたね。

 

 

矢島さんの「正直、やるせない気持ちになってしまいました」という文面に、こちらまでやるせない気持ちになってきます。

 

 

 

 

なんかこうなると、矢島さん一人だけが悩み苦しんでいたかのような印象を受けてしまうのは気のせいでしょうかw

 

 

もちろんいろいろ話し合ったんだろうし、本人も反省はしているのだと思いますが(ですよね?)、当の岡井ちゃんはあの事務的な謝罪ブログ以来まったく普通にブログも書き、日々を過ごしておられるように見えてしまうので、なんかそういう印象が拭えなくて。

 

 

『Summer Wind』の歌詞に、

 

 

ただ少しはしょげてる顔してる方が安心するんでしょ

 

 

とありますが、本当にそうなのよ。

 

 

我々はメンバーのプライベートは基本的に知ることができないし、本心だってさらけ出してくれなきゃ知ることはできません。

なので、少しは目に見える形として気持ちを表すことも大事ではあるんですよ。

ファンというのは、「世話焼ける人」なのでね。

 

 

 

 

 

 

まぁとりあえず、この件はこうして矢島さんが深い謝意を示すことによって、言ってしまえば「なあなあ」のまま手打ちになったということなのでしょう。

 

 

矢島さんのブログが復活したとはいえ、全部スッキリ解決して(筋を通して/落とし前をつけて)――というわけではなく、要するにうやむやになっただけのことですし。

(完全スルーしなかっただけマシですが)

 

 

 

矢島さんは解散を早める覚悟もあったけど、事務所がそれを止めた。

 

 

そう聞くと美談のようにも思えますが、果たしてその事務所の対応は、誠実なものだったと言えるでしょうか?

 

 

前にこのブログで岡井ちゃんの件について書いたとき、「いまの事務所がこのタイミングで℃をどうこうすることはないと思うので」と言いましたが、やはりそうでした。

 

 

何が言いたいかというと、℃-uteを猫ッ可愛がりしてる現在の事務所が、ただでさえ解散という痛手をこうむっているのに、さらにそれを早めるような決断を許すはずがないだろう、ということ。

 

 

そこには、アイドル(ハロプロ)の暗黙のルールや、リーダーの意思や覚悟よりも、事務所の利害のほうが優先/尊重される気風がある。

 

 

と受け取ってしまう気持ちが少なからずある程度には、いまの事務所のことは不信の目で見ておりますですハイ。

 

 

 

 

 

まぁそんなわけで、この件は終結。

 

 

なんのしこりも残さず、というわけにはいかないであろうことは残念ですが、しょうがない。

 

 

 

 

 

 

 

 

℃-uteは、去年のBerryz工房の少しあとくらいにハローを卒業して、そのまま℃-uteとして活動しつつ個々のソロ活動も旺盛にやっていく、みたいな展開にしたほうが誰にとっても良かったんじゃないかなぁ……などと思ってしまいます。

 

 

結果論と言ってしまえばその通りではあるんですが、ちょっと長くアイドルをやり過ぎたのかもしれない。

 

 

どんなに屈強な人でも寄る年波でいずれは体にガタがきてしまうのと同じように、長く続ければ続けるほどアイドルとしての綻びは生じてしまうもの。

 

 

そうなる前にアイドルという分野からおサラバし、もっと自由な世界で好きなことをするべきだったんじゃないか……と。

 

 

 

 

思えば結成当初から、幾度もこの手のスキャンダラスな問題に振り回されるグループでした。

 

 

まさか最後の最後(といってもまだ半年以上あるけど)までそうなるとは……w

皮肉な運命と笑うしかない。ある意味では℃-uteらしいと言えなくもないかもしれません。

 

 

 

ただそれでも℃-uteのことが好き、メンバーのことが好き、というファンの盲目全開な気持ちはわかるし、それを否定することはできませんけどね。

(でも、否定されるのもまたわからなくはない。明らかにまともな理屈ではないから)

 

 

ここに書いたのは、(自分なりに精一杯の)客観的な一般論です。

 

 

 

とりあえずは来年の6月まで、℃-uteを応援していきたいと思います。