モーニング娘。'16が新曲を出してイベントをやったあかつきには、囲み取材で記者からの安っぽい煽りに乗っかり、「え?アンジュルム?まぁ眼中にないですねw」くらい言ってのけてもいいのではないかと思いましたよこんにちわ。
こぶしのオリコン1位のときもそうでしたけど、いつもいつも娘。ばっかりこういうときに都合よく槍玉にあげられて、ダシにされ、踏み台みたいにされるのは気の毒でしょう。
良い意味でも悪い意味でも調子に乗りまくっているアンジュルムさんに対して、娘。メンもそろそろ何かガツンと言ってやってもバチは当たるまい。
所詮こんなもの、他愛のないプロレス。
それでも「来年はモー娘。を倒してハロプロで一番になる」とか軽々しく言われてしまうと、おやおや娘。もナメられたものですネェと言いたくなりますし、プロレスならこっちもやり返さないと成立しないでしょ?
なんて、心が狭いヲタクですみません。
でもあえてマジレスすると、モーニング娘。を倒すのはそう簡単ではあるまい。
最低でも、CDを10万枚以上売り上げ、オリコン1位を何度も獲り、ツアーは毎回ホールツアー(ラストは大箱)で、舞台のチケも完売させ、海外でもライブを行い、ファンの数もハロー1にまで増やし、ハロプロの旗艦である誇りとプレシャーに負けずに努力し続け、先輩たちが築いてきた歴史と魂を受け継ぎ、後輩グループが調子こいたこと言ってきても笑って許す寛容さを持ち、増殖するアンチにもめげず、メンバーチェンジを繰り返しながらも人気と実力を維持していかなければ「倒した」とは言えないでしょうから。
それを来年の1年間で成し遂げるというのは、ラブマシーン時のような大ブレイクでもしない限り難しいですぜ。
という大人げない発言をしたところで、セクシーキャットの話に移ります。
今週のハロステでも韓国訪問の映像はスルーされてしまいましたが、代わり(?)に『セクシーキャットの演説』MV(ハロステedit)がキター!!
路地裏に迷い込んだセクシーなキャットが一匹……二匹……三匹……。
もうこの時点でやばい。
いろいろとやばい。
「衣装とか、言うほどセクシーか?」という意見もあるようですが、実際この三匹が目の前に現れてごらんなさい。悩殺ですよ悩殺。(悩殺って久しぶりに聞いた)
セクシーキャットじゃないみなさんもセクシーで。
Wow!
楽曲そっちのけでMVの映像に見惚れてしまうパターンを繰り返すこと数億回。
いや本当に素晴らしいMVだと思うんですが、Twitterでもヲタの反応が良すぎて、逆に自分は何も言えなくなる珍現象が起こりました。
みんなが褒めてると褒めたくなくなるひねくれ野郎。
でもさすがにこのクオリティを持ってこられると、そんなひねくれた心も解きほぐされずにはいられません。
何が良いって、MVの作りがしっかりしてることです。
いつもは割とざっくりしたイメージで抽象的なMVを撮ることが多いですが、今回はイメージやコンセプトがかなりハッキリしている。
衣装やセットや装飾の細やかさも、これまでの比ではない。
娘。のMVとは思えないくらいお金がかかっていそうです。もうペラペラ衣装じゃないんだ!(泣)
なんだ、やればできるんじゃないか……。
と思いましたよね正直w
曲そのものの感想はフルサイズで聴いてからにしますが、とりあえず一番に関してはAメロを人間たちが歌い、Bメロからサビにかけてをセクシーキャット隊が歌う構成のようです。
Aメロ部分の、セットの雰囲気とか装飾のひとつひとつとか、すごい好き。
雰囲気のあるソファー、灯り、チェス盤、謎の木、絵の入ってない額、古そうな洋書、昔のテレビ、なぜかジェンガ、昔の顕微鏡っぽい物、煌びやかなベッドと電話とバスタブ。
ここもなんか、懐かしいアメリカのハードボイルドな雰囲気(?)があって良い。
で、Bメロになってセクシーキャットの三匹が「わたしたちのお通りよ」とばかりに歩いて出てくるとこの破壊力が凄い。
そこからはもう、セクシーキャットの独壇場ですよ。
ここぞとばかりにニャーニャーしながら、カッコよく歌い上げる三匹。
舞台では男役をばっちり務める工藤さんも、ちょっと本気を出せばこんなもんです。
なんてこったい……。
完璧なセクシーキャット。
普段のボーイッシュさはどこへやら。
今後、どんな顔して続11人いる!のWESTを見ればいいんだ。(それはそれ)
と、この調子でスクショしていったらきりがないので、とりあえずこの辺で終わっとこう。
早くフルでください。
今日の試写会イベントで見られるヲタさんが羨ましいぃぃぃ!
セクシーキャットにこれだけお金と労力を注ぎこんで、他の二曲のMVが微妙になってないことを祈りつつ。