永劫に続くかと思われたThe Girls Liveのコーディネート企画にも、とうとう終わりの日がやってきました。
先日の放送を最後にコーデ企画が終わり(たぶん)、次回からはリニューアル企画が始動します。
あのコーデ地獄からようやく解放される……!と、やる側でもないのに歓喜してしまったわけですが、最終回のコーデ企画はなかなかおもしろかったというのがなんとも言えない気持ちにさせる。
最後は4人、りなぷー宮崎さん浜ちゃんれなこが合同でコーデし、選んだ服がカブったらじゃんけんで奪い合うというヒ〇ナンデスみたいな楽しさもあって、普通に楽しめました。
(ひとつ不満を言えば、娘。のオシャレ番長である飯窪さんも入れてほしかった。この企画のトップバッターでもあったわけだし)
そしてコーデされる側の曲披露。
ハロコンのシャッフル企画の再現ということで、小田ちゃん愛理ちゃんさゆべえの3人が歌う『オシャレ!』と、えりぽんまーちゃんあーりー山木さんあいあいわださくりこりこの7人が歌う『元気者で行こう!』がこれまた良かった。
(※音量注意)
これこれ、これだよ……。
こういうのが見たかったんだ我々は。
全ヲタがそう思ったであろう良企画。
コーデにしろ曲披露にしろ、こんな簡単なことがどうしていままでできなかったのか、事務所とテレ東を小1時間ほど問い詰めたい。
確かに、各グループからメンバーを集めるとなると、スケジュールの問題などで難しい部分は出てくるのかもしれない。
とはいえ丸1日かかるような企画でもないし、言っても同じ事務所のメンバー同士なんだから、やろうと思えばやれたのではないか。
曲にしたって、普段そのグループが歌わないような曲を歌わせるくらいのことはできたはず。
モーニング娘。なんて、いつもいつも同じようなシングル曲ばっかりで、その点に関しては実につまらなかった。せめてアルバム曲とかカップリング曲とか歌わせてほしかった。
娘。のスタジオライブ出演に関しては、もっと言いたいことがあるぞ。
まずはこちらのスレをご覧ください。
http://hellopronews.blog.jp/archives/66403776.html
2016年の放送で行われたスタジオライブの回数をグループごとにまとめたもの。
一番多かったのは、ハロプロでもチーム負けん気でもないビタスイ。
次にチャオベラ、アプガと続き、ハローではカントリーがトップ、そしてアンジュこぶしJ=Jと続く。
モーニング娘。'16は、たったの5回。
(娘。も少ないけど、℃も5回しかなかったのに驚きました)
ちなみにライブは「コーデライブ」と「通常ライブ」がありますが、通常ライブで一番多かったのはアンジュルムらしい。
やはりね。
なーんかやたらアンジュルムの曲披露が多いなぁという気はしてたんだ。
リリース時期じゃなくても、アンジュがたくさん歌ってた印象がある。
℃ヲタも大概でしょうが、娘。ヲタとしてもこれはたいへん遺憾であると言わざるを得ません。
スレのやりとりにもあるように、いまの事務所はハロプロの各グループが満遍なく人気になるような売り方をしているように思えます。
しかしオレに言わせれば、そのやり方が間違ってるんじゃないの?という感じ。
これまたスレにあるように、普通は人気のある商品を推していくのに、アップフロントは人気ある商品をほったらかしにして、その利益をそうじゃない(それほど人気のない)商品に注ぎ込んでいるからおかしい。
事業がそれなりに安定してきたせいか、かつてのように「売れてやろう!」「ひと山当ててやろう!」という野心がなく、すっかり安定志向の退屈な事務所に成り下がってしまわれた。
やれば絶対儲かるであろうイベント(○周年イベとか舞台の感謝祭とか)もまったくやらずにいるのは、そういった志向のせいなのかもしれない。
ハローが昔ほどモーニング娘。一強な情勢ではなくなったとはいえ、まだまだ各グループで人気に差があるのは確かです。
事務所的にはそこを均して平らにしたいのでしょうが、それはハッキリ言って愚策に思えます。
例えば娘。がトップの人気だとして、他グループを「トップと同じ高さに合わせる」のではなく、「トップを崩して他の場所に分散させる」ような、言わば山を削って低くするやり方なのがいけない。
下に合わせてどうする。
せっかく高くそびえた山の頂上を削って、低くしてどうする。
いまの事務所がやってることは、山頂(娘。とそのヲタ)を削り、周りの地(他グループとそのヲタ)に分散させて、平らな大地を作っているようなもの。
そうなると当然、頂上で素晴らしい景色を一望していた娘。や娘。ヲタからは不満が出ます。
人気や売り上げが一番でも、それがグループに還元されない。
「エセ平等」の精神でもって、どれだけ良い働きをしても、その報酬はみんな同じになってしまう。
それはつまり、頑張れば頑張るほど損をするシステムに等しい。
頑張って努力して売り上げを伸ばしても、貰える報酬は、テキトーにさぼりながらやった人間と同じ。(※比喩です)
それはちょっと、逆に不公平ではありませんか。
たまに「娘。は毎回ホールコンができるし、テレビにもたくさん出られてズルい」みたいな意見を耳にしますが、一番実績のあるグループが良い扱いを受けるのは当然でしょう。
成果をあげた人間には、相応の報酬や見返りがある。これは社会の基本です。これがあるから社会は成り立っているといっても過言ではない。
過剰な平等精神は、単に怠け者が良い思いをしたくて言うわがままに過ぎません。
ところがいまの事務所は、そんな社会の基本的な姿勢すら忘れ、ひたすら山を削って大地を均すことに固執してらっしゃる。
(話を戻しますが)ガールズライブのこの偏りも、その結果のひとつと言えるでしょうね。
山が美しいのは、上に行くにしたがって先細りになり、頂上は限られた者しか立てないほどの狭い空間であるからこそなのに。
あの形だから美しいのです。
すべて平らに均されてしまえば、それはもう山とは呼べない。
平らな大地が悪いとは言いませんが、少なくとも「天にも昇るような高み」といった美しさは感じられないでしょうね。
安全で無難な低い大地で、下ばかり気にしながら暮らすのがせいぜいといったところ。
いまのハローはまだかろうじて山の形を保ってはいますが、事務所は着々と削る工事を進めています。
平らな大地になったハロプロが、果たしてどれほど魅力的なのか――。
あまり良い予感はしませんけどね。
と、話がズレにズレたのでガールズライブに戻します。
元気者のまーちゃん超可愛い!←
さて次回からのリニューアル企画、予告では飯窪さんとまーちゃんがシーパラに行ってイルカと戯れたり、お化け屋敷で絶叫したりとやけに楽しそうです。
一応「音探しの旅」という企画らしいですが、そんなのどうでもいいから普通に楽しいとこ行って楽しんでるメンバーを見せてくれるだけでオレたちは楽しめるのよ!と訴えたい。
この楽しさがずっと続けばいいんですが、最初だけのような気もする……。
トップバッターに娘。メンを出すのは予想通りでした。
でもたぶん、そこからあと半年は(娘。が)出ないでしょう。そう思っといたほうがいい。
最初に娘。で客を掴んで、あとは他の(事務所が出したい)グループを推していくやり方ですよ。汚いやつらめ←
気になるのは、スタジオライブはどうなるのか、ということ。
番組名は変わらないっぽいので、“ライブ”はこれまで通りやるのかな。
新曲を出したときはもちろんやるでしょうが、そうじゃないときはどうなるんだろう。特にチャオベラとかアプガとかビタスイとか、これまでのようにリリースに関係なくスタジオライブがあるのか否か。
こう言っちゃなんですが、たぶんハロプロだけに絞った番組にしたほうが、中身は(ハロヲタにとって)おもしろくなるんだと思います。
負けん気やビタスイがつまらないというわけではないんですが、やはりハローかハローじゃないかという違いは大きい。
きっかだって、もしハロプロのソロアイドルとして活動していればもっともっと人気が出てるでしょう。
同じ事務所とはいえ、その壁は高いのが現実です。
まぁそんなわけで、ようやく終わりを迎えたコーデ企画。
リニューアル後のガールズライブに、2ミリくらい期待しておこうかなと思います。
とりあえず初回はおもしろそうだ。