ジムショが何もしてくれないから、自ら後輩たち数人をステーキ屋に連れて行って肉をたらふく食わせてやったリーダーかっこよすぎるぜ。
あまり表には出さないけど、誰よりも熱く深くモーニング娘。を愛している譜久村リーダー。
ついていきますどこまでも。
それにしても、ジムショが19周年20年目突入を完膚なきまでにスルーしてくれちゃったおかげで、余計にモーニング娘。'16の話題が乏しいこの頃ですね。
腐れハロステにもほとんど出ないし、見るべきものと言ったらGNOの料理教室(石田・羽賀)くらいしかありゃしません。
もはやくろっきしか味方はいねぇぜ大将……。
いや待て、もう少し待てばアレがあるじゃないですか。
そう、アレです。いよいよです。
MステウルトラFES!!
ではなくて。
いや、それも確かにありますが(19日放送です。ちなみに歌うのはラブマだってさ。ふーん)、ここで言いたいのはこれだ。
秋ツアー開幕!!
こんなでか文字で書くことでもないかもしれませんが、近頃話題に乏しいワンシックスにとっては大事ですよ。
秋ツアーが始まれば、娘。界隈も盛り上がってくれるでしょうきっと。
でも正直に言えば、ライブというのは基本的にその場に行った人だけが享受できるものなのであって、いくらツアーが始まったとはいえハロヲタ全体はおろか娘。ヲタ全体が盛り上がるというわけでもないのが実際のところです。
いまはTwitterなどで感想をつぶやいて、参戦しなかった人もそれなりにおこぼれにあずかることはできますが、それでもやはり行った人と行ってない人とでは大きな差があります。
じゃあなんだ、どうしたらいいんだ。あのボケ事務所は他のグループにかかりっきりで娘。のことなんてまともに扱っちゃくれないぜ。他に盛り上がりそうな話題もないし……。
いや、あるじゃないか。アレがあるじゃないかよ。
13期オーディションがさぁ!!
うっかり忘れかけてたけど、いままさに13期オーディションの審査真っ最中。
思い出してください。
昔はオーディションの途中経過も逐一テレビで流れて、どんな子が参加してるとかいろいろ盛り上がったことを。
審査が進んで候補者が絞られてくるほどデータも集まり、どんな顔か、どんな声か、どんな名前か、何歳か、歌は、ダンスは、キャラクターは、審査員(ってゆうかつんく♂さん)の反応はどんな感じか……そういうのを見て期待を膨らませながら、合格発表の日までアレコレ予想しつつ楽しんでいたあの頃を、どうか思い出してください。
そういうのやれよ事務所。(命令形)
あーわかってる。言われなくてもわかってる。
いまのご時世、女性アイドルは玉石混交増えに増え、自ら「アイドルです」と名乗ればもう今日から君はアイドルだ!な状況が当たり前になってしまったこのご時世。
下手に候補者の情報を公開すると、余所の事務所に横取りされる可能性があるというのは重々わかってるよ。
オーデ中はもちろん、オーデ終了後に最終候補者を余所にかすめ取られていくのを事務所は恐れているのでしょう。
最近の娘。オーデは実質「ハロプロオーデ」だし、最終候補まで残った子はもれなくアップフロントで確保したい、というかそれが一番の目的かもしれない有様だから、おいそれと候補者の情報を流すわけにはいかないというのはわかり過ぎるほどわかってるけど、それでもそう(公開)すべきだと強く言いたいです。
やっぱりモーニング娘。というのは、そうやっていくべきなんですよ。
というか、そうやって続いてきたグループのはず。
オーディションの様子を逐一公開して、可愛い子がいる、歌やダンスの上手い子がいる、なんかおもしろそうなキャラクターの子がいる、珍しい名前の子がいる、自分と同郷の子がいる、そして審査が進むにつれて候補者が絞られていき、あの子が残ったとかあの子が落ちたとか、すでにあの子のファンになっちゃったとかあの子は絶対合格間違いなしだよとか盛り上がり、合宿審査まで進めば、最終候補者たちが涙と汗を垂らしながらモーニング娘。になるため必死に課題をこなす様を眺めて感情移入し、晴れて合格した暁には親のような心地になって「良かったねぇこれから応援していくよ!」とヲタとしてのモチベーションもグッと上がる、それがモーニング娘。でしょうが。
いまならば、テレビだけじゃなくネットで気軽に公開していける。
ハロステでもいいし、娘。のチャンネルで小出しにしていってもいいし、かつてのように合宿の様子を生配信するのもアリでしょう。
盛り上げようと思えばいくらでもできる環境にあるはずです。
しかし現状はどうでしょう。
これも恐らくつんく♂さんがPを降りたあたり(娘。12期やアンジュ3期ごろ)からだと思いますが、オーディションは秘密裡に、どんどん閉鎖的になっていき、まるでスパイか暗殺者でも選定しているような、禁忌の実験でもしているかのような有様で。
そして我々ファンや、メンバーまでもが、合格発表の日にいきなりどこの誰とも知れない女の子を「新メンバーです」と紹介され、受け入れなければならなくなってしまいました。
最近のメンバー加入が、どうも「商品の補充」のように感じてしまうのは、そういったやり方だからでしょうか。
ただでさえ「まだやってんの?」「いまのメンバー全然わかんない」と豪語して憚らない世間一般には当然ながらオーディションをやっていたことも新メンバーが決まったことも伝わるはずもなく、こうしてまた順調に「まだやってんの?」「いまのメンバー全然わかんない」が継続されていくというわけですね。
世間だけでなくファン側にしても、オーディションの途中経過を公開するのとしないのとでは思い入れの度合いが違います。
これは、ひとつの大イベントなのです。
結果だけ見せれば良しではない、経過まで含めての、モーニング娘。というグループの一大イベントなのです。
なのに事務所は、そんなこともすっかり忘れてしまったらしい。
時代が変われば状況も変わる。
だから、昔と同じことをやるのが必ずしも正しいとは限らない。それはわかる。
だけど、いまの事務所が“失くしてしまったもの”の多くは、失くしてしまうわけにはいかない大切なものであったような気がしてなりません。
多少のリスクなんて恐れずに、「ハロプロを、モーニング娘。を盛り上げよう!」という気概を見せてほしかった。
余所の事務所に声をかけられてホイホイついていっちゃうような子なんてほっとけよ。
誰になんと言われようとモーニング娘。に入りたいんです!という子が残ってくれれば充分じゃないか。
やたらめったら数だけ確保して、質を考慮しない最近のやり方はどうもみっともないというか、品がない。
「貰えるものは全部貰っておけ」精神ではなくて、きちんと必要なものだけを選び取れる審美眼を持っていただきたい。
せっかくのオーディションなのに、またもこうして一切情報が公開されず、ファンが盛り上がることもなく、時間だけが無為に過ぎていくのが残念でなりません。なんてもったいない。
本当に、心の底から思うけど、事務所さんはモーニング娘。を(というかハローを)プロデュースするのが下手くそになりましたよねぇ……。
でもまだいまからでも遅くない。
せめて最終候補者による合宿審査くらいは公開できますよ。
決まってから後出しで、不合格者の顔にモザイクをかけながら見せるのではなく、どうかリアルタイムの興奮をお届けしてほしいなと願うばかりです。