最近の自分はモーニング娘。のこと以外は「どーだっていいの」というスタンスではありますが、少し気になったので触れてみよう。

 

 

 

昨日から始まったアンジュルムのツアーのセトリについて。

(ネタバレやだーという方は回避してください)

 

 

http://helloprocanvas.ldblog.jp/archives/49517992.html

 

 

スマイレージ時代の曲がひとつもない、ということで話題です。

 

 

ヲタクルムのあいだでも賛否両論あるようで、スマイレージ時代から応援している(またはスマ時代も愛している、あるいはつんく曲を愛する)ヲタは、このセトリに否定的な人が少なくない様子。

 

 

個人的にも、事務所の明らかな意図を嫌でも感じざるを得ず、良い印象ではないですね。

 

 

 

ここ最近の事務所の動向を鑑みるに、単に「アンジュルム色を強く推していきたい」というだけでなく、「つんく♂が関わってきた要素を極力減らしていきたい」という意図があるのでは?と勘繰ってしまいます。

 

 

この件だけでなく、2015年以降の諸々を見るにつけ、そう感じることが多い。

 

 

運営の体制が変わったんだから当然といえば当然ではありますが、ハロプロというのはつんく♂さんの作る楽曲やその発想によるアレコレが大きな魅力として機能している集団であることもまた事実であり、それはいまだに衰えていないと思います。

(先日、久々に娘。に関するツイートをしただけで物凄い反応があったことからもそれが伺えます)

 

 

つまり、まだまだつんく♂さんに対するハロヲタの愛着は健在だということ。

にも関わらず、現運営は(娘。以外のグループの)つんく♂色を極力減らしていく方針のように見受けられるし、今回のアンジュルムのセトリはその明確なあらわれではないか、と感じるのもあながち妄想とは言えないのではと思う次第です。

 

 

 

 

仮に事務所の意図が「つんく♂色排除」という過激なものではなかったとしても、少なくともいまのアンジュルムにスマイレージの曲を積極的に歌わせるつもりがないのは確かでしょう。(←かなり控えめに言ってます)

 

 

所詮自分は娘。ヲタなので、アンジュルムがどういう方向性に進んでいこうがあれこれうるさく言うのもお門違いかなと思いますが、「事務所の意図」というのはハロプロ全体にも影響してくることであり、さすがに「どーだっていいの」とは思えない案件なので、そこが不安です。

 

 

 

自分はいまのハローよりもつんく♂さんがプロデュースしていた頃のハローのほうが好きだし、モーニング娘。自体も、他のグループに比べればまだまだつんく♂色が濃いグループです。

 

 

しかし現事務所がつんく♂色のある諸々を薄めていく方針であるとすれば、自分にとっても娘。にとってもマイナスと言いますか、不利と言いますか、分が悪い。

 

 

こういう見方は恣意的かもしれませんが、モーニング娘。の存在は、いまの事務所にとってはおもしろくないでしょう。

少なくとも事務所が積極的に推していきたいと思える存在でなく(というか、推し方/売り方がわからない、という感じか)、それは最近の、娘。を持て余している様子からも伺えます。

 

 

明確な方向性のビジョンもなく、ずっと探り探りやっている印象。

アンジュルムのように現体制事務所によってガラリと別物に変えてしまえればもっとマシになるのでしょうが、それは御免です。

モーニング娘。までつんく♂色皆無の別物グループになってしまったら、悲劇としか言いようがありません。それだけはやめてほしい。

 

 

 

 

 

結局このアンジュルムツアーのセトリで何を感じたかと言えば、とにかく“不安”です。

 

 

ハロプロが別物になっていく不安。

つんく♂さんの作り上げてきたハロプロが消されていく不安。

 

 

そしてそれ以上に、モーニング娘。の今後に対する不安。

 

 

メンバーやグループ自体に不安があるのではなくて、果たしていまの事務所にモーニング娘。を満足にプロデュースしていけるのだろうか……という不安です。

 

 

 

 

いつも言いますが、これがすべて杞憂であり、自分の主張が間違っているのならそれに越したことはありません。

 

 

こういうネガティブな意見は、「そうでないといいな……」と思いながら書いているわけです。

 

 

しかしこれらの主張が的を射ている可能性もまた完全には否定できないので、アレコレ余計なことを考えてしまうんですよね……。

 

 

 

 

 

まぁそういったことはまったく感じていないファンもいるようですし、こういう話は「ヲタクの勝手な被害妄想」と反射的に(または感情的に)一蹴してしまう人もいるので、あまりしないほうがいいのかもしれませんけど。