さあ後編だ。


こうしていちいちブログに書かなくてもあの映像を見ればそれでいい気もしますが、野暮を承知で書かせてください。なにより、自分メモ用に。


「お前の感想などいらん」という方はスルーしてくださいませ。


例によって長文なので(前編以上に)、おそらく途中で飽きるでしょう。
二日くらいに分けて読むのがいいかもしれません←









では後編。




春ツアー武道館でのイヤモニ事件
あったあった。会場で見てたけど、まーちゃんホント辛そうだったね。
そんなストレスがあったからこそ、イヤモニが復活してからの『愛して愛して後1分』ではあんなにセクシーでグルーヴィーでエキサイティングなパフォーマンスだったのかもしれません。


ハロコンにて『君の代わりは居やしない』での歓声が凄くて嬉しかった
ほう。そんなことがあったのかい。そりゃ嬉しいね。
そしてやはり、アンジュルムを意識してるんだなぁということが伝わってきます。


13期再募集してるけど、とりあえずいまの11人で固めさせてくれ
まぁメンバーとしてはそう思うだろうなと。あまりに忙しない。モーニング娘。は。
このブログでも何度も言ってますが、メンバーが出たり入ったりするのはグループにとって大きな負担になるわけです。それが頻繁に繰り返されるとなると、成長もクソもあるかよという感じでしょう。せっかくバランスが取れてきたところでハイ卒業ハイ加入。少しは落ち着いて固めさせてくれと思うのも当然ですよね。
しかもここまでやってるのはハローでもモーニング娘。だけで、にも関わらず他のグループと同じように比べられて批判されるとか不条理にもほどがある。これもいつも言ってるけど、条件が全然違うグループ同士を安易に比べるとか愚の骨頂です。


みんないつまでもやっさんやっさん言ってんじゃねえよ(意訳)
まーちゃんの本音の本音が炸裂しましたね。いや、まーちゃんのというか、メンバーみんな少なからず思っていることなのでしょうけど。
そうだね、やっさんはもう卒業した。突然ではあったけど、確かに娘。に何かを残して卒業していったよ。それは辛いことだけど、現実として受け入れるしかない。だからメンバーみんな受け入れた。受け入れて、また新しいモーニング娘。として頑張っていこうと決めた。なのに一部のヲタクときたら、いつまでもウジウジと「やっさんが~やっさんが~」と呪いのように言いやがる。そんなこと言われたらこっちだってやる気なくすわ!やっさんはもういないんだよ!やっさんがいなくなって、それに伴いファンも減って、それでもしメンバーが「ファンの人がいなくなっちゃった……」っていつまでも嘆いてたらどう思う?「いやいや、オレたちがいるよ!まだまだファンはいるよ!」そう思うでしょ?それと同じで、やっさんがいなくなってもまだわたしたちがいるよ!わたしたちを見てよ!いなくなった人の幻影ばっかり追わないで、いまここにいるわたしたちを見て!
みたいなことを思うのも、これまた当然のことですよね。

やっさんと一緒にいた時間が長いのは、ファンよりもメンバーでしょう。やっさんの卒業は、メンバーだって悲しかったはず。でもそれでもやっさんが決めたことだから受け入れて、前を向いて頑張っている。
でもプロが(まーちゃんは「女の子が」と言ってましたが)、「わたし頑張ってるんです!」なんてそう口にするものじゃない。だからそれをアピールするようなことはしない。でもそうやって人知れず頑張ってるときに、ファンから「やっさんがいたらなぁ……」なんて言われたら、その頑張りも萎んでしまうよ、と。

なにもかも正論すぎて、反論できるヲタはこの世にひとりもいまい。
屁理屈をこねることはできても、所詮は屁理屈。圧倒的に正しいのは、どう見てもまーちゃん。

こうして熱く語るまーちゃんを見て、オレは泣きそうになったよ。
「ごめんね」とも思った。まーちゃんに限らず、娘。みんなに対して。
いや一応言っておきますが、わたくしは別に現娘。に対して「やっさんがいたほうが……」とは思ったことないです。先日の記事にも書いたけど。
そんなことは、いま頑張ってるメンバーに失礼だ。そう思うし、みんな普通はそう思うものだと思ってた。でもどうやら、(どういう方法かは知らんが)その失礼なことを言う人間はいるらしい。そういう声が、メンバーの耳に届いてしまってたらしい。
例えは悪いけど、それっていま付き合ってる彼女に対して「前に付き合ってた子のほうがよかったな~。可愛かったし優しかったし。いまもあの子がいたらな~」って言ってるのと同じじゃない?いまの彼女にしてみれば、これ以上に傷つく言葉はないよ。
まぁその例えは極端だとしても、似たようなものではある。「やっさんがいたら」と思うのは自由だけど、それをメンバーに伝えてしまうというのはその子を傷つけ、現娘。を否定することだと理解しておいてほしい。“いまのモーニング娘。”について語るなら、やっさんを持ちだす必要はないはず。結局は、ダメになったのはやっさんがいないモーニング娘。ではなく、いまのモーニング娘。をまっすぐ見れない自分なのでしょう。

まーちゃんが言うように、メンバーもファンも気持ちは同じ。ある意味では対等でもあるわけです。
やっさんの卒業によってファンを辞めるファンも多かったとのこと。(それもメンバーに伝わってたわけですね。わざわざ言わなくてもいいのに。黙って消えればいいのに←)
そのことを、メンバーが悲しんでないと思ったら大間違いだぞこの野郎!とまーちゃんは言っておられました。この野郎は言ってないか。
でも確かにそうよね。メンバーが卒業してファンに別れを告げるのと同じように、ファンがファンを卒業してメンバーに別れを告げるのは、双方告げられた側は悲しいに決まってる。なぜかファンというのは、それをいつも忘れてしまう。
おまけに、ファンの側はそういったことを口に出せるけど、メンバーは立場上言えない。そう考えると対等でもないですね。ファンのほうが(お金を払ってる客である分)楽だわ。

まーちゃん(というかメンバー)は、ホント大人だよ。
ファンよりもずっと大人だ。前に『続・11人いる!』演出家の西森さんが、メンバーについて「彼女たちは大人よりももっと大人だ」ってつぶやいてたけど、ホントそう思う。

うん、ちょっとここ長く書き過ぎた。まーちゃんの熱量につられて、つい。


モーニング娘。はセブンイレブンでいう消臭力
ええっと、つまりはモーニング娘。というのは商品であり、商品は商品だけがただ存在していればいいというわけではなく、商品を売ってくれる店員さんがいないと成り立たない。その店員さんがマネージャーさんだったりスタッフさんだったりで、そうなるとアップフロント=セブンイレブン(つまりお店)だという解釈でいいのかな?
言いたいことはわかる。それをこの年齢でちゃんと把握してるというのが凄いと思う。いい歳した大人だって、わかってない人はいるというのに。
まーちゃんは自由奔放みたいに思われがちだけど(それも真実ではあるけど)、自分を客観的に見ることがちゃんとできてるよね。


12期(脳ミソ)さえ固まればこっちのもん
だいぶ意訳しましたが、これも言いたいことはわかるよ。
とにかく、13期とか入れてる場合じゃない、と。その前にまず12期を固めないといけない。
「固める」というのは、「前に出る」とか「存在感を出す」とか「チャンスを増やす」とか「自分を出していく(自己主張する)」とかまぁ、要するにもっと目立つようになる(する)、ってことでいいのかな。あとは「ステージでも普段でも、もっと先輩たちに溶け込ませる」というのもあるか。
これもまた、客観的に見てるなぁと思いますね。
12期それぞれについての見解も、すごく的確だと思う。いまの事務所に任せるよりまーちゃんが兼任でプロデューサーやったほうがいいんじゃない?ってちょっと本気で思った。


12期はアンジュルムを超える4人だ
いま「12期アレだよね……」とか言ってるうちにドーン!ってくるらしい。
12期ナメんなよ!ってことですね。でもそのドーン!ってくるのは3~4年後らしい。ちょっと遅いなw
たぶんだけど、「いまのままだと」ってことなんでしょうね。だから「いまの生活をなにか変えて、どうにか頑張れば」と叱咤激励する佐藤先輩なのでしょう。
なんかホントにプロデューサーみたいな目線よね。つんく♂さんを彷彿とさせるわ。(おおげさ?)



ここで余談ですが、12期について自分が思うのは、12期のメンバー構成はちょっと安定しすぎているのでは?ということです。
安定というか、みんな良い子すぎる。あらゆる意味で。一人ひとりは個性的でも、それが4人合わさると相殺されてしまう。そんな4人が集まってる気がしないでもない。
これは批判ではなくただ状態の観察に過ぎませんが、一人くらいちょっと手に負えないような問題児とか、あるいは物凄い突出したスキル(歌でもダンスでも)を持った子がいたら、また違ってたのかなと思ったり。
みんな良くも悪くも“出来る子”なんですよね。だからある程度までは出来るんだけど、そこから上にグイーン!と伸びるのが難しい。カラオケの採点で、90点は取れるけどなかなか95点以上が取れない、みたいな。
この4人が12期に選ばれてよかったと心の底から思ってますが、あまりにバランスが良すぎる(別の言葉でいえば無難)ので、仮につんく♂さんが(昔のように)選んでたら、違う、もう少しいびつなメンバー構成になってたんじゃないか……と思うことはあります。いまさら言ってもしょうがないことだし、4人ともみんな大好きですけどね。余談おわり。



過去に戻ることはできないが、過去から学ぶことはできる
映画『アリスインワンダーランド』(←まーは終始言えてなかった)で出てきた言葉だとか。
ええ、ホントに、まーちゃんのおっしゃるとおりだと思います。そろそろ書くの疲れてきました。

「過去から学んで、未来を創りたい」
なんて頼もしい言葉でしょう。
向上心。まーちゃんはいつだって向上心の塊じゃないか。
最近はヲタがざわざわするブログも書いてたけど、あれもこれも全部向上心からくるものなのでしょう。オレは当時もそう言ったけどね!←
すっかり立派な先輩になって。
もうまーちゃんなんて呼べない。まーさんとお呼びしたい。


いろいろアンジュルムには怒ってるんで!(良い意味で)
「アンジュルムに勝ちます!」と豪語してくれたまーさん。ブラヴォー!ですよ。
『つんくさんが作ってくれた曲で倍返しします!』というのも頼もしいじゃないか。さすがつんくチルドレン。
いやー、なんだかんだ、個人的に一番グッときたのはこの辺ですよ。まーちゃんも(たぶん娘。みんな)アンジュルムに対しては思うところがあるんでしょうね。
もちろんそれはポジティブな意味での対抗心とかライバル心であって、要するに「負けねぇよ!?」ということなのでしょう。ファンとして、メンバー自らがそう言ってくれたのが嬉しい。

まあね。いまのアンジュルム、めっちゃ勢いあるし、めっちゃ事務所に推されてるしね!w
スマイレージ時代はなんだったんだよ?と思うくらい推されてるやん。娘。なんて二の次ですよ。
もちろんそれはアンジュルム自体に魅力と勢いがあるからではありますが、スマ時代とのあまりの落差に正直戸惑いを隠せません。改名と引き換えに事務所とどんな密約を交わしたのかしら……(ジョーク)
それに、よくヲタに比べられるんだよ娘。は。比べられるというか、アンジュの凄さを引き立たせるために安易に引き合いに出されたりするんだよ。あれはぶっちゃけムカつく。まぁ一部のヲタだけですが。
事務所にしても、明らかに娘。との対抗心を煽ってるよね?ドンデンガエシだかなんだか知りませんが、アンジュの復活ストーリーに娘。を悪役として利用するのはやめて頂きたい。ましてや事務所自らそっちの方向に持っていくとかなに考えてんのよ。
そういう風潮に、ヲタのみならずメンバーもつられるのでしょうかね。前編の記事でも書いたけど、アンジュメンもちょいちょい娘。を揶揄する(ようにどうしても読み取れてしまう)発言をすることがあるから、こちらのライバル心はメラメラとすべてを焼き尽くし灰にする勢いで燃え盛っております。メンバーも少なからずそうであると知れて、オレはとても嬉しい。倍返しだ!いや、こっちこそドンデンガエシだ!遅れたけど、あやちょ誕生日おめでとう!クラッカー







ああ疲れた……。


まーちゃんの素晴らしさに興奮して、アホみたいに長くなってしまいました。この文字数。


いい加減終わります。
ここまで読んでくれた方が、果たしてこの世にいるのだろうか。



アイドルもういっちょさん、中島さん五戸さん、まーちゃんの本音を引き出してくれてありがとうございます。
ずっと番組見てなくてごめんちゃいまりあ。(これ自分でも全然謝ってる気がしない……)



とりあえず、まーちゃんがいる限りモーニング娘。は大丈夫だし、これからもっとおもしろくなるぞ、と思えました。


「悪いところも良いところも全部含めてモーニングだから」というまーちゃんの言葉がすべてである気がします。



本当に、底知れないねこの人は。


いずれ本気でモーニング娘。のプロデューサー的仕事もやってみたらどうです?
プロデューサーというと大げさだけど、「こうしていきたい」みたいなことを事務所に提言してほしい。事務所も、ある程度は受け入れてやってほしい。どうせいまたいしたプロデュースも出来てないんだしさ(毒舌)




まぁそんな感じで、久々にアドレナリンが湧き上がりましたよ。


実に濃い時間でしたね。


DVD化されないかな?(されない