最近のまーちゃんブログが意味深すぎてほとんど暗号と化してる県。






しかもそれがどんどん深化していってる。


さしものまーヲタさんたちもこれには戸惑ったと見える。
いつもなら天気組ブログで1、2を争う「いいね」とコメント数を誇るまーブロも、今回は数字があまり伸びない。(7/11昼現在)


あまりにも意味深で、Twitterで検索してみたらハロヲタがどんどん深読みしてナーバスになってるよまーちゃん。



オレも無粋と知りつつ解読を試みはしたものの、当然ながら答えなど出ようはずもなく、それらしい解釈すら浮かばない……いや浮かんでもそれがただの己の願望あるいは希望的観測でないとどうして言い切れましょうか。


考えるな、感じろ。


とブルース・リーは言ったけど、まーブロに関しては難解すぎて感じるのもままなりません。



ただまぁ、ここ最近のまーブロ及びラジオやインタビューなどの言動から察するに、中堅特有の慣れや行き詰まりでグルグルしていたものからの脱却を図っているいるのだ、というのが妥当な解釈でしょうか。


加入当初のような新鮮さや慌ただしさもなく、10年目以降のような円熟した落ち着きもなく、5年目6年目というのは一番迷い、なおかつ明確な答えが出しにくい時期なのかもしれませんね。


いわゆる中だるみ的なものを自分自身で感じ、そのなかでもがいている状態というかなんというか。


そこをどう乗り越えるかは人それぞれで、りほりほや香音ちゃんやめいめいのように、違う道という解を導き出す者も少なくないのでしょう。


いずれにしろ、いまが踏ん張り時か。


まーちゃんなりに悩み、どうにかそこを脱却せんともがいている最中。




というのはあくまで一般論としての解釈なので、そんなものがまーちゃんに通用するのかどうか甚だあやしいものではありますが、オレの脳ミソではそう考えるのが精一杯だよまーちゃん。


でもそう、「さよぉ〜ならーーーーーー」とか「いままでぁりがとおーーーーーー」というのが、そのまま誰かへの決別であるという解釈は単純すぎると思いますけどね。


本人も「遠回しで言うまーちゃん」って書いてますし。


ましてや、それが最後の「お団子ーーーーーーーーーーー泣」にかかってくるとは考えにくい。(まさかお団子卒業か!?と懸念したヲタもいるらしい)


たぶん、それまでの文脈と最後のお団子は繋がってない。唐突にお団子の話題を(超絶わかりにくく遠回しに)出しただけではないかと専門家のあいだでは論じられています。


あるいは単に、そうやってもがいている状態でお団子に泣きついているのだ、と解釈することもできましょう。
つまり、「お団子助けてーーー泣」みたいな意味として。





かように、昨今のまーブロは考えれば幾通りもの解釈が可能となってしまい、ほとんど無駄な努力と言うほかないのが現状。


深読みしようと思えばいくらでもできてしまう。
悪い方向に考えだしたら最後、どんどん(ヲタにとっての)悲しいシナリオばかりが浮かんできて、軽く鬱状態になるのがオチです。


実を言うと、ちょっと前にそんな状態になりました自分。
三日間くらい虚無をさまよっておりましたですよ。あれは辛かった。


出口がないのが辛いんじゃなく、出口がすべて無常の真理を示していたことが辛い。
良くも悪くも、世の中はすべて無常。そのことが死ぬほど辛い。普遍はあれど、不変はない。「幸せ」という概念は普遍でも、不変な幸せなどないということです。なんと残酷なことか。



とにかくそういった状態を少し前に経験済みなので、今回自分はそこまで胸がざわざわすることはありませんでした。


だって相手はまーちゃんだし。
他人がいくら考えてもわかんないよ、結局。






それよりも個人的に気にかかるのは、メンバーがちょっと(まーの場合はちょっとじゃないけど)意味深な発言をするたびに、ヲタ界隈が「すわ卒業か」とざわついてしまうようなアイドルグループってどうなんでしょう、といまさらのように感じていることです。


それまでの楽しさの反動のように、奈落の底に叩き落とされるヲタクたち。


アイドルファンってこんなに辛いものでしたっけ?(泣)


それ(卒業と加入を繰り返す)がモーニング娘。なのは重々承知だけど、なんかもう、ホント辛いよ。辛すぎるよ。16年ヲタやってても全然慣れないし。



もうやめにしないか。
もういいじゃないか。昔のように老若男女誰もが知る社会現象的人気を誇ってるわけでもなく、今後またそうなる可能性も低い(これは娘。は悪いのではなく、そういう世の中になってきたという意味)。13期オーデだって、案の定該当者なしだったじゃないか。
とすれば、これからはメンバーが次々移り変わるよりもある程度固定してコアなファンを獲得していくのが生き延びる道なんじゃないか。違うだろうか。モーニング娘。のこの卒業加入のシステムは、あまりにも時代と逆行していないだろうか。このやりかたで、これからもモーニング娘。を続けていくことは本当に可能なんだろうか。



という気持ちがまったくないといったら嘘になります。


昔はそれでも成り立ってたんですよ。
モーニング娘。自体が時流に乗ってたし、奇跡のように、嘘のように魅力的な子たちが加入してきてくれてましたからね。


でもそれは、果たしていつまで続くでしょう。


「宝くじは買わなきゃ当たらない」と同じような意味での「オーディションをやらなきゃ良い子が入ってくることもない」という主張はわかる。
わかるけど、それ(加入)がある限り、卒業もあるんですよ。しかもそれは、あらかじめ決定付けられた運命でもあるわけです。


人は生まれたら必ず死ぬように、モーニング娘。になった者はその瞬間から絶対に卒業する運命にあります。


思えばそれもなかなか残酷なことですよね。
本人がどれだけモーニング娘。を愛し、その活動を続けたいと思っても、せいぜいが10年ちょっと。
いずれは卒業しなくてはならないのですから。


℃-uteやJuice=Juice、アンジュルムのあやちょなどが「これからもこのメンバーで(グループで)ずっと頑張っていきたい」的なことを言うたびに、娘。ヲタの自分は哀しくなります。


モーニング娘。のメンバーは、そんな願いを抱くことができないのです。
いや抱くことはできても、それが叶うことはない。なぜならモーニング娘。は同じメンバーで長く続けていくことなど不可能なグループだから。


それは本人たちもよ~くわかってるから、そもそもそんな願いを抱くことなどないのかもしれませんけどね。




モーニング娘。の卒業加入システムは、果たして誰にとって幸せなのでしょう。


ヲタクにとって?メンバーにとって?
はたまた、長くモーニング娘。で稼ぐことができる事務所にとっての幸せなシステムなのでしょうか。




まったく、よくもまぁ20年近くも続いてきたなと思うよね。


普通だったらありえないよ。
卒業加入システムは一見長く続けるための最善策のように思えるけど、現実的にはむしろ正反対で、ファンの解離的要因のほうが大きいはず。
それが奇跡的に継続できたのは、さっきも言ったように、魅力的なメンバーが途切れることなく加入してきてくれたからでしょう。
そうして、代々継ぎ足されてきた秘伝のタレのような魅力がモーニング娘。というグループ自体にも付随して、20年近く続けられてるんだろうなぁと思います。



でもそれが本当に良いことなのか、良いことだとしても誰にとって良いことなのか、見失いつつあるわたくし。



三十路を目前にして、すっかり神経が衰弱してきた哀れな娘。ヲタをどうぞ嗤ってやってください。




どうか13期に、モーニング娘。を永続させるくらいの輝きに満ちた逸材が入ってきますように……。