ついつい忘れそうになるが、現在モーニング娘。の13期オーディションは再募集中なのである。


詳細はこちらをどうぞ。





相変わらず、大々的な宣伝はあまりしていない様子。


要所要所でメンバーが言及してはいるものの、ファン以外の目に耳にどれくらい届いているのかは定かではない雰囲気。


テレビの衰退が著しい昨今とはいえ、やはりまだ宣伝媒体としての機能は侮れない。
そんなテレビの各番組に出演して告知ができれば一番いいんだけど、それもまぁ簡単なことではないんでしょうね。




うーん、大丈夫だろうか。


また該当者なしになってしまわないか。


いや、該当者なしならまだいい。
一番困るのは、事務所の人もそこまで納得いってないのに「とにかく誰か加入させないと……」と焦り、妥協して新メンバーを決めてしまうことだ。


まさかそこまで浅はかではないと思いたいが、つんく♂さんがいない今、そういった心配がまったくないと言ったら嘘になる。
明確な(現在の)責任者が明示されてないのも、その不安に拍車をかけている。


それに、「該当者なしならまだいい」とは言ったものの、本当にいつまでも13期が決まらなかったらそれはそれで困る。
今後数年間は誰も卒業しないというのなら話は別だけど、そんな保証はどこにもないわけで。






こないだもチラッと言ったように、いまはとにかくアイドルが多い。


若い女の子がアイドルになろうと思えば、(質を考慮しなければ)そう難しいことではないだろう。


世間的に名や顔が知られているアイドルは一握りとはいえ、市場のターゲットは世間一般よりもコアなファンに限りなく絞られているのが現状。
大ブレイクしなくても、それなりの客層を取り込めればアイドル活動自体は可能というわけだ。


そういう目で見れば、いまのアイドル界は群雄割拠といえる。


常に新メンバーを募集しているアイドルとしては、ハロプロとAKBが二大巨頭であるとは思うが、かといってアイドルを目指す少女がみなそのどちらかを目指すとは限らない。
それほどまでにアイドルの裾野は広がっており、その分、有望な少女たちは広く拡散されていく。


たとえば、いまや売れっ子の千年アイドルちゃんこと橋本環奈ちゃん。
あれほどの子でさえ、ハロプロにもAKBにも入らず、(当時は)ほぼ無名のアイドルグループの一員に甘んじていたわけで、結果的に世間に見つかったから良いものの、もしかして無名のまま消えていった可能性もゼロとは言えないのだ。



何が言いたいかといえば、いまはアイドルの卵を引き入れるのも大変だ、ということ。


ボヤボヤしてると他のアイドルにかっさらわれる。
ハロプロが大好きで、アイドルになるならハロプロ以外に考えられない!という子ばかりならいいが、そうではない。
誰から見ても有望な子が、ハロプロに来てくれる保障はどこにもなく、だったらハロプロの魅力をアピールしてどうにかこちらに来てもらうしかないではないか。


しかしこうしてモーニング娘。の新メンバーオーディションを開催中だというのに、果たしてそれがどこまで世界の10歳~17歳の少女たちに届いているだろう。


国外はもちろん、日本国内でさえあんまり知られてないんじゃないか。と思えてならない。


なので、事務所さんにはどうにか頑張って、世界の有望な少女たちの関心を惹いてほしいなと思う次第。


ひとつの勝負どころでしょう。
ある意味モーニング娘。の未来が懸かっているわけで、それはすなわちハロプロの未来でもあるのだから。








それとは別に、個人的にはオーディションのときくらいはつんく♂さんにP復活してほしいなーと思うよね。


せめてモーニング娘。のメンバーは、つんく♂さんに選んでほしい。つんく♂さんにも関わってほしい。


それはこれまでに培われてきた“信頼”でもあり、単純につんく♂さんのプロデュースの“おもしろさ”でもあり。


それが欠けているいまのハロプロは、やはりどこかが物足りない。
日常的なプロデュースがないのなら、せめてメンバー選考くらいは……ね。





ああそれと、対象年齢10歳~17歳。
しかしこう、あんまり若いうちに加入してくるとさ、大体17歳くらいで「別の道」を考えちゃうんだよねぇw


年齢的にも経験的にも、立ち止まって将来のことを考える時期。


それはまぁ、良いことではあるんだろうけど、こうも17歳のメンバーにホイホイいなくなられるのも困るよ。


むしろ17歳以上の子のほうが、将来を見据えた上でこの世界に入ってくる場合が多く、長続きするのではと思ったり。


「5年やってもまだ17歳」と、「5年やったら二十代前半」とでは、心構えも違うでしょう。


個人的にはできるだけ長く応援していたいと思うので、あまり若すぎる子ばかり採用するのもリスクがあるなーと思いました。






まぁとにかく、今度こそ有望なる少女(たち?)がやって来ますように。