今月の『B.L.T.』は、超絶久しぶりにモーニング娘。が表紙&巻頭ですよみなさん。
B.L.T. 2016年 06 月号/著者不明

¥620
Amazon.co.jp
毎号多少は取り上げてくれるものの、ハローとはすっかり縁遠い雑誌になってしまった感のあるB.L.T.が、(ハロプロ的に)見事な復活を遂げてくれました。
素晴らしいですね。
我らが譜久村リーダーをセンターに、白い衣装の天使が12人。
ありがたやありがたや。
ちなみにまーちゃんのインタビュー曰く、「リズムをきっちり刻めるのがやっさんだけだったんですよ。やっさんが卒業してユニゾンがバラバラになっちゃったりするので、歌のリズムをちゃんと気をつけるようになりました」
ほう。そうなのか。
まーちゃんはホントにやっさんのことよく見てるねぇ。
娘。の他にも、℃-uteから島島コンビ、アンジュルムからあやちょりかこかみこくりょう(なんとなくひらがなで書いてみた)、カントリーからやなふなコンビが載ってます。
そして、Base Ball Bearの小出祐介さんによる連載ページでは、アップフロントの橋本さんが登場してハロプロの音楽について語ってて興味深い。
まず事実としてはっきり判明したのが、橋本さんは現在ハローの音楽制作に関する統括で、いままではつんく♂さんが中心だったチームが一括して主導していたけど病気になってからはつんく♂チームと橋本チームが同時進行で楽曲制作を進めているらしい。
同時進行というのは、「2チームが一緒に混ざってやっている」のか「2チームに分かれてそれぞれで制作している」のか、どっちなんでしょうね。
まぁそれはさておき、外部からも曲を提供してもらうようになった最近のハローについて、小出さんが言っていたことが自分と似た考えだったので、思わず「オレもそう思っていたよ小出くん!」と叫んでしまいました。嘘です叫んではないです。
引用↓
“僕の中では、最近続いているハロプロクラシックスのセルフオマージュみたいな流れに、ちょっと違和感も感じているんですよ。リアルタイムでつんく♂さんの楽曲をどっぷり聴いてきた僕からすると、ハロプロの要素で構成されて、ハロプロの姿形をした別の何かになってきている感じがしてしまって。別物になるのはまだ全然わかるんですけどね。”
こないだ『泡沫サタデーナイト』の感想を書いたとき、たしか自分も同じようなことを言った記憶が。(あやふや)
セルフ引用↓
“それに、いくら似せてきても、どうしたってつんく♂さんのようにはいきませんし。
むしろ、似ていれば似ているほど、つんく♂さんにしか出せないあの個性との乖離を感じてしまうのかも。
つまり、つんく♂ヲタであるほど、似てるが故に物足りなさを感じてしまうという。
そういう意味では、いっそ全然違った方向性でいくほうが良いかもしれません。非つんく曲に関しては。”
まぁ大体おんなじだ。たぶん。
小出さんはそこから『次々続々』……というか作詞家の児玉雨子さんの話になっていくんですが、個人的に作詞について思うことがありまして、それはつんく♂さんの詞についても同じ。
それはズバリ、
最近のハロプロ曲の歌詞ってポジティブなものばっかりじゃない?
というもの。
どれもこれも、なんだかんだ前向きな歌詞が非常に多い。
℃はやたら「ありがとう」と言うし、「行き詰ったら次の角を曲がればええやん」とか「何故 人は争うんだろう」とか「ヘイ!人生はSTEPだよね!」と言う。
アンジュルムは「大器晩成とかしゃらくせえ!」とか「転んでも最後に笑えばええねん」とか「杭も出過ぎてしまえばこっちのもんよ」とか「ドンデンガエシ!」とか「すいとうと すいとうと」とか。
そんな具合に、J=Jもカントリーもこぶしもつばきも、とにかく前向きで活力に溢れた生命力のみなぎる歌詞がほとんどなんですよ、最近は。
そして娘。もそう。
つんく♂さんの書く詞も、暗いものやネガティブなものはほとんどありません。
どれも明るく前向きな(あるいは前向きになろうと奮闘する)ものばかり。
例外は『青春小僧が泣いている』と『冷たい風と片思い』くらいでしょうか。とはいえあれも別にネガティブなわけでもなく、ただポジティブなわけでもないというだけのこと。
もちろんそれも好きだし良いんだけど、たまにはこう、暗くてネガティブな、あるいはやさぐれたような歌詞も欲しくなるじゃない。
『リゾナントブルー』とか好き。
すっかり醒めた女が、群がってくる馬鹿な男を足蹴にしてる(でも本心では助けてほしがってる)あの感じ。
プラチナ期の頃は、むしろネガティブ系の歌詞が多かったんですけどね。
『泣いちゃうかも』だって『なんちゃって恋愛』だって『しょうがない夢追い人』だって、明るく前向きな曲ではなかった。だがそれが良かった。
そんな歌詞の曲を、また聴きたいな~と最近思うわけです。
まぁアイドルには救いや希望を求める人が多いので、暗い歌詞を書いたところであまり評判はよくないかもしれませんがね。
と思いました。
そんなわけで、今月のB.L.T.は買いです。
松岡茉優さんのインタビューも載ってますよ。
当然のように、娘。とりほりほの名前も出てますw
B.L.T. 2016年 06 月号/著者不明

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毎号多少は取り上げてくれるものの、ハローとはすっかり縁遠い雑誌になってしまった感のあるB.L.T.が、(ハロプロ的に)見事な復活を遂げてくれました。
素晴らしいですね。
我らが譜久村リーダーをセンターに、白い衣装の天使が12人。
ありがたやありがたや。
ちなみにまーちゃんのインタビュー曰く、「リズムをきっちり刻めるのがやっさんだけだったんですよ。やっさんが卒業してユニゾンがバラバラになっちゃったりするので、歌のリズムをちゃんと気をつけるようになりました」
ほう。そうなのか。
まーちゃんはホントにやっさんのことよく見てるねぇ。
娘。の他にも、℃-uteから島島コンビ、アンジュルムからあやちょりかこかみこくりょう(なんとなくひらがなで書いてみた)、カントリーからやなふなコンビが載ってます。
そして、Base Ball Bearの小出祐介さんによる連載ページでは、アップフロントの橋本さんが登場してハロプロの音楽について語ってて興味深い。
まず事実としてはっきり判明したのが、橋本さんは現在ハローの音楽制作に関する統括で、いままではつんく♂さんが中心だったチームが一括して主導していたけど病気になってからはつんく♂チームと橋本チームが同時進行で楽曲制作を進めているらしい。
同時進行というのは、「2チームが一緒に混ざってやっている」のか「2チームに分かれてそれぞれで制作している」のか、どっちなんでしょうね。
まぁそれはさておき、外部からも曲を提供してもらうようになった最近のハローについて、小出さんが言っていたことが自分と似た考えだったので、思わず「オレもそう思っていたよ小出くん!」と叫んでしまいました。嘘です叫んではないです。
引用↓
“僕の中では、最近続いているハロプロクラシックスのセルフオマージュみたいな流れに、ちょっと違和感も感じているんですよ。リアルタイムでつんく♂さんの楽曲をどっぷり聴いてきた僕からすると、ハロプロの要素で構成されて、ハロプロの姿形をした別の何かになってきている感じがしてしまって。別物になるのはまだ全然わかるんですけどね。”
こないだ『泡沫サタデーナイト』の感想を書いたとき、たしか自分も同じようなことを言った記憶が。(あやふや)
セルフ引用↓
“それに、いくら似せてきても、どうしたってつんく♂さんのようにはいきませんし。
むしろ、似ていれば似ているほど、つんく♂さんにしか出せないあの個性との乖離を感じてしまうのかも。
つまり、つんく♂ヲタであるほど、似てるが故に物足りなさを感じてしまうという。
そういう意味では、いっそ全然違った方向性でいくほうが良いかもしれません。非つんく曲に関しては。”
まぁ大体おんなじだ。たぶん。
小出さんはそこから『次々続々』……というか作詞家の児玉雨子さんの話になっていくんですが、個人的に作詞について思うことがありまして、それはつんく♂さんの詞についても同じ。
それはズバリ、
最近のハロプロ曲の歌詞ってポジティブなものばっかりじゃない?
というもの。
どれもこれも、なんだかんだ前向きな歌詞が非常に多い。
℃はやたら「ありがとう」と言うし、「行き詰ったら次の角を曲がればええやん」とか「何故 人は争うんだろう」とか「ヘイ!人生はSTEPだよね!」と言う。
アンジュルムは「大器晩成とかしゃらくせえ!」とか「転んでも最後に笑えばええねん」とか「杭も出過ぎてしまえばこっちのもんよ」とか「ドンデンガエシ!」とか「すいとうと すいとうと」とか。
そんな具合に、J=Jもカントリーもこぶしもつばきも、とにかく前向きで活力に溢れた生命力のみなぎる歌詞がほとんどなんですよ、最近は。
そして娘。もそう。
つんく♂さんの書く詞も、暗いものやネガティブなものはほとんどありません。
どれも明るく前向きな(あるいは前向きになろうと奮闘する)ものばかり。
例外は『青春小僧が泣いている』と『冷たい風と片思い』くらいでしょうか。とはいえあれも別にネガティブなわけでもなく、ただポジティブなわけでもないというだけのこと。
もちろんそれも好きだし良いんだけど、たまにはこう、暗くてネガティブな、あるいはやさぐれたような歌詞も欲しくなるじゃない。
『リゾナントブルー』とか好き。
すっかり醒めた女が、群がってくる馬鹿な男を足蹴にしてる(でも本心では助けてほしがってる)あの感じ。
プラチナ期の頃は、むしろネガティブ系の歌詞が多かったんですけどね。
『泣いちゃうかも』だって『なんちゃって恋愛』だって『しょうがない夢追い人』だって、明るく前向きな曲ではなかった。だがそれが良かった。
そんな歌詞の曲を、また聴きたいな~と最近思うわけです。
まぁアイドルには救いや希望を求める人が多いので、暗い歌詞を書いたところであまり評判はよくないかもしれませんがね。
と思いました。
そんなわけで、今月のB.L.T.は買いです。
松岡茉優さんのインタビューも載ってますよ。
当然のように、娘。とりほりほの名前も出てますw