熊本および九州地方のみなさん、ご無事でしょうか。


被害がこれ以上大きくならないことを祈っています。





そういえば東日本のときは日本全土が自粛ムードで、それもまた結構辛かったなぁという記憶が。(茨城の自分はまあまあ被災してましたが、もっと普段通りの日常を感じたかった)


日本人だけなのかはわかりませんが、なにか大きな災害などがあると「全国みんなで悲しまなくちゃいけない」みたいな風潮がある気がします。
しかし、平穏無事なところはそのまま、通常通りの日常を過ごすこともまたいろんな意味で大切だと思うわけです。



なので、ここもいつも通りに更新していきますよ。イエス。






で、昨日はもう見るのが何回目なのかもわからない『LILIUM』をまた見てました。


何度見ても素晴らしい。
物語、演出、音楽、役者(メンバー)、その他諸々あらゆる要素が、奇跡のように集まってできた舞台だったなと思います。


こんなものは、もしかしてもう二度とお目にかかれないかもしれない。


この舞台が上演されたときにハロヲタであったこと(いまもだけど)を、神に感謝したいですね。
いや、神よりもメンバーに感謝するべきか。
このときほど「ハロヲタでよかった……」と思ったことはないね。



現在、U-NEXTの一ヶ月無料キャンペーンで配信されてるらしく、これで初めて見てハマったという人もチラホラいる様子。


こちら


ヴァンパイア好き、ゴシック好き、百合好きなどなど、いろんな層にヒットしてるようですw


いまから初めてこの物語を見る、という人が羨ましくてしょうがない。


自分もイニシアチブで記憶を消去してもらい、まっさらな状態でまた見たいよ。


とはいえ、当時劇場のそこそこ近い良い席で、なんの前情報もなくこれを観られたことは幸運でした。その記憶は失いたくないな。





いま見ると、ファルスの所業を羨ましく感じてしまう自分もいる。(羨ましがり屋か)


美しい少女たちを集め、何十年も何百年も共に過ごし、「ここは終わらない……永遠の繭期だ」と云ったファルス。


ハロヲタとしての自分を投影させてしまい、その永遠の崩壊に胸を痛めるなど。


花は滅ぶ故に美しく咲き誇れる、それはわかってるけど、できることなら永遠でいてほしいと願ってしまうその心。


そんな幻想を完膚なきまでに蹴散らしてくれたリリーさん。


なのに、そのリリーが永遠に枯れない花になってしまうという絶望的なまでの皮肉。


“少女性”というものの、残酷な美しさよ。


刺さるねぇ。
アイドルに限らず、心のどこかをこじらせたなんらかのヲタクほどよく刺さるテーマなんじゃないでしょうかこれは。


TRUMPシリーズ通しての魅力や面白さももちろんあると思うけど、ハロヲタだからというのを抜きにしても、この『LILIUM』は単体でも稀有な名作だと思います。






そんな感じで、いまだに語りだすと止まらないわ。


もう好きすぎる。
オレのために作られた物語なんじゃないかと思うほどよ。(同じことを思った人間が山ほどいそう)




今年の舞台はどんなんかな~。


いまから楽しみですが、りほりほも香音ちゃんもいないということだけがとにかく残念だ……。



でも期待しております。


主役の二人は誰と誰になるんだろう。