ここ最近、娘。以外の楽曲について全然取り上げてないことに気付く。



聴いてはいます。
でも、新曲が出て、2~3回聴いてみて、それっきりということが多いこの頃。



そんななか、自然に「もう1回聴きたいな」と感じ、何度も聴いているのが℃-uteの『Summer Wind』。






この曲はつんく♂さんによる作詞作曲ですが、初めて聴いたときなぜかそれを忘れていて、「このコード進行とかめっちゃつんく♂さんっぽいな」と思い、その5秒後に「……ってこれつんく曲やんけ!」と思い出したのでした。


そう、サビのコード進行とか、めちゃくちゃつんく♂さんの手クセ。


ホント好きだよねこの流れ。
似たような進行の曲、パッと思いつくだけでもたくさんある。
時にはBメロに使ったり、この曲みたいにサビに使ったり。


でもそれが今回は全然悪い方向には行かず、なんでしょうこのクセになる感じは。


つんく♂さんといえばスルメ曲で、初聴ではあまりピンとこないことが多いわけですが、この曲に関しては初めて聴いた瞬間に、言いようのない安心感に包まれたんですよ。


「ああつんくちゃん、いつもの手クセだけど今回はめちゃくちゃハマったね!」と思いました。



そんなわけで、この曲すごい好き。


『Summer Wind』という爽やかなイメージを喚起するタイトルなのに、曲はアンニュイな夏のけだるさ(重複表現)を醸し出してるのが良いですね。




それにしても、決して他意はなく言うんですが(もうあの件について言いたいことは言ったので)、この歌詞。


“そんな出来事ほどで 本気でヘコまないよ ただ少しはしょげてる顔してる方が 安心するんでしょ”


図らずもタイムリーじゃないかw


そうだなぁ。「全然気にしてませんけど?」って顔されるよりは、しょげてる顔を見せられたほうが人は安心するものだよなぁ。


さすがつんく♂さん、こういう何気ない心理をよくわかってらっしゃる。



ちなみにMVはまだ見てません。
純粋に曲だけを聴いた感想です。







同じくMVがアップされた(けど見てない。聴いただけ)アンジュルムの『次々続々』についても少し。







この曲、最初聴いたときは全然ピンとこなくて。


それまでのロック路線ほどゴリゴリでもなく、中途半端にEDMを取り入れて、結果としても中途半端になってしまったような……と思っていました。


しかしこのCD音源で(イヤホンで大音量で)聴いてみて、「お、これ良いじゃん」と感じるようになったんですよ。


Aメロにはラップやセリフもあり、わりと派手目ですが、サビが何気に渋い。


つんく♂さんのとはまた違ったスルメ感があるなと思いました。




あえて不満(?)を言うとすれば、(つんく♂P時代の)“ハロプロっぽさ”はほとんどない。


曲そのものは良いけど、「これがハロプロです」というにはやや抵抗があるかな~と思うつんく♂ヲタですどうも←


それを良しとするか否かは人それぞれだとは思います。


別につんく♂感にこだわらないヲタもいるでしょう。
自分のように、つんく♂感あってこそのハロプロやん、と思うヲタもいる。


そういった意味で素直に評価できない部分はあるんですが、曲としてはホントに優れてるなと思います。


アンジュルムはそういう楽曲に恵まれてますね。
個人的には、℃-uteよりも恵まれてると思うw






そんな感じ~。