みなさんご存知のように、アンジュルムのめいめいこと田村芽実ちゃんが来年の春に卒業することを発表しましたね。


公式サイト





またか。


次から次へと忙しないことよ。


ついこないだここに「来年もきっと誰か卒業する」なんて書いたけど、来年どころか今年のうちに発表があるとはね。いやはや。



めいめいに文句があるわけじゃないんですが、できればりほりほの卒業に集中していたい。
ただでさえ考えすぎて眠れなくなるくらい考えまくってるのに、また考えるものが増えるじゃないか。いまはりほりほのことだけを考えていたいのに。


とはいえ、そんなりほりほもまろの卒業間近に発表した前科(?)があるから仕方ないかな。


頼むから、卒業という重大事は一人ずつゆっくり消化させてほしいものだよ。


あっちで発表し、いざその日が近づいたら今度はこっちで発表し、そしてまたその日が近づいたらそっちで発表し……というのを繰り返されると、ハロヲタとしてついていけません。少しはヲタのことも考えてw





という文句はさておき、めいめい。


そうか、卒業するのか。


ミュージカル女優を目指したいとのこと。


この卒業理由は、誰もが納得するところではないかと思います。


めいめいがミュージカル大好きなことも、才能に溢れていることも、将来その舞台に立つのを夢見ていることも、ファンならば知っていたでしょう。


思ってたよりちょっと早いなという気はしますが、りほりほの発表を聞いた鞘師ヲタ的には驚くほどではありません←


時期的に「りほりほに触発された?」なんて思う人もいるでしょうが、たぶんたまたま時期が重なっただけのような気はします。多少の影響があった可能性は否定できませんが、めいめいもりほりほと同じく、前々から考えていたのでしょうきっと。




本人のブログがきました。


めいめいブログ


アンジュルムが上り調子になり、充実してきたからこそ卒業を考えることができたと言います。


皮肉……という言葉は相応しくないのでしょうが、充実したから卒業するというのは、ファンとしては嬉しいような寂しいような、複雑な気持ちですね。


不遇だどん底だと言っていた頃のほうが、アイドルとしての彼女を応援する時間はある程度約束されており、それが満たされたが故に、“その先”を考える余裕ができて、飛び立つ決断をした。


彼女の未来を想うのならば、喜ぶべきことなのでしょう。


ハロプロファンとしては、またひとり、愛するメンバーが旅立ってしまうのは寂しいものですが。




リーダーのあやちょもブログを更新しました。


あやちょブログ


ハロプロファンの心境としては、あやちょに近いものがあります。


めいめいの卒業を聞いて、「アンジュルムってなんだ?」と考えたというもの、(同じではないかもしれませんが)よくわかる。


りほりほの卒業で、(ファンとして)モーニング娘。ってなんだ?と考えてしまった自分です。



旅立つ者も不安はあるでしょうが、残る者もまた不安です。


なんとなく、新しい道に進む者が眩しく見えてしまう。
自分はこのままでいいのかと、焦りにも似た感情に襲われてしまう。


それでもあやちょは「私は私」という答えを導き出せたようですが、他のメンバーはどうなのでしょうね。





それにしても、FCのクリスマスイベントで発表するというのが恐ろしい……w


もはやいつどこであろうと「大事なお知らせ」が隕石のように落ちてくる覚悟を決めておいたほうがよさそうですよ……。







りほりほもめいめいも、彼女たち個人の未来に関しては、ほとんど“期待”ばかりです。


まぁりほりほの場合、留学はいろいろと心配だし、めいめいほど明確な目標があるわけでもない(少なくとも公言はしてない)のが少々不安ではありますが、ともあれ両者ともステージに立ち続けてくれる希望があることは、ファンとしてこれ以上ない僥倖と言えましょう。



心配なのは、ハロプロのほうです。大丈夫なのか事務所さん。



本当にやりたいことがハロプロにいてはできない、という現実。


もちろん、アイドルという職業柄、限界はあります。


しかしそれにしても、芸歴わずか4~5年の17歳が手放さなければならないほど、ハロプロという庭は矮小になってしまったのでしょうか。


卒業するメンバーは決してハロプロを「見切った(見限った)」わけではないと思いますが、結果的にはそれと大差ない状況になってしまってないか?という疑念がまったくないと言ったら嘘になる。


意識も高く、有能なメンバーが次々に去っていってしまうこの状況。


さっき書いたことと同じことを、ハロプロに対しても思わずにはいられません。


ハロプロってなんだ?と。




彼女たちがハロプロを選び、そこで数年間輝いてくれたことは本当に幸せでありがたいことだと思います。


でもハロプロはこのままでいいんでしょうか?


先日三回に分けて書いたように、ただでさえ今年のハロプロの方針には疑問を持つことが多かった。


そこにきて、まだ年齢も芸歴も若いメンバーが相次いで卒業していく現状です。


去年からのさゆ、Berryz工房、まろにしたって、芸歴は長いですが、この1年でたたみかけるようにハローから去っていってしまったのは事実です。事務所としては、悠長に構えてはいられないでしょう。



すぐさま「ハロプロは終わりだ」などと言うつもりはありません。


それどころかまだまだ続いていくでしょう。
すでに、そう簡単には終われない強固な地盤は確立してしまったのです。


しかし、得てして崩壊というのは気付かぬところで少しずつ始まるものだということも、覚えておかなければならなりません。
そこを見て見ぬフリしていてはいけない。ファンはともかく、事務所は。


所詮はつんく♂ありきのハロプロ王国だったのだ……という事態にならないように、頑張ってもらいたいものです。








まぁでも本当に、みんな去っていってしまうなぁ……。


せっかく人気を持ち直してきたハロプロなのに、大丈夫なんでしょうかねぇ。


今年のハローにすっかり疲弊したわたくしは、そんなことばかり考えてしまいますよ。


悲観的すぎるでしょうか?
そうならいいと思うさ。ただの考えすぎならいいなと。


でもそうじゃなかったらどうする?
現実は無慈悲で、嫌だもくそもなく理想と願望を飲み込んでいってしまうとしたら?



そうならないように、いまのうちから事務所さんには頑張ってほしいと切に願います。


無邪気に「まぁ大丈夫でしょう」とは言えません。今年のハローを見る限りでは。




なんとまぁ、考えさせられる1年だったことか。


でもまだ終わってないから気をつけよう。
来年だって、10人くらい卒業しちゃうかもしれないし。(笑えない)