さゆも言っていたように、モーニング娘。というのはひとつの“夢”なのだとしよう。


起きて見る夢ではなくて、眠って見るほうの夢。


モーニング娘。という夢を、メンバーも、そしてファンも見ている。



そしていつしか、ひとりまたひとりと夢から醒めて、去っていく。


りほりほの場合は、5年間。


長かったのか、短かったのか。


5年間、夢を見ていた。
ファンも、「鞘師里保のいるモーニング娘。」という夢を見ていた。


幸せな夢だった。


モーニング娘。は夢であり、モーニング娘。もまた夢を見ているのだとすれば、きっとモーニング娘。にとっても「鞘師里保」は幸せな夢だったに違いない。





ちょうどいまから5年前にも、3人のメンバーが夢から醒めて、飛び立っていきましたよね。


あれもまた、大きなひとつの夢の終わりでした。


鮮明に覚えてます。横浜アリーナで観た景色。


6期3人による『大きい瞳』、8人で歌った『友』、そして最後の『涙ッチ』。


そう、あのときは、もうこれ以上のモーニング娘。には出会えないかもしれない、なんて思っていたものです。


あれから5年経ったいま、また同じことを思っているのが不思議です。


あの頃はまだ、いまの13人のことなんて知りもしなかったのにね。





本当に、モーニング娘。というのは激動のグループですよねぇ。


他の、メンバー変動がほとんどないグループだって長く続けていればそれなりの激動は経験してるでしょうが、モーニング娘。の激動っぷりはもう、半端じゃありません。


一体いままで、いくつの夢が紡がれ、消え去り、受け継がれてきたのか。


ファンもまた、その出会いと別れに翻弄されつつ、やって来る者、去っていく者、留まり続ける者、様々です。



これからまた5年後、モーニング娘。はどうなっているのでしょうか。そして自分は。


想像もできないし、あんまりしたくもないですw


5年前の横アリでボロ泣きしたときは、いまの娘。なんて想像もしてなかったですしねぇ。


そうだよ、あのときから涙脆くなったんだ自分。
それまでは血も涙もない冷血人間を自負してきたのに、あの3人の卒業からおかしくなったんだ。どうしてくれる←


まぁいまでもハロプロのこと以外で泣くことは滅多にないですが、代わりにハロプロのことでは涙脆くなりました。涙ッチになればいいって言うし。





そんな激動のモーニング娘。


自分はいつまでこの夢を見続けていられるのか。


できれば、その存在がある限り……と願います。






締め方がわからなくなってきたので、この辺でw