続きの続きの続きです。
①では「言葉が浮かばない」的なことを言いましたが、そうではなく、想いが溢れすぎて上手く言葉にできないのだと気付きました。
MCのあとは、ソロコーナー。
一日目は小田ちゃん。
個人的に小田ちゃんのソロを見るのは今回が初だったので、おおこれが噂の「まるで卒業ライブのようだ」とメンバーにイジられていた衣装か、と思い、そういえばあの頃はまさか本当にこのツアーで卒業する(わけではないけど単独ラストとなる)メンバーが出てくるなんて思ってなかったよなぁ……と苦笑しました。
小田ちゃんが歌ったのは『明日を作るのは君』。
いつもながら素晴らしい歌声。
小田ちゃんについては、ちょいあとでもっと語ります。
二日目はフクちゃん。
フクちゃんのソロを見るのは二度目。
リーダー。
オレは最近、いろんなインタビューとかラジオとかのフクちゃんの言葉を聞いて、この人がリーダーで良かったと何度も思ったんですよ。
長くなるから具体的には書きませんけども。
フクちゃんの『AS FOR ONE DAY』も美しかったです。
そして一日目、「まぁりほりほは明日だろうから……」なんて思ってたらまさかのソロ二人目としてりほりほが登場!もちろん二日目もね!
真っ赤なドレスを身に纏い、『大阪 恋の歌』を歌いあげました。
センターステージを端から端まで使い、情熱的に踊り、歌ったりほりほ。
ドレスのスカートまで使って表現するその姿は、まさにダンサー。
赤い衣装に、赤いサイリウムの会場。

(画像貼らないって言ったけどやっぱ少し貼る)
武道館のど真ん中で、約1万人を前にして歌い踊る17歳。
この姿をまた見たい、と思いました。
何年後かに、もっともっと、あらゆる意味で成長した彼女が、大勢の観客に囲まれて歌い踊る姿をまた見たい、と。
そしてそのときは、いま見ているこの風景を思い出すでしょう。
あのときは本当に寂しかったよなぁ……、なんて思いながら、目の前の成長したりほりほを見て微笑むのでしょう。
そんな未来が来ることを願っています。いや、信じています。
だからその日まで、この光景は忘れずにいようと思いました。
やがてソロが終わると、今度はそれぞれのソロ衣装(で合ってますかね?生田鈴木のソロは見たことないので確証はないです)を着た9期が勢揃いしての『アイサレタイノニ・・・』を披露!


うおおおおバカやろおおおお!!泣かす気かああああ!!
こんな曲をやられたら、あの頃の4人を思い返さずにはいられないじゃないか。
『123』のカップリングのひとつだったこの曲。
「Q期」という表記が生まれたのもこのときだったなぁ。
当時のライブでは、まだ子供なりほりほがちょっとセクシーな衣装でパフォーマンスしてたっけ。
4人とも子供だったのに、たった3年半でこんなに成長するなんて。
ましてやQ期が一番上になり、フクちゃんはリーダー、えりぽんはサブリーダーになって、そしてりほりほはもうすぐ卒業するだなんて、どうして信じられる?
「アイドルとは思えないパフォーマンス力」と言われたプラチナ期が終わり、そんななかに加入してきた9期の4人。
追いつくべき先輩たちとは、年齢も芸歴も実力もかけ離れていて、それでも頑張って喰らいついていった4人。
ほんの数ヶ月しか、一番下の後輩でいられなかった4人。
たぶんりほりほだけじゃない、9期はみんな甘えるのが下手。甘え方を知る前に、先輩になってしまったからね。
素直になるのも下手で、なかなか4人で集まることもないのは、きっとそんな環境で成長してきたからというのもあるんじゃないかな。まぁ、元々の性格もあるにせよw
そんな4人の、立派に成長した姿。
これで最後なのでしょうか。
でもえりぽんがブログに書いていたように、誰がどこにいようとも、この4人が9期であることに変わりはない。
だからまた見られるはず。
機会があってもなかなか揃わないかもしれないけどw、そこはまたマネージャーさんにでも調整してもらって、また9期4人でのパフォーマンスをね。
ちなみに二日目では、りほりほの頭につけてた髪飾りが取れそうになり、途中でマイクを持つほうの手で持ちながらパフォーマンスしてたからそのまま最後までいくのかと思いきや、地面に寝そべる振り付けのときにサッと下に投げていたのがそれもまたフリの一部かのようでさすがでした。
それが終わると今度は9期以外の9人、10期と11期と12期が登場しての『友(とも)』。
一日目は、歌いながらどぅーが泣いているのがビジョンで見えました。(あの見づらかったビジョンで)
もちろんつられて泣きましたよ。これが泣かずにいられるかってんだ。
まーちゃんとあゆみんも泣いてたかな……。
自分が確認できたのはそれくらい。他にもいたかもしれませんが。
でも確実に言えるのは、小田ちゃんは泣いていなかったということ。
それは二日目での『友』のとき、ビジョンに映る小田ちゃんがものすごく優しく微笑んでいたのです。
オレは思わずハッとしました。
それはなんだか包容力を感じさせる微笑みで、りほりほの卒業を嘆き、これからのモーニング娘。を憂いているヲタに向けて「大丈夫だよ」と優しく諭すかのような微笑みで。
小田ちゃんは、りほりほが卒業発表をしたあたりから「わたし、変わります」的なことを宣言してた気がしますが、たしかになにかが変わっていました。
どちらかというと涙もろく、わりとよく泣いているイメージだったのに、この武道館2Daysでは一切涙を見せず。(自分の確認した範囲では)
ああ小田ちゃん、君もとうとうそっち側に行ってしまったのか、と思いました。
あれは、大きなものを“背負う”覚悟を決め、いろんなことを“秘める”ことをおぼえた人の顔。
さゆが卒業したあとのりほりほのように。
それは頼もしいと同時に、切なくもある。
もう無邪気ではいられない。
①の最後のほうで書いたように、こぶしファクトリーにはまだそれがあって、小田ちゃんにもほんの少し残っていたそれが、ついになくなってしまったなと思ったのでした。
それは良いことでも悪いことでもなく、モーニング娘。として避けては通れない扉なのでしょう。いつかは誰もが通る扉。
一言で云えば「成長」ですが、なにかを失うことで得られた強さだということが、少し切ない。
加えて小田ちゃんは、なんだか母親のような雰囲気があるというか、「命にかえてでもこのメンバーたちを守り抜く」みたいなオーラを見せるときがあるんですよ。
自分が勝手にそう感じてるだけかもしれませんが、そんなとき、思わず「さくら様……」とすがりつきたいような心地になるのです。
歌声もますます冴え渡り、さすがは歌姫。
上を向いて歌い上げる姿はもう「姫」というか「女王」と呼びたい貫録。
そしてこの『友』という曲。
思い出したのは、ライバルサバイバルで当時の8人が歌っていた姿。
これを最初に歌ったプラチナ期のメンバーは、もう誰もいない。
それなのに、モーニング娘。というグループはこうして続いていて、自分もまた夢中で応援している。
そしてモーニング娘。は、きっとこれからも続いていく。
この先誰が加入して、誰が卒業しても。
そう思いました。
9期以外のメンバーで歌っていたことがどこか示唆的にも感じて、なおさら素直にそう思えたのかもしれません。
それは前向きでも後ろ向きでもない、ただそういうものだと理解した感覚です。
寂しくても寂しくなくても、否も応もなく、うつろいゆくものなんだな、と。
ふう。こんな調子で書いてると、いつまで経っても終わらんな。
メドレーまでいきたかったけど、続きは⑤で。
①では「言葉が浮かばない」的なことを言いましたが、そうではなく、想いが溢れすぎて上手く言葉にできないのだと気付きました。
MCのあとは、ソロコーナー。
一日目は小田ちゃん。
個人的に小田ちゃんのソロを見るのは今回が初だったので、おおこれが噂の「まるで卒業ライブのようだ」とメンバーにイジられていた衣装か、と思い、そういえばあの頃はまさか本当にこのツアーで卒業する(わけではないけど単独ラストとなる)メンバーが出てくるなんて思ってなかったよなぁ……と苦笑しました。
小田ちゃんが歌ったのは『明日を作るのは君』。
いつもながら素晴らしい歌声。
小田ちゃんについては、ちょいあとでもっと語ります。
二日目はフクちゃん。
フクちゃんのソロを見るのは二度目。
リーダー。
オレは最近、いろんなインタビューとかラジオとかのフクちゃんの言葉を聞いて、この人がリーダーで良かったと何度も思ったんですよ。
長くなるから具体的には書きませんけども。
フクちゃんの『AS FOR ONE DAY』も美しかったです。
そして一日目、「まぁりほりほは明日だろうから……」なんて思ってたらまさかのソロ二人目としてりほりほが登場!もちろん二日目もね!
真っ赤なドレスを身に纏い、『大阪 恋の歌』を歌いあげました。
センターステージを端から端まで使い、情熱的に踊り、歌ったりほりほ。
ドレスのスカートまで使って表現するその姿は、まさにダンサー。
赤い衣装に、赤いサイリウムの会場。

(画像貼らないって言ったけどやっぱ少し貼る)
武道館のど真ん中で、約1万人を前にして歌い踊る17歳。
この姿をまた見たい、と思いました。
何年後かに、もっともっと、あらゆる意味で成長した彼女が、大勢の観客に囲まれて歌い踊る姿をまた見たい、と。
そしてそのときは、いま見ているこの風景を思い出すでしょう。
あのときは本当に寂しかったよなぁ……、なんて思いながら、目の前の成長したりほりほを見て微笑むのでしょう。
そんな未来が来ることを願っています。いや、信じています。
だからその日まで、この光景は忘れずにいようと思いました。
やがてソロが終わると、今度はそれぞれのソロ衣装(で合ってますかね?生田鈴木のソロは見たことないので確証はないです)を着た9期が勢揃いしての『アイサレタイノニ・・・』を披露!


うおおおおバカやろおおおお!!泣かす気かああああ!!
こんな曲をやられたら、あの頃の4人を思い返さずにはいられないじゃないか。
『123』のカップリングのひとつだったこの曲。
「Q期」という表記が生まれたのもこのときだったなぁ。
当時のライブでは、まだ子供なりほりほがちょっとセクシーな衣装でパフォーマンスしてたっけ。
4人とも子供だったのに、たった3年半でこんなに成長するなんて。
ましてやQ期が一番上になり、フクちゃんはリーダー、えりぽんはサブリーダーになって、そしてりほりほはもうすぐ卒業するだなんて、どうして信じられる?
「アイドルとは思えないパフォーマンス力」と言われたプラチナ期が終わり、そんななかに加入してきた9期の4人。
追いつくべき先輩たちとは、年齢も芸歴も実力もかけ離れていて、それでも頑張って喰らいついていった4人。
ほんの数ヶ月しか、一番下の後輩でいられなかった4人。
たぶんりほりほだけじゃない、9期はみんな甘えるのが下手。甘え方を知る前に、先輩になってしまったからね。
素直になるのも下手で、なかなか4人で集まることもないのは、きっとそんな環境で成長してきたからというのもあるんじゃないかな。まぁ、元々の性格もあるにせよw
そんな4人の、立派に成長した姿。
これで最後なのでしょうか。
でもえりぽんがブログに書いていたように、誰がどこにいようとも、この4人が9期であることに変わりはない。
だからまた見られるはず。
機会があってもなかなか揃わないかもしれないけどw、そこはまたマネージャーさんにでも調整してもらって、また9期4人でのパフォーマンスをね。
ちなみに二日目では、りほりほの頭につけてた髪飾りが取れそうになり、途中でマイクを持つほうの手で持ちながらパフォーマンスしてたからそのまま最後までいくのかと思いきや、地面に寝そべる振り付けのときにサッと下に投げていたのがそれもまたフリの一部かのようでさすがでした。
それが終わると今度は9期以外の9人、10期と11期と12期が登場しての『友(とも)』。
一日目は、歌いながらどぅーが泣いているのがビジョンで見えました。(あの見づらかったビジョンで)
もちろんつられて泣きましたよ。これが泣かずにいられるかってんだ。
まーちゃんとあゆみんも泣いてたかな……。
自分が確認できたのはそれくらい。他にもいたかもしれませんが。
でも確実に言えるのは、小田ちゃんは泣いていなかったということ。
それは二日目での『友』のとき、ビジョンに映る小田ちゃんがものすごく優しく微笑んでいたのです。
オレは思わずハッとしました。
それはなんだか包容力を感じさせる微笑みで、りほりほの卒業を嘆き、これからのモーニング娘。を憂いているヲタに向けて「大丈夫だよ」と優しく諭すかのような微笑みで。
小田ちゃんは、りほりほが卒業発表をしたあたりから「わたし、変わります」的なことを宣言してた気がしますが、たしかになにかが変わっていました。
どちらかというと涙もろく、わりとよく泣いているイメージだったのに、この武道館2Daysでは一切涙を見せず。(自分の確認した範囲では)
ああ小田ちゃん、君もとうとうそっち側に行ってしまったのか、と思いました。
あれは、大きなものを“背負う”覚悟を決め、いろんなことを“秘める”ことをおぼえた人の顔。
さゆが卒業したあとのりほりほのように。
それは頼もしいと同時に、切なくもある。
もう無邪気ではいられない。
①の最後のほうで書いたように、こぶしファクトリーにはまだそれがあって、小田ちゃんにもほんの少し残っていたそれが、ついになくなってしまったなと思ったのでした。
それは良いことでも悪いことでもなく、モーニング娘。として避けては通れない扉なのでしょう。いつかは誰もが通る扉。
一言で云えば「成長」ですが、なにかを失うことで得られた強さだということが、少し切ない。
加えて小田ちゃんは、なんだか母親のような雰囲気があるというか、「命にかえてでもこのメンバーたちを守り抜く」みたいなオーラを見せるときがあるんですよ。
自分が勝手にそう感じてるだけかもしれませんが、そんなとき、思わず「さくら様……」とすがりつきたいような心地になるのです。
歌声もますます冴え渡り、さすがは歌姫。
上を向いて歌い上げる姿はもう「姫」というか「女王」と呼びたい貫録。
そしてこの『友』という曲。
思い出したのは、ライバルサバイバルで当時の8人が歌っていた姿。
これを最初に歌ったプラチナ期のメンバーは、もう誰もいない。
それなのに、モーニング娘。というグループはこうして続いていて、自分もまた夢中で応援している。
そしてモーニング娘。は、きっとこれからも続いていく。
この先誰が加入して、誰が卒業しても。
そう思いました。
9期以外のメンバーで歌っていたことがどこか示唆的にも感じて、なおさら素直にそう思えたのかもしれません。
それは前向きでも後ろ向きでもない、ただそういうものだと理解した感覚です。
寂しくても寂しくなくても、否も応もなく、うつろいゆくものなんだな、と。
ふう。こんな調子で書いてると、いつまで経っても終わらんな。
メドレーまでいきたかったけど、続きは⑤で。