続きです。



しかしアレだ、ただでさえ言葉が上手く浮かんでこないというのに、昨日30分くらいかけて書いた部分が消えたのはショックがでかい。アメブロはぜひとも「書いてる最中、10分置きくらいに自動で記事を保存する機能」をつけるべきだ。
おまけに今日は朝から夕方まで無駄に忙しく、次から次へとみみっちい問題が起こって帰宅がより遅くなってしまった。なにより眠い。


ともあれどうにかこうにか、武道館の余韻と記憶が薄れてしまう前に文字にしておきたい。


画像の類は、PCに保存して記事に貼りつける作業が大変なので貼りません。みなさま、各ニュース記事などをお探しください。







はい。


というわけで本編。


始まってしまえば終わりがくる。
だけど時間はいつでも無慈悲で、やっぱりそれは始まってしまうのです。




オープニングの音楽と共に、各メンバーが短いソロダンスを披露しながらの登場。


りほりほのダンス。
一日目も二日目も、それを見るだけでもう涙が出そうになる。



そして一曲目の『Oh my wish!』で、そのスキルを遺憾なく発揮。
他のメンバーには申し訳ないけれど、とにかくもう、りほりほだけを追っていました。このすべての時間を目に焼き付けてやるつもりで。


りほりほが歌わないことを不満に思ったこともあったこの曲。しかしこうして全力のダンスを見られるのなら、まぁこれはこれでアリかなとも思えた瞬間。


それくらい、彼女のダンスに魅了されました。
一挙手一投足すべてが、見る者を惹きつける。ひたすらにカッコいい。




続く『君の代わりは居やしない』、『What is LOVE?』で、モーニング娘。として歌い踊るりほりほを堪能し、メンバー紹介VTR。


この紹介VTRも、次のツアーからはりほりほがいないのだと思うと、なんだか不思議な気分でした。




『スカッとMy Heart』のイントロのダンスも好きなんですよ。


どうしてあんな風に動けるんだろう。
『OMW』も『スカッと』も違う動きなのに、どちらも完璧と言いたくなる動きをしてみせる。


そう、ただダンスの技量があるというだけのものではなくて、ちゃんと音楽と調和しているというか、「この音楽に一番合う動きはこれ」といった具合に踊るのが凄い。
同じ動きをしても、他のメンバーとこうも違って見えるのはなぜなのか。みんなだって充分上手いはずなのに。



そして『The 摩天楼ショー』では、例の左右の通路にまでメンバーが来てくれたので、一日目はすぐ近くでどぅーのパフォーマンスを見ることができました。


どぅー、すでに汗だくw
そしてなんていうか、すべてが小さい。もちろん良い意味で。


可愛いのは当たり前なんですけど、なんか躰そのものが普通の人間よりちょっと小さいような気がしましたよ。この言い方はたぶん相応しくないだろうけど、純正品、って感じ。(←?)


伝えるのが難しいな。
たとえば、同じ(あるいは似たような)商品でも、ちゃんとした純正品の高価なものって、そうじゃないものよりやや小ぶりに見えることってありません?
そんな感じです。「人としての出来が違う」というね。絶対伝わってないわこれ。


他の曲でも、はるなん、あゆみん、あかねちん、チェルなどが来てくれましたが、間近で見たメンバーみんなにそう思いました。
とにかく、小さい。細い。可愛い。汗だく。


そして当たり前かもしれないけど、ダンスが激しい。
「振り付け」ではなく「ダンス」。思えば、あんな間近であんな激しく動く人を見る機会というのはなかなかない。それだけでなんかもう、新鮮で。


そしてそんな通路に来てくれたメンバーと、センターステージにいるりほりほ、どっちを見たらええんやと葛藤した一日目。
二日目はりほりほばかり見ました。曲も良いよね。摩天楼ショー最高。





ここで軽いMCを挟むわけですが、二日目、つまり最終日に気合いの入った鞘師さん、「9月から始まったこのツアーですが、ここまで積み重ねてき%●#△$&たたたたっ……!」と噛み倒してしゃがみ込むというさすがのパフォーマンス!(違


そんなところも愛おしいのよ、りほりほ。




そして新曲『冷たい風と片思い』を披露。


昨日貼ったニュース動画で少し聴けたかと思いますが、個人的にはこの曲すごい好きです。


作詞作曲はもちろんつんくさん。
そんなつんくさんらしい哀愁漂うナンバーで、いまの心境にぴったり合う。
心にスーッと入ってきて、さっと撫でていくような切なさがいい。


つんくさんのブログにライナーノーツも出てますね。
それについてはまたあとで書きましょう。



一番と二番の間の間奏と、二番のあとの間奏でりほりほのソロダンスがある。


あの瞬間、武道館中の時間が止まった。
ただひとり、りほりほを除いて。


それまでサイリウムを振っていた自分も、気付いたら微動だにせず見入ってしまっていた。


「フゥ~」といった歓声もない。
二日目は入るかなと思ったけど、やっぱりみんな静かに見入っていた。


ああ神様、どうして彼女のダンスはあんなにも美しいのでしょう。


どうして彼女のダンスを見るだけで、こんなにも泣きそうになるのでしょう。


「卒業するのが寂しいから」だけではなく、ただ純粋に、そのダンスに感動している自分がいた。


激しく、キレキレで、戦うように猛々しいのに、まるで水の中にいるみたいに静謐で荘厳で。


祈りのように尊いダンス。
彼女がああして動いているだけで、そこには圧倒的な美と、誰にも真似できない芸術が生まれる。


これを見られる機会がもうあとひと月もないなんて、そりゃあんまりだ。



でもそうだね。
これだけのものを持っているのなら、もっと自分を試したい、もっと広い世界に出て挑戦したいと思うのも無理はないのかもしれないね。


なんて思ったよ。
彼女はもはや、モーニング娘。ですら超えてしまっている。


りほりほは加入当初からダンスが凄いと言われてきて、たしかに自分もそう思っていた。
だけど今年になってからの、特にこのツアーあたりからのりほりほのダンスは、もうなんだか、次元が違う。


本当に、踊るために生まれてきたような人だ。
天が彼女に与えた才能。そしてその才能と同じくらいの努力によって生まれた芸術。


ああもう、上手く表現できないのがもどかしい。
でもあのダンスは、歌でも言葉でも表現できないものを表現していたのだと、あのときの自分は感じていたはず。
踊ることによって、りほりほは歌っていたし、語っていたのだなと。


何度も書いてるけど、こんな、ダンスなんてほっとんど興味のなかった人間(自分のことです)をダンスでここまで感動させられる人は彼女をおいて他にない。


りほりほのダンスなら、いくらでも語っていられる。


ちょっと具体的に言うと、この曲のソロダンスで、つんく曲によくあるあの「ッパーン!」っていう音に合わせて首をカッ!と上げて髪の毛がバッ!と上方に散るのが物凄く綺麗で。
逆に、りほりほのあの動きで音が出たんじゃないかと思ったほどだよ。それくらい、タイミングも躍動感もバッチリ。


踊る鞘師里保には、なにかが宿っている。
歌でも演技でもなんでも、その人がそれをしてみせるだけで見る者を虜にする魅力というものがあるけど、鞘師里保のダンスにもそれがある。


それを心の底から感じた今回の秋ツアー。
しつこいようだけど、来年からそれがしばらく見られないというのはもう、なんていうか……言葉にできません。
散々言葉にしてみたものの、なにも言えた気がしない。この新曲のダンス部分についてだけでもう3時間くらい書いたり消したりしてるけど、とうとうあのときの感動を言葉にできずに終わりそうな気がする。申し訳ない。


ただひとつ言いたいのは、りほりほのダンスは、この世で唯一無二の素晴らしいダンスだということです。




はい、先に進みます。



そういったことをこの4分だか5分だかの時間に考えているうちに曲は終わり、息継ぐ間もなく『愛の軍団』。
広いとはいえないセンターステージをギリギリまで使い、見事なフォーメーションダンスを披露する13人。




そしてここから回替わり。


一日目は『悲しき恋のメロディー』、二日目は『Only you』。


このあとの回替わりパターンも、自分の好みで言えば二日目のほうですかね。
DVDになるのはその二日目のほうなので嬉しい。



とここで軽くMCを挟むわけですが、あゆみんが「それでは、続いての曲!」って言ったの、なんか妙に芝居がかっててちょっとおもしろかったのは自分だけでしょうかw



そんな続いての曲は、


一日目 『笑えない話』→『愛され過ぎることはないのよ』→『Ambitious!野心的でいいじゃん』

二日目 『What's Up? 愛はどうなのよ~』→『もっと愛してほしいの』→『Ambitious!野心的でいいじゃん』



『もっと愛してほしいの』は、もっと歌ってほしいの……じゃなくて、歌っていくべきだと思います。
フクちゃんのソロパート(たぶんあったはず)が清らかに艶めかしくて素敵です。



『Ambitious!』は発売当初(何年前だよ)はそこまで好きでもなかったんだけど、ここにきてライブのキラーチューンだなとつくづく感じるこの頃。


素晴らしく盛り上がり、メンバーはカッコいい。


曲終わりの決めポーズでえりぽんがビジョンに大きく映ったんですが、顔を俯けてビシっとキメたその姿がめちゃくちゃカッコよくて、思わず「うおおおおお!いくたああああ!」と叫んでしまいました。心の中で。






続いては3人のメンバーによるMC。



ですが③に続きます。