娘。のみんなはここ数日忙しそうでしたが、とりあえずひと段落したようで。
年末、新曲発売、りほりほの卒業と、ただでさえ忙しくなる要素が重なりましたからね。
お疲れ様です。
自分で選んだ仕事とはいえ、若いのに偉いよねぇホント。
昨日発売の『B.L.T.』に載ってるりほりほのインタビュー、読みました。
まだ読んでない方は、こんなブログを見てる場合ではありません。急いで読みましょう。
こうして他人の感想を先に聞いてしまうより、まず自分の目で確かめたほうがいい。
……では、読んだという前提で感想を。
読む前、緊張したー。
もう、読みたいんだけど読みたくないような、複雑な気持ちで。
たとえどんな内容であろうと、絶対に心をえぐられるに違いないと思ってたんですよ。
良い意味か悪い意味かわかりませんが、とにかくまた2,3日懊悩することになるんだろうなぁと。
あるいは逆に、これまでブログとかライブMCとかで言ってきたようなことと変わり映えしないことしか言わず、「オレたちが聞きたいのはそんなことじゃないんだぁぁぁ」と肩透かしな気持ちになるんじゃないかと。
でも違いました。自分でも思ってなかった感情になりました。
なんとも穏やかな気持ちに。
詳しいことはあとで書くとして。
とりあえず気持ちを落ち着かせて、なにかの儀式のように厳粛な面持ちでページをめくりました。
そして最初のページにとても綺麗なりほりほの写真があって、そこに直筆(たぶん)で「支えてくれてありがとう。」なんて書いてあるから、なかなか次のページに進めず。
そんなこと、まだ言わなくていいんだよ。まだまだ支えていくつもりなんだから。支えさせておくれよ。ってゆうかこっちのほうが支えられてるわっ!あなたがいなけりゃオレなんて今ごろ倒れて地面にめり込んで再起不能だわっ!
とか考えててもきりがないので、インタビューを読む。
モーニング娘。は恵まれていて、その名前に守られているなと思う、と言います。
確かにそれはある。モーニング娘。だけじゃなく、“ハロープロジェクト”という名前もそうでしょう。どのグループも、ハロプロという旗に守られている部分はあると思います。
でも恵まれてる一方で、大変なことだって多かったはずです。
名前が大きいから、それを背負っていかなければならない。守っていかなければならない。
9期以降の世代は特に、世間的には顔も名前もあまり浸透しておらず、そういうプレッシャーもあったでしょう。
“モーニング娘。”という名前は、決してメンバーを守ってくれるだけのものではなかったはずなんです。
でもりほりほは、甘えなかったんですね。
自分を律し続けていたのでしょう。甘えないように、寄りかからないように。
それでもやはり、時にはそうしてしまってると思うことがあり、「自分はそのままでいいのかなって」という意識が芽生えた。
我々からすれば、いいじゃん、と思うわけですよ。
本当にべったり甘えてるわけでも寄りかかってるわけでもないのは知ってるし、さっきも言ったように時にはその名前に苦しめられることだってあったはずなんだから、たまにはその恩恵に浴したっていいじゃんか、と。
でもどうやら、りほりほはそうは思わなかったみたいです。
どこまでストイックなんだ。前世は武士か何かか。
たぶんりほりほは、自分にすら甘えられない人なんでしょうねぇ。
ハロモバのQ&Aコーナーで「〇〇すぎるアイドル」というお題に、自分でも「甘えるのが下手すぎるアイドル」と答えてるくらいの筋金入り。
自分が出演した番組やライブの映像も怖くてまともに見られない、というのは、まさに自分を甘やかすことができずに、必要以上に厳しく見てしまうからなのかもしれません。
有能な人ほどプライドや理想も高く、そんな理想と現実のギャップに苦しむことも多いのでしょう。
これまた我々からすれば、それだけ凄いことやっててなに言ってんスカ!と思うわけです。
でも違うんでしょうね。
もう、そういうポジションにいる人はみんなそう言うんだから。「まだまだ全然です」と。
凡人からすればオイオイ嫌味かよと言ってしまいそうですが、あの人たちは本気で言ってるから始末が悪い。本気で、自分はまだまだだと思ってる。たとえ周りからはどれだけ凄く見えていても。
愛ちゃんもそうだったなぁ。
あれだけ可愛くて、あれだけ凄いことをやっていながら、自分が好きじゃないとか、自分はまだまだだとか、ことあるごとに言ってましたよね。現役時代。
高みにいる人にしかわからない苦悩、ってやつでしょうか。
たぶん、当人たちはそんなことも自覚することなく、愚直に自分を高めたいと思ってるだけなのでしょうけども。
りほりほは人間的な、根本的な部分から強くなりたいということも言ってましたが、普通ならそういう強さというものは年齢と共に徐々に備わっていくものです。
17歳なんて、まだまだ不安定でいいんですよ。
緊張で声が震えたり、不安に怯えたり、LINEの既読無視にどうしようって思うくらいでいいんです。
でも彼女はそれも良しとせず、強くなりたいと思った。
強くなりたいと思って、モーニング娘。を卒業して留学しようと決心できるところがもう、常人とは違いますね。前世は将軍か何かか。
こうしてインタビューを読むと、とにかく新しい世界を見て、新しい自分を見つけて、まだ見ぬ自分の可能性を広げたいんだなぁ、というのがとても伝わってきました。
本当に、どこまでもどこまでも真面目で愚直でストイックで、常に前だけを見ている人なんですね……。
確かに、そうも確固たる意志が芽生えてしまったのなら、そんな状態であと2年も3年もモーニング娘。として活動するのは無理なのでしょう。その状態を「許せない」と言うのもまた、真面目だなぁと思うわけですが。
具体的に、いつからいつまでどこに行ってあれをやって……と決めてるわけではないようで、今後どうなっていくのかもわからないというのが正直なところですかね。
まぁでも、こうして新しいことに挑戦するからには、そのほうがいいのだと思います。自由に。
ただハロプロという居場所は残ってますし、ダンスだけでなく歌に対する想いも消えてない様子なのは安心しました。
戻ってくる意思もあるにはあるようだし、「踊ったりするのはやめないので」という言葉を信じたいと思います。
言葉は所詮は言葉でしかないけど、いまはその言葉がなによりも嬉しい。
裏方の仕事に興味を持つというのも、それ専門になるのは大反対ですがw、興味を持つこと自体は良いことなんじゃないですかね。
最近はハローの現場の裏側もGREEN ROOMで公開されたりしてますが、ああいうことを知るのも、単なる知識としてだけでなく、ステージに立つ側としてプラスになるのではないかと思ったり。
楽器を始めて曲を作れるようになると、それまでただ聴いて歌ってきた音楽というものの奥深さを実感できたりするのと同じような感じで。
それにしてもここに載ってるりほりほの写真は、どれも清々しい表情をしてるように見えます。
もう迷いはなく、覚悟は決まっているのでしょう。
綺麗になったなぁ。17歳かぁ。
卒業する前に急遽、17歳の写真集出してくれないかなぁ。
叶うことならば、こうしてどんどん綺麗になっていくりほりほを、来年からもずっと見ていたかった。
でもそれはもう無理みたいです。
少なくとも、しばらくのあいだは。
残念すぎて言葉も出ないけど、こうして新しい未来を語るりほりほの言葉を聞いていると、その寂しさも少しは和らぐ気がします。
穏やかに微笑みながら、わかったよりほりほ、と言ってあげられそうな気がします。
そう、最初にも言いましたが、自分でも意外なくらい穏やかな気持ちになれました。
卒業を発表して以来、一番穏やかなんじゃないかと思うくらいです。
まぁそれもいつまで持つかわかりませんが、とりあえずこうしてりほりほの言葉が聞けて良かった。
やはり本人に語ってもらえると、こちらとしても安心しますね。
ブログとかMCとかでもこのくらい語ってくれたら嬉しかったんですけどねーw
りほりほは心配されやすいタイプなのに、あまり自分のことを話さないから余計心配されるタイプだと思う。
まぁ最近はすっかり“語らない人”になってる(私見)ので、自分からは言わないのかな。
仕事として、インタビューしてもらえれば言うけど、的な。
インタビューしてくれた吉田豪さんもありがとうございます。
すべてではないですが、聞きたかったことが聞けたと思います。
もしかしたら、卒業に関して重要なことだけど外に向けては言えない、ファンに向けては言えない、ということもあるのかもしれません。
でも、言えないことはどうあっても聞けないから、それはもうしょうがないですね。
言ってくれた言葉を信じて、消化/昇華するしかありません。
りほりほがどこへ行って何をしても応援するけど、どうかまたいつかステージに、ファンの前に立ってほしい。それだけはずっと願い続けます。
まだまだ支えさせておくれ。そして支えておくれ。
「いってらっしゃい」を言わせるからには、「おかえり」も言わせてくれなきゃ困る。
あと一ヶ月ちょっと。
その覚悟を受け止めて、笑顔で見送れるように自分も頑張ります。
これ書くのに3時間もかかってしもうた。
年末、新曲発売、りほりほの卒業と、ただでさえ忙しくなる要素が重なりましたからね。
お疲れ様です。
自分で選んだ仕事とはいえ、若いのに偉いよねぇホント。
昨日発売の『B.L.T.』に載ってるりほりほのインタビュー、読みました。
まだ読んでない方は、こんなブログを見てる場合ではありません。急いで読みましょう。
こうして他人の感想を先に聞いてしまうより、まず自分の目で確かめたほうがいい。
……では、読んだという前提で感想を。
読む前、緊張したー。
もう、読みたいんだけど読みたくないような、複雑な気持ちで。
たとえどんな内容であろうと、絶対に心をえぐられるに違いないと思ってたんですよ。
良い意味か悪い意味かわかりませんが、とにかくまた2,3日懊悩することになるんだろうなぁと。
あるいは逆に、これまでブログとかライブMCとかで言ってきたようなことと変わり映えしないことしか言わず、「オレたちが聞きたいのはそんなことじゃないんだぁぁぁ」と肩透かしな気持ちになるんじゃないかと。
でも違いました。自分でも思ってなかった感情になりました。
なんとも穏やかな気持ちに。
詳しいことはあとで書くとして。
とりあえず気持ちを落ち着かせて、なにかの儀式のように厳粛な面持ちでページをめくりました。
そして最初のページにとても綺麗なりほりほの写真があって、そこに直筆(たぶん)で「支えてくれてありがとう。」なんて書いてあるから、なかなか次のページに進めず。
そんなこと、まだ言わなくていいんだよ。まだまだ支えていくつもりなんだから。支えさせておくれよ。ってゆうかこっちのほうが支えられてるわっ!あなたがいなけりゃオレなんて今ごろ倒れて地面にめり込んで再起不能だわっ!
とか考えててもきりがないので、インタビューを読む。
モーニング娘。は恵まれていて、その名前に守られているなと思う、と言います。
確かにそれはある。モーニング娘。だけじゃなく、“ハロープロジェクト”という名前もそうでしょう。どのグループも、ハロプロという旗に守られている部分はあると思います。
でも恵まれてる一方で、大変なことだって多かったはずです。
名前が大きいから、それを背負っていかなければならない。守っていかなければならない。
9期以降の世代は特に、世間的には顔も名前もあまり浸透しておらず、そういうプレッシャーもあったでしょう。
“モーニング娘。”という名前は、決してメンバーを守ってくれるだけのものではなかったはずなんです。
でもりほりほは、甘えなかったんですね。
自分を律し続けていたのでしょう。甘えないように、寄りかからないように。
それでもやはり、時にはそうしてしまってると思うことがあり、「自分はそのままでいいのかなって」という意識が芽生えた。
我々からすれば、いいじゃん、と思うわけですよ。
本当にべったり甘えてるわけでも寄りかかってるわけでもないのは知ってるし、さっきも言ったように時にはその名前に苦しめられることだってあったはずなんだから、たまにはその恩恵に浴したっていいじゃんか、と。
でもどうやら、りほりほはそうは思わなかったみたいです。
どこまでストイックなんだ。前世は武士か何かか。
たぶんりほりほは、自分にすら甘えられない人なんでしょうねぇ。
ハロモバのQ&Aコーナーで「〇〇すぎるアイドル」というお題に、自分でも「甘えるのが下手すぎるアイドル」と答えてるくらいの筋金入り。
自分が出演した番組やライブの映像も怖くてまともに見られない、というのは、まさに自分を甘やかすことができずに、必要以上に厳しく見てしまうからなのかもしれません。
有能な人ほどプライドや理想も高く、そんな理想と現実のギャップに苦しむことも多いのでしょう。
これまた我々からすれば、それだけ凄いことやっててなに言ってんスカ!と思うわけです。
でも違うんでしょうね。
もう、そういうポジションにいる人はみんなそう言うんだから。「まだまだ全然です」と。
凡人からすればオイオイ嫌味かよと言ってしまいそうですが、あの人たちは本気で言ってるから始末が悪い。本気で、自分はまだまだだと思ってる。たとえ周りからはどれだけ凄く見えていても。
愛ちゃんもそうだったなぁ。
あれだけ可愛くて、あれだけ凄いことをやっていながら、自分が好きじゃないとか、自分はまだまだだとか、ことあるごとに言ってましたよね。現役時代。
高みにいる人にしかわからない苦悩、ってやつでしょうか。
たぶん、当人たちはそんなことも自覚することなく、愚直に自分を高めたいと思ってるだけなのでしょうけども。
りほりほは人間的な、根本的な部分から強くなりたいということも言ってましたが、普通ならそういう強さというものは年齢と共に徐々に備わっていくものです。
17歳なんて、まだまだ不安定でいいんですよ。
緊張で声が震えたり、不安に怯えたり、LINEの既読無視にどうしようって思うくらいでいいんです。
でも彼女はそれも良しとせず、強くなりたいと思った。
強くなりたいと思って、モーニング娘。を卒業して留学しようと決心できるところがもう、常人とは違いますね。前世は将軍か何かか。
こうしてインタビューを読むと、とにかく新しい世界を見て、新しい自分を見つけて、まだ見ぬ自分の可能性を広げたいんだなぁ、というのがとても伝わってきました。
本当に、どこまでもどこまでも真面目で愚直でストイックで、常に前だけを見ている人なんですね……。
確かに、そうも確固たる意志が芽生えてしまったのなら、そんな状態であと2年も3年もモーニング娘。として活動するのは無理なのでしょう。その状態を「許せない」と言うのもまた、真面目だなぁと思うわけですが。
具体的に、いつからいつまでどこに行ってあれをやって……と決めてるわけではないようで、今後どうなっていくのかもわからないというのが正直なところですかね。
まぁでも、こうして新しいことに挑戦するからには、そのほうがいいのだと思います。自由に。
ただハロプロという居場所は残ってますし、ダンスだけでなく歌に対する想いも消えてない様子なのは安心しました。
戻ってくる意思もあるにはあるようだし、「踊ったりするのはやめないので」という言葉を信じたいと思います。
言葉は所詮は言葉でしかないけど、いまはその言葉がなによりも嬉しい。
裏方の仕事に興味を持つというのも、それ専門になるのは大反対ですがw、興味を持つこと自体は良いことなんじゃないですかね。
最近はハローの現場の裏側もGREEN ROOMで公開されたりしてますが、ああいうことを知るのも、単なる知識としてだけでなく、ステージに立つ側としてプラスになるのではないかと思ったり。
楽器を始めて曲を作れるようになると、それまでただ聴いて歌ってきた音楽というものの奥深さを実感できたりするのと同じような感じで。
それにしてもここに載ってるりほりほの写真は、どれも清々しい表情をしてるように見えます。
もう迷いはなく、覚悟は決まっているのでしょう。
綺麗になったなぁ。17歳かぁ。
卒業する前に急遽、17歳の写真集出してくれないかなぁ。
叶うことならば、こうしてどんどん綺麗になっていくりほりほを、来年からもずっと見ていたかった。
でもそれはもう無理みたいです。
少なくとも、しばらくのあいだは。
残念すぎて言葉も出ないけど、こうして新しい未来を語るりほりほの言葉を聞いていると、その寂しさも少しは和らぐ気がします。
穏やかに微笑みながら、わかったよりほりほ、と言ってあげられそうな気がします。
そう、最初にも言いましたが、自分でも意外なくらい穏やかな気持ちになれました。
卒業を発表して以来、一番穏やかなんじゃないかと思うくらいです。
まぁそれもいつまで持つかわかりませんが、とりあえずこうしてりほりほの言葉が聞けて良かった。
やはり本人に語ってもらえると、こちらとしても安心しますね。
ブログとかMCとかでもこのくらい語ってくれたら嬉しかったんですけどねーw
りほりほは心配されやすいタイプなのに、あまり自分のことを話さないから余計心配されるタイプだと思う。
まぁ最近はすっかり“語らない人”になってる(私見)ので、自分からは言わないのかな。
仕事として、インタビューしてもらえれば言うけど、的な。
インタビューしてくれた吉田豪さんもありがとうございます。
すべてではないですが、聞きたかったことが聞けたと思います。
もしかしたら、卒業に関して重要なことだけど外に向けては言えない、ファンに向けては言えない、ということもあるのかもしれません。
でも、言えないことはどうあっても聞けないから、それはもうしょうがないですね。
言ってくれた言葉を信じて、消化/昇華するしかありません。
りほりほがどこへ行って何をしても応援するけど、どうかまたいつかステージに、ファンの前に立ってほしい。それだけはずっと願い続けます。
まだまだ支えさせておくれ。そして支えておくれ。
「いってらっしゃい」を言わせるからには、「おかえり」も言わせてくれなきゃ困る。
あと一ヶ月ちょっと。
その覚悟を受け止めて、笑顔で見送れるように自分も頑張ります。
これ書くのに3時間もかかってしもうた。