モーニング娘。鞘師里保として最後の、広島凱旋コンサートが終わったようですね。


自分は行ってませんが、みなさんのレポを拝見させていただきました。




こうしてブログを書くのは、ほとんどリハビリみたいなものですw


泣いても笑ってもあと二ヶ月でいなくなってしまうのならば、できる限り前向きな気持ちで送り出してあげたい。


そうなれるために、リハビリしております。
お暇でしたらお付き合いください。
忙しかったらもう、ガンスルーしちゃってください←




でもこの凱旋レポと昨夜のヤンタンのおかげで、多少は前向きに考えられるようになった気がします。


あるいはそれも、錯覚かもしれません。
でも、錯覚できるようになっただけマシかな、とも思いました。



とりあえず、昨日のヤンタンをどうぞ。冒頭で卒業について話してます。




(さんまさんが終始りほりほの歳を「16歳」と言ってるのは気にせずにw)




ああ。



と思いました。


でも「ああ」ではなにも伝わらないと思うので、なんとか言葉にしてみます。




りほりほは、もう前だけを向いているんですね。


凱旋のレポを読んでもそう思いました。というかそう感じた方が多かったようです。



そうですよね。
迷いも悩みも不安も葛藤も、本人はもうとっくに乗り越えていて、だからこそ決断することができたのでしょう。


決断して、それを発表することによって、りほりほはようやく自分を取り戻すことができたんじゃないかな、とも思いました。


悩んでいるあいだは、娘。としての活動中、それが表に出るのが嫌だったと言います。


まったくもってりほりほらしい。どこまで真面目なんだ。


でも、そんなあなたが大好きです。




事務所の人に止められても、両親に説得されても、それでも新しい道を選んだ。


自分で選んだ、道。


「選ぶ」ということが、どれだけ大変なことか。


流れのままに、言われたとおりにしていたほうが楽なのに、その流れに逆らって、自分で自分の人生を選び、決める。


恵まれた、安心できる場所から離れて、まったく知らない世界に飛び込む。


17歳の、女の子が。



りほりほのその決意を想うたびに、なんとも言い難い心境に陥ります。


これはなんでしょう……、賞賛?畏怖?あるいは嫉妬でしょうか。


上手く言葉にできませんが、あえて言うなら「あこがれ」かもしれません。


絶望的なくらい遠くて、大きな存在へのあこがれ。


それが心を荒れ狂って、感動で泣きそうになるのです。



最初は「若いのに凄いな……」と思いましたが、むしろ「若いから」なのかなとも思います。


その若さ、強さ、向上心、すべてがキラキラと眩しい。


自分がとっくに忘れてしまったその、魂の煌めき。


だからそれは、いましかできない決断なのかもしれません。
いや、いまだからこそできた決断、と言ったほうが正しいか。



キャプテンもブログで言ってましたが、10代の5年というのは大きい。


娘。加入以来……いや、小さい頃にダンスと出会って以来、いろんなものを吸収して、視野はどんどん広がっていったことでしょう。


ましてやこれだけの才能を持っていて、努力を惜しまず、それなりの運にも恵まれて、それを活かすことができる人です。


我々の予想をはるかに超えて、その魂は上へ上へと飛翔していたのでしょうね。



とても美しいなと思いました。


とても尊い意志です。


こんな意志を持った人は、年齢性別国籍問わず、そうそういません。


あまりに稀有すぎるので、ちょっとどう対応していいかわからなくなるほどです。


もはや、尊重したいとか応援したいとかいう領域を超えて、崇拝したくなるような生き様。


圧倒されました。その意志と、決断に。






繰り言になりますが、彼女はどんどん先へ進んでしまう。


ヲタの見る“永遠”なんていう甘い夢を一顧だにせず、限られた時間のなかで、魂を燃やそうとしている。


“いま”はいましかないことを、りほりほは誰よりも感じているのかもしれませんね。






もちろん、ファンとしての寂しさがなくなったわけではなく。



りほりほがいないモーニング娘。
これからのモーニング娘。


少しずつ大人になっていく鞘師里保。
それをずっと見守っていくこと。



不安や心配や、潰えた夢もあります。


こればっかりは、どうすることもできません。


嘆き、悲しみ、後ろ向きな気持ちになることは悪いことではありません。
それが正直な気持ちなら、それを受け止めるべきでしょう。


自分も、りほりほ本人の決意は受け入れられても、そこから生まれた(あるいは失われた)ものはそう簡単には受け止められません。


いつかこんな気持ちを笑い飛ばすことのできる日が来ることを、切に願うばかりです。






「信じる」というのは、強くあらねばできないことなんだなぁと思いました。


自分もモーニング娘。のファンとして、強くありたいですね。


大好きな、りほりほのように。