結局今日はフラゲできず。





ところでなに?娘。の千里セルシーのイベントがどうしたって?



今日はそこで娘。のイベントがあったようですが、時間がなくて整理券をもらった人全員まで握手ができないハプニングがあったみたいです。


会場が20時でもう完全終了してしまい、マイクの電源も入らないのでメンバーの挨拶もなく突然の強制終了だったんだとか。


アップフロントにしては珍しいミスですね。
スタッフさんがTwitterで「運営側のミスとしか言いようがありません」と書いていたので、そういうことなのでしょう。


たくさんお客さんが来たのは良いことですが、それだけにこのミスは残念でしたねぇ。


まぁ自分は行ってないのであまり偉そうなことは言えないんですが。





偉そうなことは言えないのでちょっと話を変えますが、こういったイベントでの握手会には「鍵閉め」と呼ばれるテクニックがあるらしいです。


テクニックと呼ぶほど高尚なものではないでしょうが、要は一番最後の客になるということでしょうか。(合ってる?)


自分が最後の客になって握手会を閉める。
色んな意味で目立てるので、それを狙って握手会に挑むヲタも少なからずいるようです。


タイミングも重要ですが、基本的には何度も何度もループしてライバルが減っていくのを待つという手法。なのでお金はかかるでしょうね。



自分にとっては信じられない所業です。


そんなところで目立ちたくない。
メンバーにはいつもより注目され、周りで見てるお客さんにも注目され、正面と背中にひしひしと視線を感じながらのハンドシェイク。


一体どんなマゾがそんなことをやりたがるというのか。
とんだ公開処刑じゃないですか。考えただけで震えが止まらんぜ。



握手だけでもハードルが高いのに、最後の客になって目立ちまくるなんて、一体オレが何をしたっていうんですか……もう許してください……という気分になること間違いなし。


それを嬉々としてやるヲタさんもいるので、世界は広いですね。






今回の娘。の各握手会に行く予定はないんですが、もしいま自分が握手会に行ったとすればどんな風に握手をするだろう、とシミュレーションしてみました。



大体の人は、握手しながら一言ふたこと言葉を発し、メンバーと会話をするなんてこともやってのけてしまうのでしょうね。


しかし残念ながら自分にそんな高等テクができるとは到底思えません。
そんなことをやろうものなら、手を握ったまま凍りついてあーとかうーとか唸るのが関の山でしょう。



そこで導き出された答えがこちら。








何も言わない。







もちろん無表情で手だけ握るわけではありません。それはちょっと恐い。


メンバーは大体いつも握手をすると同時に「ありがとうございます」と笑顔で言ってくれるので、その言葉に対してニッコリと微笑みながら頷く。さながらセレブのように。


それだけで充分じゃないですか。
言葉なんていらないんですよ。メンバーのありがとうという言葉に対して、こちらこそありがとうという意を込めて微笑み、頷く。


だって握手会だし。会話会じゃないし。


できればこちらも「ありがとうございます」と感謝を言葉にしたいところなんですが、あっちが「ありがとうございます」と言ってそれにヲタも「ありがとうございます」と返すのは、おかしくはないけどどこかシュールさが漂う気がしないでもない。


なので、ありがとうの心を込めて、握手をしながら微笑み、頷くのです。言葉はいらないのです。



完璧だ……。


もはやこれ以上の握手なんてない気がしてきた。


これならメンバーの負担だって少ないですよ。
俺の名前覚えてる?とか、推し変したらどう思う?とか、もうちょっと痩せたほうがいいんじゃない?とか、あの娘のことイジメないでね?とか、円周率の17番目の数字はなに?とか、「あんこう(鮟鱇)」を漢字で書いたときの文字数はいくつ?とか、そういうめんどくさい要求に答えるために神経をすり減らす必要もなくなるわけですしね。



うん。握手は黙ってするのが一番だ。
みんな一言も喋らず、ほほえみの国タイの人のように微笑んで頷くだけにしよう。みんなでやれば恐くない。






そんなことを考えてたらもうこんな時間。



握手会への道のりはまだまだ遠いようです。














「何も言わない」というのは、わりとガチ←