アイドルが言われがちなこと。



「本当は○○なんでしょ?」



いろいろある。


「本当は仲悪いんでしょ?」

「本当は彼氏いるんでしょ?」

「本当は整形してるんでしょ?」

「本当は握手会(などの接触イベント)やりたくないんでしょ?」


などなど。


ゲスいところまで言えばもっとあるけど、そこまでは書かずにおこう。




このように、アイドルというのは往々にして「いま見せている姿や声(言葉)は偽りなんでしょ?」と言われがちなものです。


なぜでしょうね。
基本的に可愛くて明るくて輝かしいものだから、そんなものが存在するはずがない、必ず隠された黒い部分があるはずだと思いたいのでしょうか。



たしかに、なかにはこれらが真実であるアイドルもいるかもしれない。


しかしそんなのはたぶん少数派で、大体のアイドルは“そうじゃない”からこそアイドルになれたのだし、なろうと思ったのでしょう。


あるいはこれらがすべてのアイドルの真実だと極端な仮定をしても、本人たちはそれを表には出そうとしていないのだから、わざわざほじくり出すこともないんじゃないかとは思いますけどね。




しかし、世の中にはこういったことを信じて疑わないというか、そうであってほしいと頑なに思い込む人が少なからずいるようです。


いくら本人たちが否定し、それを立証する証拠があっても信じない。


アイドルはみな一人残らず仲が悪くて彼氏がいて整形していて嫌々握手会をしていると信じて疑わない人間。


そうであってほしい、そうであるべきだ、そうに決まってる、そうじゃないわけがない。


なにが彼/彼女をそこまで駆り立てるのかはわかりませんが、とにかくそう思いたがる人というのがたまにいておもしろいです。




この話に限りませんが、人間の“願望”による思い込みというのは、なかなか厄介なものですよねぇ。


「人は自分が信じたいものしか信じない」なんてよく言われますが、ホントその通り。


信じたいものを信じるためならば、嘘も捏造も厭わない。


自分にしか見えない幻を言葉によってでっち上げ、「これが真実だ!」と吹聴することさえするでしょう。


華やかな世界ほど、そういった虚実が入り乱れる坩堝と化している気がします。



そう考えると、十代二十代の女の子たちがアイドルとして仕事をしているのは、なんとも立派なことだなぁと改めて感嘆しますね。


アイドルというのはなにかとナメられがちな職業ですが、芸能界のどのポジションよりも過酷なんじゃないかとさえ思えます。



我々善良なファン(自分で言う)にできることは、ありのままの彼女たちを、ありのままに見て、応援することです。それが重要です。


熱狂しつつも、人として冷静な部分は残しておきたい。
自分の妄念に囚われてしまわないように、という意味でね。







特になにかあったとかではなく、これといったオチもないですが、急に思いついたのでなんとなく書いてみました。



一般人(ファン含む)にとっては実態が見えにくい領域なので、いろいろと邪推してしまう気持ちはわからなくもないですけどね。


良くも悪くも、芸能界というのは誇大に捉えられてしまう場所な気がします。


まぁ芸能界と言ったって、自分はハロプロにしか興味はないんですけどね。
そのハロプロが、芸能界にまつわる闇にどうか振り回されませんようにと祈るだけです。他のことは知らーん←








あ、今日はJuice=Juiceのアルバム発売日じゃん。


初のアルバムにして、ベストアルバムでありながら、オリジナルアルバムでもあるというお得な作り。


通常盤欲しいけどお金が……。


さっきAmazon見たら、初回Bと通常盤がえげつない値段になってたよw


たぶんそのうち普通の値段に戻るだろうから、そうなってから検討しよう。




ちなみに今日は、ミュージカル『トライアングル』のサントラの発売日でもあります。


演劇女子部 ミュージカル「TRIANGLE -トライアングル-」オリジナルサウンドトラック/モーニング娘。’15

¥1,500
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蘇る、アルファ星での物語……。


会場で先行販売してたやつですね。


DVDにもサントラは付くようですが、これとは中身が違うらしいのでご注意ください。







そんな感じで今日も暑い。早く冬になればいい。