観てきました。『TRIANGLE-トライアングル- α編』を。



まだ初日が終わっただけなのでネタバレはしませんが、ちょっとだけ感想……主にメンバーやキャラクターの魅力なんかを。


まったく先入観なしに観たいという方は、スルーを推奨します。


では感想。

















キリ中尉と結婚したいです。(乙女の顔)







失礼。先走りました。



初日はちょっと開場が押してましたね。


ロビーでのグッズ販売は時間通りだったんだけど、予定時間を10分以上すぎてもなかなか席につけなくて。



ちなみにグッズは、サントラとDマガとパンフレットだけ買いました。
明日(今日)なにか買い足すかも。足さないかも。






物語をざっくり言うと、「切ない恋のいい話」。


おもしろかったです。
観てるあいだ中、胸がキュンキュンしました。


普段、そんな恋愛物語なんて「ケッ、しゃらくせえ!」と思う自分が言うんだから間違いない。



笑い要素も結構あります。


ま、細かいことは観てのお楽しみ。


あのサプライズには笑いましたw







キャラクターの魅力。



サクラ姫(あゆみん)は、めちゃくちゃ可愛い純粋な女の子。


ああもう可愛い。ひたすら可愛い。


前に鞘師×石田の取材でりほりほが「最初の頃は『何いい子ぶってるんだろう』と思いました」と言ってましたが、確かに普通の現代人の感覚で見たらそんな感じ。
だけど役を自分のものにすることで、純粋な乙女に変貌する。そんな役柄。


あゆみんの新境地を見ました。
歌声も綺麗。





アサダ(どぅー)は、罪作りな優しいイケメン。


今回はα編ということで、アサダのストーリーはそれほど掘り下げられてないんですが、前半部分では「この爽やかイケメンがっ!」と言いたくなりました←


演技の上手さは折り紙つき。
歌パートも結構あって、これまた綺麗に歌ってます。(今回はバラード系の楽曲が多め)





キリ中尉(りほりほ)は、強い(戦闘能力的に)けど不器用ないい男。


そう、「イケメン」というより「いい男」と呼びたい。


さっきも太文字で書きましたが、キリ中尉に惚れた。惚れまくった。


キリを見るときの自分の目は、おそらく乙女のそれになっていたことでしょう。


男をも乙女にし、惚れさせる男。それがキリ中尉。


「こいつナニ言ってんの?」とか思わないでほしい。
観た人ならばわかるはず。あのカッコよさ、凛々しさ、不器用な愛情、これが惚れずにいられるか?


そしてまた、演じるりほりほの才能の凄まじさを嫌でも感じます。


そう思ったのはオレだけじゃないらしく、りほりほが持つ華や才能は、観た人誰もが感じたようだとTwitterの感想を見て思いました。


ホントに、この人はどこまで凄いんだろう。
歌やダンスだけじゃなく、芝居でもエースかよ。


こういう人のことを「千年に一人」と言うのだわ。(あのアイドルちゃんをdisるわけではなく)





その三人に次いで出番が多いというか重要な役柄なのが、ローズウッド(小田ちゃん)。


これがまた凄いんだ。


演劇二回目とは到底思えない。
「演技が上手い」というより、その物語に生きてる人そのもの。


そして歌うますぎ。


思えば小田ちゃんは加入当時、歌もダンスも新人とは思えないクオリティを発揮していたものですが、演技もまた同じ。
自身のキャラ的にも「人生何回目だよw」なんて言われてましたけど、演技も何回目ですか?5~6回目?と言いたくなるレベル。







ひとりひとり深く言及していくと切りがないので、、あとは手短に。



ダイス(まーちゃん)も何気に凄かった。


歌声は「これ誰よ!?」と思うくらい野太く勇ましかったし、喋り方も普段のまーちゃんからは想像できない、ちょっと乱暴な感じ。


それが板についていて、ここ最近のまーちゃんの成長っぷりを演技でも感じた次第。




イオタ女王(フクちゃん)も、普段からは想像できない太く威厳に満ちた声で喋り歌い、一番の権力者というオーラを醸し出してましたね。
「これまでいろんな苦難を決然と乗り越えてきたんだろうなぁ」というキャラクターの奥行きが感じられました。



その女王の夫であるゼータ国王(須藤PM)は、女王に頭が上がらないとはいえ腐っても国王……というか父親な部分があって、いると安心できるキャラ。
これまで見たことのあるまあさちゃんの演技のなかでは、かなり良いほうだった気がします。




舞台初挑戦の12期で一番印象深かったのは、クラルス/ルーン(スワスワ)役の野中チェル。


クラルスはキリの部下というか軍人なわけですが、キリに劣らないくらい勇ましい男感に溢れてて、これが初舞台というのが驚き。
あの地声がそもそも舞台向きな気がします。そして才能も豊か。もちろん努力の結果でしょうけども。


小田ちゃんほどとは言いませんが、これが初舞台とは思えないクオリティでしたよ。



ジョンベル/クロエ役のはーちんは、関西弁を駆使したおもしろい役どころ。
道化役っぽい感じで、関西弁だからか、思ったより自然な演技でしたw



リンディ役のまりあちゃんは、一番出番の多いスワスワ。
スワスワなのでまともな人間のセリフはありませんが、可愛いペットのようで愛らしいです。



リベット/ホップ役のあかねちんは、サクラ姫を慕う姪っ子感がハマってましたね。
意外と出番も多いです。




つばきの小片ちゃんと研修生の高瀬ちゃんはそこまで出番は多くなかったんですが、高瀬ちゃん演じるピンプを見て、確かにこの子は舞台演劇慣れしてるなと思いました。


小さい頃から舞台に出てるというのがわかる。達者だわ。


小片ちゃん演じるチーク卿はどうやらβ編で出番が多いようなので、感想はのちほど。




演劇女子部の二人(石井ちゃんと小野田ちゃん)も、さすが演劇女子部に選ばれただけはある安心の演技でした。







キャラクターはざっとこんなもんよ!




劇中の音楽も良かったです。


サントラのダイジェストでも流れた一曲目の『トライアングル アルファ』の、「触れればココロがあふれだす」というパートが、場面によってこんなにも聴き心地が変わるのかと。


後半これを聴いたときには、不覚にも泣きそうになったわ。



ちなみにストリングスは生演奏です。これビックリしたw







まぁまだα編だけなので、このくらいにしとこう。



去年の『LILIUM』とはまったくなにもかも違う内容なので、良い意味で比べることなく素直に見られました。



観に行こうか迷ってる方はぜひ!……と言いたいところなんですが、すでに全公演完売しちゃってるのよねぇ……。


前売りだけじゃなく、当日券も全公演出ないそうです。嘘だろおい……。


こんなの、ハロプロ舞台の歴史で初めての事態ですよ。たぶん。


小片ちゃんがブログで「αを観てβを観てからまたαを観るといい」と書いててマジそれ実行したいと思ったんですが、それも難しいようです。



そう、本当はαβ観てまたチケット取ろうと思ってたんですが、まさかの全公演完売でその目論見は脆くも崩れ去りました。


最初に確保しとかなきゃダメね。


それにしたって当日券まったくなしというのは予想外。
せめて平日くらいは出ると思ってたのに。



凄いことだしファンとしても嬉しいことではあるんですが、評判を聞いて「観たい」と思った人が観られないというのは困りものですねぇ。


東京は無理でも、大阪で追加公演とかできないのかな……。
いまから会場を押さえるのは無理かぁ……。






とまぁそんな感じで、初日の感想でした。



明日というか今日はβ編を観てきます。