そうそう、モーニング娘。'15の新曲『青春小僧が泣いている/夕暮れは雨上がり/イマココカラ』は、オリコンウィークリーチャート2位を記録したらしいですよ。


こちら


わかっちゃいたけど2位か。


1位じゃないのは悔しいけど、10万枚超えて2位ということで、決して悪くない数字です。


おめでとう!
次は1位獲れることを祈って!



大先輩の中澤ねえさんや、光井先輩もブログに書いてくれてます。


こちら



こちら


裕ちゃんはいまでも変わらず後輩たちを見ていてくれるし、後輩たちも変わらずCDを送っているんですね。


愛佳もありがとう。
みんな、1位獲れなかったの悔しいんだねぇ。
そりゃそうか。でもその気持ちが大事ですよ。(誰





言わなくてもわかるでしょうが、1位は三代目ルパン……じゃなくて三代目JCBカード……でもなくて三代目JSBさん。


ちなみに世の中には、オリコンランキングの他にビルボードジャパンチャートというものがあり、そこではモーニング娘。'15が1位だとのこと。


こちら


へ~(・∀・)


よくわかんないけど1位だやったー!(単純)



ざっくり言うと、オリコンはCDの売り上げ枚数によるランキングだけど、ビルボードはそれ以外の売り上げやTwitterでのつぶやきなどなど様々な角度から集計したランキング……ってことでいいんでしょうか?


ビルボードで娘。が1位ってことは、こっちでは三代目さんのチケット付きCDの売り上げは換算してないということかな?



まぁなんにしても、単純に数字だけでどうこう言えるものじゃないので、細かいことは言うまい。


とりあえずビルボードのチャートでは1位なんだってさ。嬉しいじゃないか。



ちなみにタワーレコード集計の週間ランキングでも娘。が1位らしいです。
これまた嬉しいことよ。








色んな人が言ってますが、現在、音楽の評価軸としてオリコンだけが一人勝ち状態なのはどうにかしたほうがいいとは思いますね。


それはつまり、どんな手を使ってもいいから“CD”という商品をたくさん売ればチャート上位になれるということ。


昔ならともかく、今は音楽の買い方、聴き方も、ダウンロード販売やYou Tubeでの無料視聴などなど多肢に渡るわけで、にも関わらずCDの売り上げ枚数だけでしか評価されないというのはシステム的にどうなのよ。




売り方だって昔とは変わり、今回の三代目さんのようにCDにチケットを付けて売るとか、アイドルの多くがやってる握手券やイベント券付きなんてもう当たり前になってます。


確かにこの状況を苦々しく思う気持ちはあるものの、今の音楽業界はそうでもしないと成り立たない部分があるというのも事実なのでは。


チケット商法や握手会商法をやめろという声は少なくないけども、やめたからなんなの、と思わなくもないです。


いや個人的には、ハロプロにはもうちょい握手会を減らしてもらって、その分の時間を歌やダンスなんかに使ってもらいたいな~という理想はありますが、ネットなんかで「握手会商法ヤメロ」と声高に叫んでいる連中は、ただ何かを批判して勝った気になりたいだけのパターンが多いですからね。


握手会商法で一番荒稼ぎしてるのは、これをやり始めた(?)AKBだと思いますが、批判の矛先もAKBに向かうことが多い。


でもそれって本当にCD販売の清浄化を願ってるのか、ただAKBを批判したいだけなのか判然としません。


仮に前者だとしても、なぜオマエラはそこまでオリコンの清浄化を願うのか?という疑問が。


なんだか往年のオリコンランキングを神聖視してるだけのようにも見えるんですけどね。どうなんでしょうか。




まぁ実際、「CDさえたくさん売ればランキング上位になれる」という状況を利用してAKBが握手会商法を生み出し、それが定着してしまったことについて(音楽業界の内情は別として)思うところはあります。


悪しき習慣を広めたという観点から見れば、批判したくなるのもわかるし、「ヤメロ」と言いたい気持ちもわかる。



しかしさっきも言ったように、昔に比べてCDは売れなくなり、仮に握手会商法をやめたところで連中の言う「正しいオリコンランキング」が取り戻せるかどうかは疑わしい。


それでオリコンランキングは“浄化”されたとしても、最初の疑問に立ち戻って「音楽の聴き方/買い方が多肢に渡る今の時代、CDの売り上げ枚数(オリコン)だけで評価するのはどうなのか」という問題は解消されてません。






まったく。
この手の話は考えれば考えるほど泥沼になっていく感触です。


そもそも音楽という“芸術”を普遍的に評価しようってのが間違ってる気がするんですが、それを言っちゃあおしまいか。


でも所詮こんなのは好き嫌いでしか判断できないんですよね。
自分以外のその他大勢がこぞって絶賛してても、自分が良いと思えなければそれは価値がないのと同等。


それでも大衆は芸術作品の評価を顕在化しなきゃ気が済まず、ランキングというものを生み出して、それに頼って良し悪しを判断する。




もういっそランキングなんて無くしちゃえば?


というのは暴論でしょうか。


音楽に限らず、ランキングというものはあまり好きじゃない(自分にとって価値がない)と思ってる派なので、別に無くなっても個人的には困らないんですが、これは独りよがりな意見なのでやはり暴論なのでしょう。


まぁそれでも好きなアイドルがCDを出したときには良い数字を出してほしいと願ってしまうわけで、音楽という芸術に於ける評価軸がそれしかないっていうのなら、やはりランキングは必要なのかなぁなんて思ったりして、結果堂々巡りです。



安易に結論が出せないからこそ、こうしていつまでもオリコン一人勝ち(それ以外の方法がわからない)な状況が続いてるんでしょうけども。




ともあれオリコンランキングの権威も、昔に比べるとガタ落ちしてる印象は受けます。


一体どれだけの人が、毎週のオリコンランキングに注目しているのでしょう。


自分がランキングに興味のない人間だからそう思うのかもしれませんが、先週・先々週のオリコンランキングにどんなアーティストがランクインしてたか言える人って、果たしてどれくらいいるんでしょうね。


もちろん自分はハロプロファンなので、℃-uteやJuice=Juiceの新曲が何位だったかは知ってます。


あれ、でも℃週の1位は誰だったっけ……。
J=J週の2位は……?
その下は……?



無論、昔だって誰もが毎週のランキングを隅から隅まで知っていたわけじゃないでしょうが、少なくとも今よりは関心を持たれていたような気がします。



音楽の聴き方/買い方/売り方が多様化し、それに伴って、CDの売り上げ枚数”だけ”で順位を出すオリコンの権威が落ちる、というか関心が薄くなってきたのも、ある意味必然なのかもしれませんねぇ。








というわけで、これといった結論は出てませんが、別にそうしたかったわけでもないのでダラダラ書いて終わりです。