ヲタというのは、好きなアイドルを愛すると同時に憎んでもいるんだなぁと思ってみたりする。
憎んでいるというか、憎みたいと思っているというか。
もちろんそこには愛があるからそうなるんでしょうよ。
愛というのは、良い方向にも悪い方向にも転がりますからね。
たまにいるじゃない?
指導者気取りでメンバーを責め立てたり説教したりするヲタ。
ネットにそういう書き込みしたり、人によっては接触系のイベントで本人に直接言ったりするかもしれない。
それでも一応ヲタなんですよ。
「そんなやつはヲタ失格だ」とかそういう話ではなく、そいつは自分をアンチじゃなくヲタだと思ってる。
そういう連中に言わせれば、そんな“厳しい言葉”も愛なんでしょうね。
好きな相手を支配したいという欲求は、まったくわからんでもない。
わからないのは、そういった欲求を本当に表に出してしまう非常識さです。
たとえば狼とか某サイトのコメ欄なんかを見ていると、ヲタなのに物凄く辛辣な……いやハッキリ言って暴力的で侮蔑的な言葉を使ってメンバーを罵っているコメントも少なくない。
まぁ中にはアンチとか工作員だとかもいるのかもしれませんが、ヲタなのにそういうことを言う人も確かにいるんですよね。
それで思いました。
(一部の)ヲタというのは、メンバーを愛するのと同じくらい憎んでもいるんだなぁと。
そのかたちは様々です。
大好きな〇〇ちゃんを引き立たせるために、近しい他の子を貶める人もいる。
大好きな〇〇ちゃんだからこそ、自分の理想通りにならないことに苛立って説教をする。
大好きだから、いつか失うことが怖くて今のうちに悪く言っておく。「こんなものは自分にとって大事なものじゃない」と言い聞かせるように。
大好きだから、傷つけたい。
愛してるから、憎らしい。
まったくもって不可解なことです。
自分なんかは、好きなもの(人)は素直に好きなタイプなので、そういう歪んだ愛情はよく理解できません。
ハロプロのみんなには、できるだけ楽しく幸せに、傷つかずに生きてほしいと思ってしまうので、自らあの娘たちを傷つけて不幸にしてやろうというヲタの考えがわからない。
いやたぶん、そうしているつもりはないのでしょう。
さっきも言ったように、そいつにとってそれは“愛”なんだから。
そいつがわかってないのは、“愛”がとても暴力的なものだということ。
「“愛”だから許される」と思い込み、その危険性に気付いてない。
愛はすべからく万能で、愛さえあればすべてが良い方向に向かうと信じている。
なんというおめでたい誤解でしょう。
相手のことを気遣えない愛は、まさしくただの暴力以外のなにものでもないのに。
そんな歪んだ愛こそが、憎しみです。
愛ゆえの憎しみ。
愛のないところに憎しみは生まれない。
愛があるからこそ、相手を憎むようになる。自覚無自覚問わず。
そんなわけでヲタには、健全な愛を持つタイプの他に、憎しみと紙一重の愛を持つタイプもいるという事実。
そんな厄介極まりない連中も相手にしなきゃいけないんだから、アイドルというのは本当に大変な仕事ですよねぇ。
なんて、急にそんな話をしてみました。
具体的に何があったとかじゃなくてね。
日頃からなんとなく思っていたことです。
あの娘たちに対する自分の愛情が、歪んで歪んでいつしか憎しみに変わって、そのことすら気付けないような人間にだけはなりたくないと思った、そんな夜。
憎んでいるというか、憎みたいと思っているというか。
もちろんそこには愛があるからそうなるんでしょうよ。
愛というのは、良い方向にも悪い方向にも転がりますからね。
たまにいるじゃない?
指導者気取りでメンバーを責め立てたり説教したりするヲタ。
ネットにそういう書き込みしたり、人によっては接触系のイベントで本人に直接言ったりするかもしれない。
それでも一応ヲタなんですよ。
「そんなやつはヲタ失格だ」とかそういう話ではなく、そいつは自分をアンチじゃなくヲタだと思ってる。
そういう連中に言わせれば、そんな“厳しい言葉”も愛なんでしょうね。
好きな相手を支配したいという欲求は、まったくわからんでもない。
わからないのは、そういった欲求を本当に表に出してしまう非常識さです。
たとえば狼とか某サイトのコメ欄なんかを見ていると、ヲタなのに物凄く辛辣な……いやハッキリ言って暴力的で侮蔑的な言葉を使ってメンバーを罵っているコメントも少なくない。
まぁ中にはアンチとか工作員だとかもいるのかもしれませんが、ヲタなのにそういうことを言う人も確かにいるんですよね。
それで思いました。
(一部の)ヲタというのは、メンバーを愛するのと同じくらい憎んでもいるんだなぁと。
そのかたちは様々です。
大好きな〇〇ちゃんを引き立たせるために、近しい他の子を貶める人もいる。
大好きな〇〇ちゃんだからこそ、自分の理想通りにならないことに苛立って説教をする。
大好きだから、いつか失うことが怖くて今のうちに悪く言っておく。「こんなものは自分にとって大事なものじゃない」と言い聞かせるように。
大好きだから、傷つけたい。
愛してるから、憎らしい。
まったくもって不可解なことです。
自分なんかは、好きなもの(人)は素直に好きなタイプなので、そういう歪んだ愛情はよく理解できません。
ハロプロのみんなには、できるだけ楽しく幸せに、傷つかずに生きてほしいと思ってしまうので、自らあの娘たちを傷つけて不幸にしてやろうというヲタの考えがわからない。
いやたぶん、そうしているつもりはないのでしょう。
さっきも言ったように、そいつにとってそれは“愛”なんだから。
そいつがわかってないのは、“愛”がとても暴力的なものだということ。
「“愛”だから許される」と思い込み、その危険性に気付いてない。
愛はすべからく万能で、愛さえあればすべてが良い方向に向かうと信じている。
なんというおめでたい誤解でしょう。
相手のことを気遣えない愛は、まさしくただの暴力以外のなにものでもないのに。
そんな歪んだ愛こそが、憎しみです。
愛ゆえの憎しみ。
愛のないところに憎しみは生まれない。
愛があるからこそ、相手を憎むようになる。自覚無自覚問わず。
そんなわけでヲタには、健全な愛を持つタイプの他に、憎しみと紙一重の愛を持つタイプもいるという事実。
そんな厄介極まりない連中も相手にしなきゃいけないんだから、アイドルというのは本当に大変な仕事ですよねぇ。
なんて、急にそんな話をしてみました。
具体的に何があったとかじゃなくてね。
日頃からなんとなく思っていたことです。
あの娘たちに対する自分の愛情が、歪んで歪んでいつしか憎しみに変わって、そのことすら気付けないような人間にだけはなりたくないと思った、そんな夜。