続きの続きの続きの……とにかくこれで終わりです。長いです。
暗転し、アンコール。
コールはもちろん「さゆみん!」。
会場は、一面ピンクに。



このアンコールはいつになく長かった気もしますが、着物に着替えていたというのに加え、足の具合を診ていたのかもしれませんね。おそらくですが。
もちろんこちらはいつまでもさゆの名を呼んで待ち続ける覚悟はできてます。
声が枯れても呼び続けたでしょう。
やがて白いワンピースを纏った9期から12期までの13人が登場。

そして歌うは『見返り美人』。
イントロと共に着物を着たさゆが現れ、別れの歌を唄う13人(12期はマイクなし)のメインステージから、ゆっくりと花道を歩き出す。


涙で視界がボヤケまくりだったけど、しっかりと目に焼き付けました。
花道を歩くさゆは凛としていて、なのにどこまでも儚げで、こんなに美しい人を自分は見たことがありません。
道重さん。
『見返り美人』の正規MV(シングル付属のもの)で、歌が始まる前に9人のメンバーがそう呼びかけるシーンがあります。
それを思い出して、無性に涙が止まらなかった。
道重さん。
そう呼びかけられたさゆが見返った先には、大好きな仲間たちがいる。

みんなあなたが憧れでした。

スカパーでは映ってなかったけど、泣いて歌えなくなったりほりほが印象的で。


綺麗だ……。
そして曲が終わり、見返り美人は艶やかにステージ奥へ。
暗転の後、卒業セレモニーのために再びステージに出てきたんですが、ここでまたさゆの足が耐え切れないほどに痛み出してしまい、さゆからの「ちょっと一回暗くしてもらっていいですか……」の声と共に再び暗転。
見返り美人のときも辛かったんだろうか。耐えていたのかな……。
これまたスカパーではわかりづらいですが、メンバーはさゆの元へ駆け寄り、スタッフさんは椅子を持ってきてました。
観客も思わずさゆコール。
さゆは、いろいろ限界だったのかもしれないなぁ……。
この日のライヴに限らず、身体的にきつかったのかもしれない。
そんなことを言ったら失礼かもしれないけど、今のモーニング娘。の激しいダンスの連続に、元々体が丈夫なほうではないさゆは決して楽ではなかったはず。
十代と二十代ではどうしたって差が出てくるのに、それを感じさせないほどのパフォーマンスを、リーダーになってからでさえ2年も頑張ってきたのだから。
なんてことをつらつら考えながらさゆの名を呼び、無事セレモニーが続行されました。
新リーダーのフクちゃんから花束が渡され、12期から順にメッセージ。

詳しくは書きません……というか書ききれませんが、とにかく泣きました。
たぶん、ライサバのときより泣いたんじゃないかなw
あのときも「大人になってからこんなに泣いたことないわ……」と思ったものですが、記録更新されましたw
12期の4人は本格的にさゆと活動することはできなかったけど、少しでも今のモーニング娘。にいられたことは間違いなく大きな財産となったと思います。
小田ちゃんは加入してからずっと道重リーダーの下でやってきたんだよねぇ……。
同期がいなくても大丈夫だってこと、さゆから教わったことを胸に頑張ってほしいです。
まーちゃんはずっと明るく話してたけど、最後の最後に抱きつきながら号泣。
我慢してたんだね。成長したなぁ……。
そんな姿は、さゆには頼もしく映ったんじゃないかと思います。
どぅーはブログによれば抱きついてさゆの着物に鼻水をつけてしまったんだとかw
さゆから教わったいろんなこと……これからのどぅーに活かされていくことでしょう。
あゆみんの言葉、不覚にも一番泣かされました。
「私は、道重さんが笑ってるだけで幸せなんです。だから笑ってください」
あゆみんらしい笑いもあって、それがまた涙に変わる。
抱きついたあと、さゆの頬を両手でやさしく包んでいたあゆみんでした。
はるなんは、きっとさゆにとってもありがたい存在だったんじゃないかな。
唯一歳が近くて、いろいろ気遣いもしてくれて……。
10期が加入してすぐのネット番組で、さゆにハグされて泣いちゃったはるなんを思い出しました。
あのときとは少し違う涙を、きっとこのとき流していたのでしょうね……。
香音ちゃんがこうやって泣いてるのって、考えてみれば珍しいかもしれない。あまり泣かない娘なんですよね。
道重さんのおかげで……と言ったところで、「鈴木の力だよ……」と優しく言ったさゆ。
抱きついたとき、ヲタの検証によると「おっぱいが邪魔だねw」と言ったらしいさゆw
だから笑ってたのかw 道重さんこんなときに何言ってんですかw
りほりほが言った「カッコいい道重さんに嫉妬しちゃって……」の言葉にビックリ仰天するさゆw
まさか嫉妬されてるとは思わなかった道重さん。嫉妬しちゃうってところがりほりほらしいですねw
でも抱きつくとき、普段のりほりほでは考えられないほど泣きじゃくっていたのがまた涙を誘いました。
ここでまたしてもさゆの足が痛み、一時中断。
それでも「まさか生田の番で……w」と笑いにするところはさすがでした。
生田、持ってるなw
また暗転してメンバーがさゆに駆け寄り、客席からはさゆみんコールが起こったわけですが、途中でコールが止んだんですよね。
こちらとしても、痛くて中断してるさゆに対してコールしていいものか判断がつきかねていたんじゃないかと思います。
だから一度静かになったんだけど、ステージ上のメンバーが客席を煽ったんですよ。
なのでこちらも思いっきりさゆの名を叫ぶことができた。
あれはありがたかったですね。
どなたかも言ってましたが、さゆは一度も椅子に座りませんでした。
足が痛んだときも、再開してからも、椅子に背を預けることをしなかった。
さゆなりのプライドだったのでしょうか。
ここでもプロとしての矜持を見た気がします。
そしてえりぽん。
えりぽんは涙を見せずに言葉を送り、「頑張って~?」との煽りを「頑張ってください(しれっ)」と流されるオチ付きw
それでこそ生田よw
でも抱き合ったとき、さゆは「頑張って生田」って言ってくれてましたね。
フクちゃんはさゆに代わって新しいリーダーになるわけですが、本人が言うように、きっとモーニング娘。を好きな気持ちは負けないでしょう。
ファンとして、それが嬉しい。モーニング娘。を大好きな人がリーダーを継いでくれて嬉しい。
フクちゃんなら大丈夫。さゆもそう言ってくれたしね……。

そしてさゆが退場し、会場は再度さゆみんコール。

やがて登場したさゆは、お花畑のようなドレスを身に纏っていました。

「わたし、道重さゆみは、今日2014年11月26日、モーニング娘。を卒業します」
それからの挨拶は、↓のサイトに全文がアップされてますのでどうぞ。
こちら
もはや言葉はいらない。
でもひとつだけ言わせてほしい。
さゆが「ファンのみんながくれた」と言ったこと、それはすべてあなたがくれたものです。
あなたがくれたから、ファンもそれを返したかった。応えたかった。
あなたが貰った愛は、あなたがくれた愛です。
心から、ありがとう……。
メッセージが終わると、「それでは、わたしの人生のはじまりの曲。この曲を歌って、モーニング娘。になりました!心を込めて歌います」
『赤いフリージア』



ああダメだ……涙でよく見えない……。
オーディションで、思いっきり音を外して歌ってたあの頃。
あれから12年が経って、いまこの曲を歌うさゆは、世界で一番輝いていた。
もう言葉にできません……(泣)
とか感慨に耽っていると、次はさゆがモーニング娘。の曲で一番好きだというこの曲。
『歩いてる』
メインステージに登場した9人。
センターステージにいるさゆの元へ。

この構図ヤバい……。(感動しすぎて語彙が貧困になってきた)
歩いてる
ひとりじゃないから
みんながいるから

この光景を見れたこと、一生忘れません。
そして終わりはやってくる。どんなに寂しくても。
ドレスを脱いで他のメンバーと同じ衣装になったさゆ。
「それでは、本当に本当にラストの曲になります!」
えぇ~~~~~~~~~!!!!!
「モーニング娘。道重さゆみが、最後に歌う曲。そして、10人でのラストパフォーマンス!いきますよ~!」
『Happy大作戦』!



曲名の通り、それはとても幸せに満ちた空間で。
時間は戻らない
だから先へ進もう
両手いっぱい
夢を詰め込んで
このときほどサビで隣の人と肩組んで横に揺れたいと思ったことはありませんw
まぁチキンなんでひとりで揺れましたよ。隣カップルだったし。心はひとりじゃないさ←
ふとビジョンを見ると、さゆがとても幸せそうに歌っていました。
まるで子供のように無邪気に、泣きながら笑顔で歌っていました。
それを見て、自分も幸せな気持ちになりました。
こんなに幸せを感じたことはない。
あまりに幸せで幸せで、この時間が終わってほしくなかったです。
そしてリーダーから新リーダーへバトンタッチ。

モーニング娘。の時代が変わる瞬間でした。
「ありがとうございました!モーニング娘。'14でしたー!」
その声と共に、モーニング娘。道重さゆみの歌が終わりを告げました。
メンバーと共に、『歩いてる』のBGMのなか会場を一周するさゆは、時折り涙を堪え切れず……。

ありがとうの言葉を観客へ送りながらステージに戻った10人。

涙で顔を歪めていたさゆだけど、一礼のあとは笑顔に。

「本当に、心から、どうもありがとうございましたー!」


そしてモーニング娘。'14の道重さゆみは、大歓声に包まれながら、舞台を降りていきました。
その背中が見えなくなる瞬間まで、しっかりと目に焼き付けたよ……。
するとビジョンになにやら映像が。

なんと、オープニングのメンバー紹介VTRの逆ver.、ひとりずつメンバーが去っていく映像が流れ、とっくに崩壊していた涙腺がさらに崩壊。歩いてるのオルゴールBGMも泣ける。
やがて最後になったさゆも、持っていた本をそっと閉じて去っていく。

その本の表紙には、こんな文字が記されていました。

4329日。
さゆがモーニング娘。でいた月日。
そうか、これは“モーニング娘。”という物語だったんだ。
さゆの物語はここで幕を閉じて、また新たな物語が始まっていく。

fin
そうして、モーニング娘。'14コンサートツアー秋 GIVE ME MORE LOVE 道重さゆみ卒業記念スペシャルの横浜アリーナ公演が終了したのでした。
もうめちゃくちゃ長くなってしまったので、最後は簡潔に締めます。
道重さゆみさん。
12年間、モーニング娘。をありがとう。
道重さゆみをありがとう。
あなたがモーニング娘。でいてくれて、本当によかった。
愛をありがとう。
あなたに出会えただけでも、生まれてきた意味がありました。
あなたが作り上げたモーニング娘。は、その魂を受け継いで、これからも続いていくでしょう。
自分もそれを全力で応援するつもりです。
さゆのすべてに、ありがとうの想いを。
極度に可愛い道重さゆみ。そのモーニング娘。人生。
最後の最後まで可愛かったよ!
さゆ、ありがとう!!!
そして卒業おめでとう!!!
自分もいま、最高に幸せです……。

暗転し、アンコール。
コールはもちろん「さゆみん!」。
会場は、一面ピンクに。



このアンコールはいつになく長かった気もしますが、着物に着替えていたというのに加え、足の具合を診ていたのかもしれませんね。おそらくですが。
もちろんこちらはいつまでもさゆの名を呼んで待ち続ける覚悟はできてます。
声が枯れても呼び続けたでしょう。
やがて白いワンピースを纏った9期から12期までの13人が登場。

そして歌うは『見返り美人』。
イントロと共に着物を着たさゆが現れ、別れの歌を唄う13人(12期はマイクなし)のメインステージから、ゆっくりと花道を歩き出す。


涙で視界がボヤケまくりだったけど、しっかりと目に焼き付けました。
花道を歩くさゆは凛としていて、なのにどこまでも儚げで、こんなに美しい人を自分は見たことがありません。
道重さん。
『見返り美人』の正規MV(シングル付属のもの)で、歌が始まる前に9人のメンバーがそう呼びかけるシーンがあります。
それを思い出して、無性に涙が止まらなかった。
道重さん。
そう呼びかけられたさゆが見返った先には、大好きな仲間たちがいる。

みんなあなたが憧れでした。

スカパーでは映ってなかったけど、泣いて歌えなくなったりほりほが印象的で。


綺麗だ……。
そして曲が終わり、見返り美人は艶やかにステージ奥へ。
暗転の後、卒業セレモニーのために再びステージに出てきたんですが、ここでまたさゆの足が耐え切れないほどに痛み出してしまい、さゆからの「ちょっと一回暗くしてもらっていいですか……」の声と共に再び暗転。
見返り美人のときも辛かったんだろうか。耐えていたのかな……。
これまたスカパーではわかりづらいですが、メンバーはさゆの元へ駆け寄り、スタッフさんは椅子を持ってきてました。
観客も思わずさゆコール。
さゆは、いろいろ限界だったのかもしれないなぁ……。
この日のライヴに限らず、身体的にきつかったのかもしれない。
そんなことを言ったら失礼かもしれないけど、今のモーニング娘。の激しいダンスの連続に、元々体が丈夫なほうではないさゆは決して楽ではなかったはず。
十代と二十代ではどうしたって差が出てくるのに、それを感じさせないほどのパフォーマンスを、リーダーになってからでさえ2年も頑張ってきたのだから。
なんてことをつらつら考えながらさゆの名を呼び、無事セレモニーが続行されました。
新リーダーのフクちゃんから花束が渡され、12期から順にメッセージ。

詳しくは書きません……というか書ききれませんが、とにかく泣きました。
たぶん、ライサバのときより泣いたんじゃないかなw
あのときも「大人になってからこんなに泣いたことないわ……」と思ったものですが、記録更新されましたw
12期の4人は本格的にさゆと活動することはできなかったけど、少しでも今のモーニング娘。にいられたことは間違いなく大きな財産となったと思います。
小田ちゃんは加入してからずっと道重リーダーの下でやってきたんだよねぇ……。
同期がいなくても大丈夫だってこと、さゆから教わったことを胸に頑張ってほしいです。
まーちゃんはずっと明るく話してたけど、最後の最後に抱きつきながら号泣。
我慢してたんだね。成長したなぁ……。
そんな姿は、さゆには頼もしく映ったんじゃないかと思います。
どぅーはブログによれば抱きついてさゆの着物に鼻水をつけてしまったんだとかw
さゆから教わったいろんなこと……これからのどぅーに活かされていくことでしょう。
あゆみんの言葉、不覚にも一番泣かされました。
「私は、道重さんが笑ってるだけで幸せなんです。だから笑ってください」
あゆみんらしい笑いもあって、それがまた涙に変わる。
抱きついたあと、さゆの頬を両手でやさしく包んでいたあゆみんでした。
はるなんは、きっとさゆにとってもありがたい存在だったんじゃないかな。
唯一歳が近くて、いろいろ気遣いもしてくれて……。
10期が加入してすぐのネット番組で、さゆにハグされて泣いちゃったはるなんを思い出しました。
あのときとは少し違う涙を、きっとこのとき流していたのでしょうね……。
香音ちゃんがこうやって泣いてるのって、考えてみれば珍しいかもしれない。あまり泣かない娘なんですよね。
道重さんのおかげで……と言ったところで、「鈴木の力だよ……」と優しく言ったさゆ。
抱きついたとき、ヲタの検証によると「おっぱいが邪魔だねw」と言ったらしいさゆw
だから笑ってたのかw 道重さんこんなときに何言ってんですかw
りほりほが言った「カッコいい道重さんに嫉妬しちゃって……」の言葉にビックリ仰天するさゆw
まさか嫉妬されてるとは思わなかった道重さん。嫉妬しちゃうってところがりほりほらしいですねw
でも抱きつくとき、普段のりほりほでは考えられないほど泣きじゃくっていたのがまた涙を誘いました。
ここでまたしてもさゆの足が痛み、一時中断。
それでも「まさか生田の番で……w」と笑いにするところはさすがでした。
生田、持ってるなw
また暗転してメンバーがさゆに駆け寄り、客席からはさゆみんコールが起こったわけですが、途中でコールが止んだんですよね。
こちらとしても、痛くて中断してるさゆに対してコールしていいものか判断がつきかねていたんじゃないかと思います。
だから一度静かになったんだけど、ステージ上のメンバーが客席を煽ったんですよ。
なのでこちらも思いっきりさゆの名を叫ぶことができた。
あれはありがたかったですね。
どなたかも言ってましたが、さゆは一度も椅子に座りませんでした。
足が痛んだときも、再開してからも、椅子に背を預けることをしなかった。
さゆなりのプライドだったのでしょうか。
ここでもプロとしての矜持を見た気がします。
そしてえりぽん。
えりぽんは涙を見せずに言葉を送り、「頑張って~?」との煽りを「頑張ってください(しれっ)」と流されるオチ付きw
それでこそ生田よw
でも抱き合ったとき、さゆは「頑張って生田」って言ってくれてましたね。
フクちゃんはさゆに代わって新しいリーダーになるわけですが、本人が言うように、きっとモーニング娘。を好きな気持ちは負けないでしょう。
ファンとして、それが嬉しい。モーニング娘。を大好きな人がリーダーを継いでくれて嬉しい。
フクちゃんなら大丈夫。さゆもそう言ってくれたしね……。

そしてさゆが退場し、会場は再度さゆみんコール。

やがて登場したさゆは、お花畑のようなドレスを身に纏っていました。

「わたし、道重さゆみは、今日2014年11月26日、モーニング娘。を卒業します」
それからの挨拶は、↓のサイトに全文がアップされてますのでどうぞ。
こちら
もはや言葉はいらない。
でもひとつだけ言わせてほしい。
さゆが「ファンのみんながくれた」と言ったこと、それはすべてあなたがくれたものです。
あなたがくれたから、ファンもそれを返したかった。応えたかった。
あなたが貰った愛は、あなたがくれた愛です。
心から、ありがとう……。
メッセージが終わると、「それでは、わたしの人生のはじまりの曲。この曲を歌って、モーニング娘。になりました!心を込めて歌います」
『赤いフリージア』



ああダメだ……涙でよく見えない……。
オーディションで、思いっきり音を外して歌ってたあの頃。
あれから12年が経って、いまこの曲を歌うさゆは、世界で一番輝いていた。
もう言葉にできません……(泣)
とか感慨に耽っていると、次はさゆがモーニング娘。の曲で一番好きだというこの曲。
『歩いてる』
メインステージに登場した9人。
センターステージにいるさゆの元へ。

この構図ヤバい……。(感動しすぎて語彙が貧困になってきた)
歩いてる
ひとりじゃないから
みんながいるから

この光景を見れたこと、一生忘れません。
そして終わりはやってくる。どんなに寂しくても。
ドレスを脱いで他のメンバーと同じ衣装になったさゆ。
「それでは、本当に本当にラストの曲になります!」
えぇ~~~~~~~~~!!!!!
「モーニング娘。道重さゆみが、最後に歌う曲。そして、10人でのラストパフォーマンス!いきますよ~!」
『Happy大作戦』!



曲名の通り、それはとても幸せに満ちた空間で。
時間は戻らない
だから先へ進もう
両手いっぱい
夢を詰め込んで
このときほどサビで隣の人と肩組んで横に揺れたいと思ったことはありませんw
まぁチキンなんでひとりで揺れましたよ。隣カップルだったし。心はひとりじゃないさ←
ふとビジョンを見ると、さゆがとても幸せそうに歌っていました。
まるで子供のように無邪気に、泣きながら笑顔で歌っていました。
それを見て、自分も幸せな気持ちになりました。
こんなに幸せを感じたことはない。
あまりに幸せで幸せで、この時間が終わってほしくなかったです。
そしてリーダーから新リーダーへバトンタッチ。

モーニング娘。の時代が変わる瞬間でした。
「ありがとうございました!モーニング娘。'14でしたー!」
その声と共に、モーニング娘。道重さゆみの歌が終わりを告げました。
メンバーと共に、『歩いてる』のBGMのなか会場を一周するさゆは、時折り涙を堪え切れず……。

ありがとうの言葉を観客へ送りながらステージに戻った10人。

涙で顔を歪めていたさゆだけど、一礼のあとは笑顔に。

「本当に、心から、どうもありがとうございましたー!」


そしてモーニング娘。'14の道重さゆみは、大歓声に包まれながら、舞台を降りていきました。
その背中が見えなくなる瞬間まで、しっかりと目に焼き付けたよ……。
するとビジョンになにやら映像が。

なんと、オープニングのメンバー紹介VTRの逆ver.、ひとりずつメンバーが去っていく映像が流れ、とっくに崩壊していた涙腺がさらに崩壊。歩いてるのオルゴールBGMも泣ける。
やがて最後になったさゆも、持っていた本をそっと閉じて去っていく。

その本の表紙には、こんな文字が記されていました。

4329日。
さゆがモーニング娘。でいた月日。
そうか、これは“モーニング娘。”という物語だったんだ。
さゆの物語はここで幕を閉じて、また新たな物語が始まっていく。

fin
そうして、モーニング娘。'14コンサートツアー秋 GIVE ME MORE LOVE 道重さゆみ卒業記念スペシャルの横浜アリーナ公演が終了したのでした。
もうめちゃくちゃ長くなってしまったので、最後は簡潔に締めます。
道重さゆみさん。
12年間、モーニング娘。をありがとう。
道重さゆみをありがとう。
あなたがモーニング娘。でいてくれて、本当によかった。
愛をありがとう。
あなたに出会えただけでも、生まれてきた意味がありました。
あなたが作り上げたモーニング娘。は、その魂を受け継いで、これからも続いていくでしょう。
自分もそれを全力で応援するつもりです。
さゆのすべてに、ありがとうの想いを。
極度に可愛い道重さゆみ。そのモーニング娘。人生。
最後の最後まで可愛かったよ!
さゆ、ありがとう!!!
そして卒業おめでとう!!!
自分もいま、最高に幸せです……。
