夜空に瞬く星々を眺め、悠久なる宇宙に想いを馳せると、万物の偉大さを肌で感じ、生命の大いなる循環になんともいえない諸行無常を感じるという経験は誰もが少なからずあるという前提で話を進めますが、モーニング娘。を見ていると似たような感覚をおぼえます。


モーニング娘。は、宇宙なのだ。


そんな深夜ならではの恥ずかしい真理に到達しそうになるほど、頭の中はモーニング娘。という名の諸行無常でいっぱいです。



まるで自分の子供が何度も輪廻転生を繰り返し、やって来ては去っていく喜びと寂しさを永劫の中で味わっているような、大げさに言うとそんな感じよね。



重要なのは、“循環”という概念。


生命は循環する。
それは進化と継続に不可欠な要素であり、だからこそ人は、地球は、宇宙は、今日まで続いてきたわけだ。


まるでモーニング娘。じゃないか。


モーニング娘。の進化と継続。
それはまさに、加入と卒業という“循環”を経て成り立っている。


誕生は喜ばしく、別離は寂しい。


だがそれは循環を促す必然のサイクルであり、それなくしては進化も継続もあり得ない。



つまりモーニング娘。とは、宇宙である。


このことがよくご理解頂けたことと思う。



だから娘。を見ていると、宇宙を想うそれと似た感覚に陥り、得も言われぬ東洋的無常観に心が支配されるのだ。




そんな荘厳な想いを曲にしたのが、この『時空を超え 宇宙を超え』だと人(オレ)は云う。







私はまだね未完成

遠い過去から君を待つ

この世で出会えると信じ

君を待つ


時空を超え 宇宙を超え

結ばれる頃には

この地球は きれいになるかな





モーニング娘。=宇宙という真理の元でこの歌詞を精読し曲を聴くと、ここまで半分冗談で書いていたことがわりと的を得ていなくもないという可能性に直面して動揺が隠せません←



あれ……、オレ結構良いこと言ったんじゃなかろうか……。





道重さゆみというメンバーの卒業と12期の加入を経て、今また循環を成そうとしているモーニング娘。



宇宙というのは大げさにしても、万物の営みと近いリズムでモーニング娘。が存在しているというのはあながち世迷い事でもないんじゃないかなぁという気持ちになるというものですね。








さて、アホなこと言ってないで寝よう。