ヘイヘーイ!




と初めて言ったのはどこの誰だったのか。


人類史を紐解いてもそれはもはや知り得ない事柄ですが、ハロステで流れた池袋サンシャインイベントでの『TIKI BUN』を聴くと、そんなコールが耳に飛び込んできて笑いを堪え切れません。






誰だよヘイヘーイ!とか言ってるやつw


いや笑い事じゃないんだけど、思わず笑ったよね。くそオモロイわw




まったく……。思いついても普通言うかよヘイヘーイ!なんて。


近年稀にみるダサダサコール。
アンチの妨害ならともかく、ヲタが言ってるってんだから恐れ入る。



普通に考えて、あそこで「ヘイヘーイ!」はないでしょう。


確かに応援の仕方は自由です。
しかし、君(ヘイヘイおじさん)だけがそこにいるわけではないのだよ。
他にもたくさん人がいる公共の場で、自己満足でしかないコールを入れるのはどうかと思います。


ネットを見た印象では、大多数の人が不快感を示している様子。(茶化して笑ってる人もいるけど)


自由のなかにも節度は必要だし、大多数が不快に思ったのならそれは淘汰されるべきだと思うのは自分だけ?


やりたい放題の野放図にしてもいいってんなら話は別だがね。


でも自分は、ハロプロの歌はちゃんとした「歌」として聴きたいので、歌を殺すだけの自己満コールはできればやめていただきたい。
どうしてもやりたけりゃ、自宅でひとりでやってくれまいか。




いやはや。
まさかこの21世紀に「ヘイヘーイ!」なんてコールを聴くことになるとは思わなかったぜ。





最近では「はいせーの」とか、結構前なら「うりゃ(オイ!の前に言うやつ)」とか、音楽そっちのけというか音楽を台無しにする自己満コールが次々に誕生して辟易しますねぇ。



言ってる人には申し訳ないですが、自分、「うりゃ」が嫌いなんですよ。


リズムに合わせて「オイ!オイ!」って叫ぶのは凄く良いと思う。
(自分は言いませんが)聴いてるこっちもボルテージが上がるし、いかにもライヴって感じがするし、何より音楽を殺してない。


でもそれの前に「うりゃ」とか言われた日には、なにもかもすべて一切合切余すことなく台無しになる。


あのね、なんでもかんでも言えばいいってもんじゃないんですよ。
物語だってそうでしょ?1から10まで全部語ればいいってもんじゃない。「あえて語らない」部分があるからこそ想像力が掻き立てられ、深みが増すわけです。


音楽も同じよ。
隙あらば自分の汚い声を入れてやろうとするヤカラのせいで、いわゆる“間”というものがなくなってしまうのが困る。


「オイ!」と「オイ!」のあいだにはその“間”があるから良いのに、そこに「うりゃ」とかいうバカみたいな合いの手を入れられるのは非常に不快です。


頼むから、音楽を楽しんでほしい。


大声を出す自分の自己満足はおうちでやるとして、ああいう場では音楽に身を委ねて応援してほしい。


ちゃんと音楽を聴いていれば、よっぽど音楽的センスのない人じゃない限り、うりゃだのヘイヘーイだのというコールはできないはずです。


曲そのものが素晴らしいだけに、こういったヲタの残念コールは目立ちます。


考えよう。曲を殺さないコールを。


アイドルの曲は少なからずそういったコールがあるのはわかるけど、音楽性から逸脱してまで叫ぶのはよくないですって絶対。


そう思いました。





これはあくまで自分の考えなので、決して強制できるものではありませんけどね。


もしかしたらオレの言ってることのほうが間違ってる可能性だってある。


そうだったらすみません。
でもたぶん、そこまで的外れなことは言ってないんじゃないかと思ったり思ったり。



こういうのは明確な決まりが(推奨にしろ禁止にしろ)あるわけではないので、難しいですけどねぇ。


生まれては消えていき、自然と定着したものだけが残るシステムなのでしょう。


個人的には、「うりゃ」や「ヘイヘーイ」が残らないことを祈ります。