衝撃的な発表がやってまいりました。



Berryz工房が、来年の春限りで無期限の活動停止に入るという。























詳細は、公式ニュースつんく♂さんのブログをどうぞ。






なるほどね……。とうとうこの日が来てしまったのか……。


Berryz工房も℃-uteも、ハロプロキッズでデビューして早12年。


ほとんどのメンバーが二十歳を超えてきたということで、確かにそろそろなんらかの動きがあるのではと思っていたファンは多いことでしょう。



個人的には、Berryz工房というグループ自体がハロプロを卒業して活動していくのかな、と予想していました。なんとなく。


ところが実際は、無期限の活動停止。


事実上の解散と言われてますね。
まぁ、否定はできませんが……。





う~ん、そうかぁ……。


残念だ。物凄く残念だ。


それこそオーディションから見守ってきた娘たち。


Berryz工房というグループの結成も、つい最近のことのように感じます。



さゆにしたってそうだけど、10年以上やってると、もうそこにいるのが当たり前みたいに思えるんですよね。


だから、もうすぐいなくなりますって言われても全然実感が湧かない。



ハロプロからBerryz工房がいなくなる。



ダメだ。全然想像つかないわ。






コンサートでは詳しくは語られなかったようですが、公式発表によれば、メンバーみんなで話し合って出した結論とのこと。


どこまで本人たちの意思が強かったのかは不明ですけど、まぁさすがにメンバーが反対してるのに事務所が無理矢理押し切ったということはないでしょうから、やはり最終的にはメンバーの総意なのだと思うしかない。


色々と勘繰りたくもなるほどの発表ではありますが、外に向かって言えることは現時点ではここまでなのだと納得するのが賢明でしょう。









女性アイドルの哀しいところですね。


「次のステップに向かうキッカケ」と言いますが、グループを続けながらではいけなかったのか。



なぜ女性アイドルは、他のことをしようと思ったら今いる場所を捨てなければならないのでしょう。


メンバーがこれから何をしていくのかはまだわかりませんが、個々の活動にしたって、Berryz工房の一員としてではダメだったのか。



活動停止にしろ解散にしろ卒業にしろ、そういった「別離」を通過しなければ次のステップにも進めないなんて、女性アイドルというのは不自由なものなのですねぇ……なんて言いたくもなりますよ。




別にアイドルとしてではなくとも、Berryz工房というグループがこれから何十年も続いていったらいけないのでしょうか。


例えばジャニーズのように、それなりの年齢になったり結婚したりしてもグループとして続けていくことはできないのか。



わかってる。できないんだよ。


それが女性アイドルだ。


もしかして、やってみればできるのかもしれない。


でも、やってみて「やっぱりできませんでした」では、メンバーの将来にかかわる。


そうなる前に、自分たちからその場を離れ、今のうちから次のステップへの準備をしなくてはならないのでしょうね。





ハロプロはアイドルですが、アイドルらしからぬパフォーマンス力を売りにしてもいます。


そんなハロプロでさえ、「女性アイドル」という軛からは逃れられないのだと思い知った気分です。



例えば事務所から、「お前ら、メンバーが歳をとって恋愛して結婚しても変わらずに(グループを維持していけるくらい)応援できるか?」と聞かれたら、イエスと即答できる人はどれくらいいるでしょう。


ハロプロファンなら、それなりの数はいそうです。


でも、そんな不確かな希望だけでグループを続けていかせることは、現実的に難しいのでしょうきっと。






ちょっと話がズレましたね。


別に恋愛絡みでどうこうと言いたいわけではまったくありません。
あくまで女性アイドルの一般論としての話。


恋愛とは関係なくとも、個々の活動をするためにはグループを凍結しなければならないことが、どうにもやるせない気分……。






なんにせよ、Berryz工房は「無期限の活動停止」という選択をしたわけです。


言外に、「将来的に見て、Berryz工房のままで続けていくことはできないorしたくない」という想いがあるということでしょう。(これはメンバーの気持ちというより、事務所の大人による現実的な判断なのでしょうけど)



仕方ない……とは思いますが、今はまだこの決定を寂しく思うばかりです。






気が早いですが、きっとそのうち「Berryz工房復活します!」なんて発表があるんでしょうね。あってほしいよ。



そう考えると、悲しみや絶望だけではないと思えますが、それはいつのことになるのかなぁ……。





嗚呼、寂しい。



ハロプロ、激動すぎるわー。