ちょうど一週間前にリリウムを観てからというもの、毎日サントラを聴いて過ごしております。



これが全然飽きない。


むしろ聴けば聴くほどリリウムの世界から抜け出せなくなる。


昼も夜も晴れの日も雨の日も、心の中は、色彩を失った森の奥深くです。









あくまでサントラのみの評価として言いますが、この中の個人的MVPは小田ちゃん。



1曲目の『Forget-me-not ~私を忘れないで~』から存在感抜群の歌声で、まさに「歌い上げる」という表現が相応しい熱唱。



ユニゾンの中にいても、全体の基盤となる力強い歌声だなと感じます。



リリーと2人で歌う『或る庭師の物語』も良いですが、キャメリアと歌う『あなたを愛した記憶』には痺れました。


「わーたーしを~わすれーないで~え~え~♪」の部分でのファルセット。あれは何度聴いても鳥肌が立ちます。


裏声でも決して衰えぬ力強さ。
それどころかもっと伸びやかになるという怪物っぷりです。



元々歌が上手いと評判の小田ちゃんですけども、このミュージカルでさらに成長した……というか「発見した」という感じ。


ここまで歌える娘だったか……というね。


さすがはすっぴん歌姫。





もちろん他のメンバーの歌声も素晴らしい。


なんか、普段グループで歌ってるときの2倍くらい上手くない?w


まぁ曲調も歌い方も違うし、「あまり踊ってない」という違いはありますけども。




曲調といえば、パンフレットで末満さんも言ってるように、三拍子の曲が多いですよね。


普段ハロプロで歌ってる曲では滅多にない……よね?


ミュージカルの曲って自然と三拍子が多くなるんでしょうか。


メンバーも最初は慣れなかったようですが、最終的にはバッチリものにしてるから凄いわ。









ところで楽曲的には(どれも素晴らしいというのは言わずもがなで)最後の2曲『永遠の繭期の終わり』と『少女純潔』を通して聴くのが最高に好きです。


まさにこの幻想的で陰鬱な物語を締めくくるのに相応しい楽曲。


よくもまぁこんなに物語に呼応した名曲を作れるもんだと、作曲者の和田さんに感服ですよ。



サビで猛々しく「君の胸に刻むは少女純潔」と歌い上げ、最後は同じ歌詞を囁くように哀しげに歌う。
なんとも恍惚となる余韻。


これのおかげで、一向に繭期から抜け出せないヲタがここに←








まぁそんなわけなので、これから劇場に行く方はぜひサントラを買いましょう。


他の何を買わずとも、サントラだけは買いましょうw


チケットを持ってなくても(開演後に)買えるみたいです。






サントラをこんなに繰り返し聴くなんて、ハロー系では『ピンチランナー』のやつ以来だわw





※追記


Amazonで出た模様。


演劇女子部ミュージカル「リリウム」少女純潔歌劇オリジナルサウンドトラック/モーニング娘。’14 メンバー × スマイレージ

¥2,500
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8月6日て!w


結構先だな~w