(※半分以上は昨日の夜書いたんですが、NHKの『55スペシャル』をリアルタイムで見ちゃったのでアップできず……。コメ返も遅れててすみませんm(_ _ )m)









なんの公演だったかな。


まだ11期の小田ちゃんが加入する前、9期と10期だけで『元気ピカッピカ』を歌ったことがありましたよね。ライヴで。


あれを見たとき、ああいつかこの娘たちだけのモーニング娘。という時代が来るんだろうなぁ……なんてセンチメンタルになっていたのを思い出しました。



それは、予想より早かった。


まさかこんなに早く、それが現実になるとは。



小田ちゃんという11期を加え、さらにはまだ見ぬ12期メンバーも加わって、本当の意味での《新生モーニング娘。》の誕生。



それがもう目前まで迫ってるなんて。








さゆへの個人的心情は一つ前の更新で書きましたが、さゆ卒業後の娘。についても思案せねばなるまい。



ファンが、10年選手の偉大なる先輩メンバーの卒業を知って不安になるのは重々わかるけどそれはもはや恒例行事。


しかしそう言ってスルーしてしまうわけにもいきません。
現象は同じでも、内容はその時々によって違いますからね。



今回は、さゆの卒業によって残るメンバーがみんな芸歴約4~0年の娘たち。


不安になるなというほうが無理でしょう。


それはたぶんメンバーも同じで、寂しさと同時に「自分たちだけで大丈夫なんだろうか……」という気持ちが少なからず、あるいはたくさんあるのではないかと推察します。




でも個人的な気持ちを言えば、そこまで不安というものは持ってません。


いや、今だからそんなこと言ってられるのかもしれない。
あとから変わるかもしれないし、不安のあまり夜中にうなされながら飛び起きるかもしれません←


しかし、不安に負けないくらい、9~11期のあの娘たちへの「信頼」というものを持っています。



信頼と期待。



そもそも、さゆだってそう思ったからこそ卒業を決めたんでしょうし。





卒業するメンバーがいると、毎回言われてきました。
「○○ちゃんがいなくなって娘。は大丈夫なの……?」と。


酷い場合にゃ「○○が卒業したら終わりだな」なんて言う連中も、毎度発生するのがデフォ。


しかしそんな言葉とは裏腹に、いつまでも終わらずに続き、それどころか再び脚光を浴びるまでになったのがモーニング娘。です。




だから、信じてる。


それは根拠のない感情論ではなく、確固たる実績からの信頼。


もちろんまだまだな部分はたくさんあるけど、あの娘たち(さゆ以外)を見ていると、未来への期待感が溢れてくるのもまた事実。


少なくとも、自分はそうです。








TLで流れてきたこの画像を見て、思わず泣きそうになりました。ってゆうか泣きました。









去年の秋ツアー、9期10期11期による『I WISH』。それを編集した公式動画のキャプ画。


最初に言った『元気ピカッピカ』ではまだ遠い未来だと思っていたことも、この『I WISH』ではより現実味を帯びた目線で見ていたものです。



あの頃より、もっと明確になってきたビジョン。


この娘たち9人なら大丈夫なんじゃないかと思えるようになった瞬間。


さゆがいない、十代のメンバーばかりのモーニング娘。……。






さゆは偉大だけど、最初から偉大だったわけじゃない。


良いことも悪いことも楽しいことも悲しいことも色々経験してきて、そしてたくさんの先輩や後輩や同期の卒業を見送ってきて偉大になったのです。


悲しみを、寂しさを、ピンチを乗り越えてきたからこその今。


だからきっとあの娘たちも、さゆの卒業を乗り越えて、ピンチをチャンスに変えて成長してくれるはず。


歴史は繰り返す。


先輩の卒業に涙したその心は、自身への糧となって還ってくる。


さゆの卒業は、モーニング娘。道重さゆみとしての最後の贈り物なのかもしれない。と言ってみる。


この卒業が、みんなをまた一つ成長させてくれるよ。



自分には、そう思えてなりません。









それにしてもこの9人は大変だと思う。


特に9期は、過去最高と言われたプラチナ期が終わったすぐあとに加入してプレッシャーも求められることも多かっただろうし、加入二ヶ月で震災に見舞われてバタバタしていた。


何より大変だと思うのは、後輩である10期が1年も経たずに加入してきたこと。


本来なら、もっと末っ子の立場でいられたことでしょう。


偉大な先輩たちに追い付こうと必死で、新しく入ってきた後輩に追い抜かれまいと必死で。


そして今度は、約4年目にしてグループを引っ張っていかなければいけない立場にまでなってしまうという。



そのプレッシャーと覚悟は、察するに余りあるほどです。



ここまで展開の早い期は今までなかったんじゃないでしょうか?


さゆにはまだまだ追い付いてないって言うけど、そりゃそうだ。まだ3年ちょいしかやってない十代なんだから。



9,10,11期は、とにかく求められるレベルが高い。
昔の(この時期の)メンバーに比べたら、はるかに高いです。


まさに激動。


いわゆる「黄金期」とはまた違った激動を生きてる9人だな、と思います。




だからファンとしても本人たちとしても不安はあると思うんですが、あの娘たちはこの数年で目覚ましい成長を遂げてくれたのが頼もしいところでもあります。


求められるものも高いけど、あの娘たちのポテンシャルも高い。


この激動の中でも負けずにモーニング娘。を引っ張っていってくれるはずだという信頼は、そこから生まれてますね。




あの9人(+12期)が、次の黄金期になるんですよ。


我々ファンも、それを覚悟しなければならない。


それを支え、応援し続けていく覚悟を。









そこで気になるのが次のリーダー。


正直、「この娘しかいないでしょ」というメンバーは(個人的には)まだいないというのが本音。


順当に考えれば、現在サブリーダーであるフクちゃんかはるなんになるのでしょう。


そのどちらがなっても不足だとは思わないし、かといって「まさに適任」とも言えない。


しかしそれは仕方がないこと。
こんなに早くリーダーになるなんてきっと誰も思ってなかったし、過去どのリーダーにもなかったことです。


愛ちゃんだってリーダーになった当初は、メンバーからもファンからも心配の声しかなかったんだからw


さゆだってそう。
リーダーに相応しかったから素晴らしいリーダーになったんじゃなく、リーダーを任されたから素晴らしいリーダーになれたんですよ。


だから今は心配だけど、たとえどの娘にしろリーダーになったなら、そこから成長して徐々にリーダーになっていくだろうなと思ってますね。




なんでもそうだよね。


最初から凄くなくても、立場や状況がその人を成長させてくれるんですよ。


今回は悠長にしてる暇はないかもしれない状況だけど、仲間がいるから大丈夫。


リーダーは一人だけど、独りじゃないし。




まぁそんなわけで、誰がなろうとも素直に受け入れたいと思います。


いやさすがにまーちゃんとか言われたらお茶吹き出すけどさw









えーっと、まだまだ言いたいことはあるけどとりあえずこのくらいにしとこう。




頭の中は相変わらずふわふわと落ち着きがなく、むしろ昨日のほうが冷静だったんじゃないかと感じてますw


一夜明けたら、無性に寂しくてしょうがないわ。


昨日懐かしい映像を見たこともあってか、昔の(さゆの)思い出ばっかり考えてしまう。切ない。