先週の『ハロステ』は結局一週間近く放置してしまったので、今週はさっさと見ることにしました。







今週もMCは福田マロテスクさん。(マロテスクって一体なんなんや)



スマイレージのMVダンスショットVer.やツアーの模様も素晴らしいですが、なんと言ってもBerryz工房武道館ライヴで実現した、ベリキューによる『がんばっちゃえ!』が感無量です。



この曲は元々モーニング娘。の曲で、『HEY!未来/がんばっちゃえ!』という両A面のシングルVとして約10年前に発売されたんですよね。







当時ハロープロジェクトキッズとして芸能界に入ったばかりの現ベリキューは、コーラスとして参加。
MVにも登場してます。



なんて懐かしい……。




でもこうして10年経った今、武道館でこの曲を歌うベリキューを見ていると、まるでこの日のために作られたかのような曲ではありませんか。



《友情よりも最上級の 関係が続いた これといった会話はないけど 気持ちは通いあってる》


《いろんな失敗を繰り返して 先を目指した 夢いっぱいの計画たてて まっしぐらに向かっていった》


《毎日過ごす時間は早いもんだね 少しずつ大人になって 寂しさを知った》




この曲が今のベリキューのために作られたんじゃなくて、10年も前に作られていたということが感動です。


あの時コーラスをしていた小学生たちが、10年経って成長してこの歌を歌う。


なんというドラマか(泣)



ハロプロは、こういう意図的でない、奇跡のようなドラマが生まれるからたまらん。



当時、誰が予想していただろう?


10年後に、このちっちゃくて可愛らしい女の子たちが立派に成長して、大勢のファンの前でこの曲を歌うことになるなんて。




もう涙なしでは聴けません。


改めて、10年の歳月とベリキューの成長を感じました。







さて他には、マロテスクのヘアアレンジや、Juice=Juice対談がありましたね。


対談は、J=Jのリーダー宮崎ゆかにゃんと℃-uteのリーダー矢島さん。


ほんわかとした空気に癒されました(・∀・)




2人で宇宙の話で盛り上がってたけどさ、宇宙好きって人は結構多いと思うんだよね。


なのにさ、なんでみんなSF小説読まないわけ?←


SF読もうよ。SFおもしろいよ?


SFとはいえ必ずしも宇宙を題材にしてるとは限らないけど、宇宙SFの傑作もたくさんあるのに。


壮大な話が読みたければ、まずは小松左京の『果しなき流れの果に』を読めばいいと思うし、現代の宇宙/ファーストコンタクトSFなら野尻抱介の『太陽の簒奪者』とかも良い。


エドモンド・ハミルトンの短編「フェッセンデンの宇宙」でこの宇宙の仕組みに想いを馳せるのも楽しいし、小川一水「青い星まで飛んでいけ」とか藤田雅矢「エンゼルフレンチ」等の無人探査機SF短編も傑作なんですよ。ええ。



みんな、SF読もうぜSF!





……ってのが言いたくてしょうがなかったSFヲタです←




SFって、「子供っぽい」と思われるか「難しそう」と思われるかの両極端なんですよねぇ。


しかし実際読んでみると、SFこそが文学であると気付くはずだ。


そこらの純文学よりよっぽど文学してると思うし、もちろんエンタメとしても優れているジャンルなんですよ。


なぜ芥川賞にSF作品がノミネートされないのか常々疑問に思ってたんですが、ちょっと前に円城塔が「道化師の蝶」で芥川賞を獲ったのはSF界/文学界の快挙といっていい。


まぁあれを読んで「SFだ」と思えるのはSFファンだけかもしれませんけどねw



伊藤計劃の「From the Nothing With Love」とかも、あらゆる文学賞を獲っていい傑作だと思う。





他にもジャンル問わず傑作なSF作品が……という話はこれくらいにしておきましょうか。


たぶん、誰もついてきてないだろうからw






というわけで後半ただの読書ブログになっちゃいましたが、そんな感じのハロステでした。