そういえば前にこんなスレが立ち上がってたのをネタにしようとして忘れてました。




『お前らがハロプロにハマったきっかけを語っていけ』



http://helloprocanvas.ldblog.jp/archives/31174457.html




なるほど、きっかけね。




自分がハロプロにハマったきっかけを一言で云うなら、「映画『ピンチランナー』をテレビで見てなっちを好きになったから」ということになります。



最近、舞台『ごがくゆう』を観て、長らく箱推しだったにも関わらずりほりほ推しになりかけている自分ですが、考えてみればなっちを好きになったのも芝居からだった。



どうやら演じてる娘を見ると好きになるようです。

女優さんに深くハマったことはないので、フィクション(芝居)とノンフィクション(アイドル)のダブルパンチに弱いということですねきっと。




それはともかく、一言でいってしまえば↑のようになりますが、ことはそう単純ではありません。



もう少し複雑なプロセスがある(はず)なので、その辺を勝手に長々と語らせてもらいまっせ(・∀・)





まず、モーニング娘。のことは『愛の種』を手売りしてる頃から一応知ってはいました。

姉が『ASAYAN』をよく見ていたので、たまーに一緒に見ていたから。



五万枚売り切った瞬間もなぜか覚えてますが、当時は良くも悪くもなんとも思ってませんでしたね。

吾輩、小六~中一の頃。



それからもちょいちょい娘。を目にする耳にする機会はあったものの、ファンにはならずに時が過ぎる。



そういえば四期が加入してからは、中学の同級生たちが「オマエ加護ちゃん好きなんだろー」「バ、バカ、好きじゃねーよ!」という、いかにも中学生男子っぽいやりとりをしていたような記憶が……。



他にも思い出した。

娘。のクリアファイルみたいなの持ってるやつがいて、大事にしてたなぁ。触ると怒られたっけw

彼は今の娘。をどう思っているのだろう。もし会ったら聞いてみたい。



いずれにしろ、自分はなんの興味も示さないままでした。

むしろ、「そんな、アイドルなんて嫌いだいっ」というスタンス。

周りからも、「○○(自分の名)はモー娘。とか嫌いそうだよね」と言われてましたそういえばw




そして一つの転機として、個人的に自宅を改築して自分の部屋ができ、テレビを自由に見られるようになったことが大きい。



元々あまりテレビを見る子供ではなかったけど、親もあまり見せてくれなかった記憶があります。

特に不満はなかったですけど。



そして自由にテレビを見れるようになり、しかしこれまた個人的に悩みを抱えていた中二の後半。



よく、「心が疲れてるときにアイドルにハマりやすい」と言いますが、自分の場合もご多分に洩れずそうだったのだと今ならわかります。



そのころ娘。は中澤裕ちゃんがもうすぐ卒業する時期で、色々な卒業特番みたいな番組が放送されていました。



フジテレビでは『中澤裕子卒業特番』と題した割に、辻ちゃんが主役じゃねぇかこれ!という趣向の番組がやっておりまして、その最後に「今度地上波初放送で映画『ピンチランナー』を放送します」と宣伝しており、ふーんじゃあ見てみよっかなーと何気なく見たのがすべての始まり始まり。



もしあそこであの映画を見ていなかったら、今の自分はいなかったかもしれない。



そして『ピンチランナー』のなっちに惚れ、次いで『モーたいへんでした!』という新番組の第一回がこれまた裕ちゃんの卒業スペシャルみたいな感じで、号泣しながら別れの言葉をかわすメンバーを見て感動し、そこで本当に本格的にモーニング娘。にハマったといった具合です。




だから「娘。にハマったきっかけ」と言われてすぐに思い出すのが、ピンチランナーとモーたい、そして裕ちゃんの卒業。



吾輩、中二も終盤の頃。



あとはもう、現在進行形で追いかけながら、過去の曲やら映像やら写真集やらを集める日々ですよ。



当時は今ほどネットも普及しておらず、特に過去の映像なんかは『ハロモニ。』の総集編を見るしかなかったなぁ。



You Tubeが出てきてからは、色々と自分がファンになる前の映像を漁ったものです。





そんなこんなで時は流れ、推しのなっちが娘。を卒業したときはほんの少しだけ心が離れたものの、それもまぁ一般から見ればアンタは充分ヲタだよという程度の話。



よっすぃ~がリーダーになった頃に自分もまた初めての一人暮らしを始め、その時期にYou Tubeを知り、再びモーニング娘。に深ーく深ーくハマってゆくのでありました。




そこからは、心が離れるどころか日増しに愛情は強くなっていき、無事(?)現在にまで至る。




ああ、思えば遠くへ来たもんだ……。

あの頃好きになったメンバーはとっくにみんな卒業しているというね。



個人的に思い入れがあるプラチナ期の娘。でさえ、もうさゆ1人しか残っていません。



なにもかもみな懐かしいけど、そんなノスタルジィに囚われずに済むのは、現在進行形のメンバーが常に魅力ありまくりだからでしょう。



懐かしんでる暇などないくらい、モーニング娘。はいつも「いま」を走り続けているのですから。










……と、つい思い出話が長くなってしまいました。



細かいことを言えばもっと色々書けるんですが、そんな退屈な話はこれくらいにしておきましょう。




みなさんそれぞれファンになったきっかけというものがおありでしょうが、すべては必然だったということにすればなんかカッコいいじゃない←



メンバーが「なるべくして」メンバーになったように、我々ファンも「なるべくして」ファンになったということですよ。




偉大なり、ハロー!プロジェクト。





もっと不思議なことだって起きている



新ロゴにはまだ慣れんがねw