本：安達としまむら

入間人間　『安達としまむら』


安達としまむら (電撃文庫)/入間 人間

￥557
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ズバリ、百合小説である。



とは言っても、あんなことやこんなことは起こらずに、ゆるーい感じで展開する女の子小説といった感じ。



いつも高校の授業をさぼっている２人。


ふんわりとした雰囲気の「しまむら」（茶髪）と、ややとっつきにくそうな雰囲気の「安達」（黒髪）。


示し合わせるわけでもなく、なんとなくいつもの場所に行き、相手がいれば喋るし、いなければ１人でいる。
そんなゆるーい高校サボり生活。



しかしいつしか安達の中からしまむらの存在が離れなくなってきたからさあ大変……。



自分の気持ちに戸惑いながらもしまむらを独占したい（けど色々邪魔が入る）安達と、そんな安達の挙動を不思議に思いながらもいつも通り接するしまむら。


実に微笑ましいです。ほっこりします。


このゆるさがリアル（？）で良いね。






続編書いてくれないかなーとか思ってたら、どうやら９月に続編が出るらしい。（たぶん）


さてさて、安達としまむらの関係はどうなっていくのか、非常に楽しみです。