越谷オサム 『金曜のバカ』



金曜のバカ (角川文庫)/越谷 オサム
¥540
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『陽だまりの彼女』がヒットしている越谷オサムの短編集。




収録作は、



「金曜のバカ」


「星とミルクティー」


「この町」


「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」


「ゴンとナナ」




どの話も、爽やかで微笑ましく、そしてちょっとバカ(笑)



普段血生臭いミステリーや稀有壮大なSFばっかり読んでる身としては、たまにこういう本を読むと良い清涼剤になるね。





「金曜のバカ」は、「こんな展開あるかい!w」というおバカな2人が楽しい。



「星とミルクティー」は、淡い思い出の良い話。



「この町」は、ハロプロファンとしては℃-uteのシングル『この街』をテーマソングにして読みたい。(タイトルだけじゃなく、内容も合ってる)



「僕の愉しみ 彼女のたしなみ」は、何かに夢中になってる人にとっては身につまされる話ではないでしょうかw

ヲタ的には、これが一番おもしろかったかな。



「ゴンとナナ」は、たぶんペットを飼ってる人には切なさも感じるお話。





どれも軽く読めて面白いので、おススメです。