八王子で行われた娘。の春ツアー『ミチシゲ☆イレブンSOUL』の感想文その②です。①の続きです。ネタバレしてます。





LoVendoЯが去り、ステージに出てきたのは道重リーダー!


ここから恒例のメンバー紹介VTRが流れるんですが、これは実際に見てもらったほうが良いでしょう。


ちょっと口では説明できない……というか、しても伝わらないと思うので。



かなり良かったですよ。
いつも以上に凝ってる。


これ、さゆがいないと成り立たないよなぁ。という感じ。


さゆは、これで余計に「怪我や病気にならないようにしなくちゃ!」と気負ってるんじゃないかと少し心配w




そして登場したモーニング娘。の11人。



最初は新曲『君さえ居れば何も要らない』


正面のスクリーンには、上空から俯瞰した映像も流れるんですが、これは上から見てもおもしろいってことに気付きましたね。


つべに上がってるダンスショットは、真正面からだけだから。


あ~、そんな形になってたんだ~。と、これでようやく理解。



しかし、いきなりアガるねこれは。


やっぱライヴで聴くと一味も二味も違う。




次は『Help me!!』


今回、舞台は3段にわかれてるんですよ。


客席に近い一番低い部分と、階段上った2階部分、そしてそれより上で、スクリーンの正面である3階部分。


だからなのか、一つの階の幅があまり広くない。


フォーメーション重視のこの曲だと、後ろのほうにいるメンバーが窮屈そうでしたね。




次は『ワクテカTake a chance』


こちらは2階ぶん使っていたので、ヘルミーよりは伸び伸びやってたかな。


なんだかワクテカすら懐かしく思えてしまうほど、最近の娘。の走るスピードは速いのだ。



とにかくビートを刻みまくって楽しんだ3曲でした。




とここでMC。



になった瞬間、大慌てで舞台袖にはけていくメンバーが1人。


最初は誰だかわかりませんでしたが(なんせ3階席)、どうやらフクちゃん。


後に、原因は「鼻血」だと判明するわけですが、しばらくはわかりませんでしたね。



このMCで活躍(?)したのがえりぽんで、12期オーデの「未来少女」について、前日も言ったらしい「私は未来少女なんですけど~」なトークでエーイング。


そんなエーイングに飽き飽きの田中さん。


「今のは……クソ!」と一刀両断w


もちろん冗談としての言葉ですよ。れいならしい。


しかしここでこの「クソ」が大流行し、やれ生田は未来少女じゃなくてクソ少女だのなんのとみんなから言われ放題でしたw


文字だけだとアレですが、あくまで笑いですこれは。念の為。


①で書いた伏線とはこのことだったのだ!(ビミョー



フクちゃんがなかなか戻ってこないため、その後も「クソ」ネタでイジられるえりぽんw


さゆも言ってましたが、アイドルがあんなに「クソクソ」言って良いのだろうか?w


それでも成り立つのがこの現場の温かさであり柔軟さだと思いますけどね。




で、そのMCの最中にスタッフさんから何やら耳打ちをされるりほりほ。


袖にはけたフクちゃんのことだろうけど、てっきりさゆに言うのかと思ったら、その隣にいたりほりほに。


(その後りほりほがさゆに耳打ちしてたけど)




そして次の『ブレインストーミング』にいくも、まだ戻らないフクちゃん。


仕方がないので、10人で披露。


ここで気付いたけど、さっきの耳打ちは、「譜久村パートよろしく」というものだったのでしょう。


フクちゃんのソロパートを、急遽(かなりの急遽)りほりほがすべて歌ってました。


なんという対応力だよ。


3年目とはいえ、わずか14歳の女の子がこのプチピンチを当然のようにこなす。


他のメンバーも、フォーメーションを崩すことなく対応する。


これがモーニング娘。である。


一朝一夕ではできない、これこそが日々の努力の証明。


努力や才能を声高に叫ばずとも、こういうときにそのグループの真価は問われるのだね。


フクちゃんがいなかったのは残念だけど、モーニング娘。というグループの凄さを見せつけられた瞬間でした。




ところでこの『ブレスト』、間奏でりほりほとあゆみんが「ダンス対決」みたいにするフリがありますが、そこがMVで見る以上に激しくて、ホントに戦ってるんじゃないかと思ったほどでしたよ。


あれはスゲェ。
踊る戦士が2人、って感じ。





お次は『Loveイノベーション』


うむ、楽しい。




その後、まさかの『大きい瞳』


会場のボルテージが上がり、揺れまくる3階席w


六期以外はバックダンサーでした。


これはアガるね。最高だね。




その流れで、六期2人のMC。


お題は忘れましたが、さゆがこないだ愛ちゃんのミュージカルを観に行った話に。


そこで、さゆ曰く「大人なシーン」があって、見てる自分が緊張したとか。


そこに食いつく田中さんw
「ちょっとやってみてよ」とさゆを焚きつけます。


拒否も虚しくやることになり、例のキスシーンを一瞬だけ再現。ヲタ「フ~♪」


もはや限界なんてない六期トーク。


れいなが、「そういうときってぶっちゃけファンのみんなはどんな心境と?教えて教えて」と悪ノリ全開のたなさたんw


そこをさゆが助け舟。
「できればしてほしくないし嫉妬とかあって複雑な気分だけど、女優の道を選んだ愛ちゃんには必要なことだから仕方ないと思ってる」的なことを言って、ヲタの代弁をしてくれましたw


さすがだよさゆ。誰よりもヲタの気持ちがわかってるw



れいながまた悪ノリで「さゆがそういうシーンとかやるようになったらどうするみんな!?」と煽るも、道重さんは「大丈夫。さゆみは絶対しないから!」と強く宣言。


さゆ、あんたぁアイドルの鏡だよ……(涙)



そしてさゆがもっと話をしようとしたところで終わりの合図が。


絶妙なタイミングでの終了合図に崩れ落ちる2人。
「生田のMCがクソ時間取ったから……」と、ここでもえりぽんのクソネタでひと笑いw


(※わざと「クソ」を強く言って笑いにしてます。文面だけだと剣呑だなこれw)





お次は、そんな六期以外の9人での『ピョコピョコ ウルトラ』


ここからフクちゃんが復帰。


ピョコトラは、とにかく可愛いのう。



ちょっとトラブったのが小田ちゃんで、衣装の腰あたりに付けてるバンダナが外れて落ちてしまいました。


歌いながらなんとか腰に付けようとするも苦戦。
やむを得ず舞台中央の出入り口に放り投げますが、奥までいかずにほかのメンバーの足に絡まり、また舞台に出てきてしまう始末。


そこで拾ったのが香音ちゃん。
拾って丸めて小田ちゃんに返すというファインプレー。


でもだがしかし、小田ちゃんはせっかく放り投げたのにここで返されても困るんじゃないかな?なんて思ってた自分は愚か者でした。




次の曲である『What's Up? 愛はどうなのよ~』にて使う小道具だったんですよそのバンダナは。


ピョコトラの後にすぐ六期が合流する感じだから、拾ってる暇はなかったわけだ。


あそこで小田ちゃんに返した香音ちゃんは、さすが先輩のファインプレーだったということ。


これが経験、場数ってやつでしょうか。




お次はカップリング曲が続きます。


まずはりほさくの『大好きだから絶対に許さない』


見事なハモリです。
片方はまだ新人だということは、見てて忘れました。


そんな小田ちゃんの新人らしからぬ実力もさることながら、りほりほは確かにエースとしての自覚に目覚めてるなぁと思いましたよ。


なんというか、気迫が違う。


それはまるで日本刀のような鋭さと洗練であり、ストイックな職人気質でセンターに立つ14歳。


あの気迫を持ってして、「アイドルバーサーカー」と呼びたい所存←




次は『私のでっかい花』


なんていうか、はるなんの成長に感動した。


1年前、この会場で見たときとは別人のように生き生きと歌い踊るはるなん。


こういう成長を実感するのも、娘。を応援する楽しみだったりするのだ。


あゆみんのラップも素敵。




次は『なには友あれ!』


今回は全体的に、まーちゃんのパートが多いセトリな気がする。


普段はハチャメチャなまーちゃんが、ステージではちゃんと歌って踊って笑顔全開なのを見ると、これまた無闇に感動したりするわけですよええ。


あとね、香音ちゃんも生き生きして笑顔全開で、なんだか前より自信を持ってるような印象を受けましたよ。


その笑顔が眩しい。




次はさゆみずきの『好きだな君が』


回替わりで『哀愁ロマンティック』でもあるようですが、自分が見たのは『好きだな君が』でした。


もちろん良かったんですけど、この曲は前にも見たし、できれば『哀愁ロマンティック』が見たかったかなぁ。


まぁこればっかりは運だからしょうがない。






というわけで③に続くよ!w