今、途轍もなく分厚い本を読んでいて、なかなか終わりが見えませんw



ええそうです、京極夏彦のレンガ本です。




故に読書ブログがしばらく書けなそうなので、久しぶりにここ最近買った本をピックアップしてみようと思います。





といってもあんまり買えてないんですが、まずはこちらの超有名作。



そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/アガサ・クリスティー
¥798
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クリスティーは、先日『アクロイド殺し』を読んだわけですが、この超有名作も未読だったのですよ恥ずかしながらね。



『東西ミステリーベスト100』で、見事1位になってたので「そんなに凄いならどれどれ」と思って買いました。いまさら。



あまりに有名過ぎるとハナから読む気がなくなってしまうというのは困ったものです←





そしてこちらも有名作。



獄門島 (角川文庫)/横溝 正史
¥580
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これまた先日『本陣殺人事件』を読んだんですが、お次はこれでしょうということで買いました。いまさら。



これも『東西ミステリーベスト100』で1位になってたものでね。(こちらは国内編)



この書影ではなにやら時代がかった装丁画ですが、いま書店で買おうとすると「獄」という文字が達筆でドドーンと描かれたシンプルなものになると思います。






お次はもっと最近のもの。



機龍警察(ハヤカワ文庫JA)/月村 了衛
¥756
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いまミステリー&SF界で話題の至近未来警察小説。



これはシリーズの1作目。

現在、3作目まで出てます。



警察小説が苦手なので当初はスルーしてたんですが、3作目の『機龍警察 暗黒市場』がミステリー界でやたら評判がいいのと、2作目の『機龍警察 自爆条項』が日本SF大賞を受賞してしまったのでこれは読むしかないではないかと思ったので買った1作目。



1作目はまだプロローグ程度で、2,3作目が本番とのことなのでさっさと読んで2作目にいかなければ。






NOVA 7---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)/扇 智史
¥998
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こちらはおなじみ、全編書下ろしの日本SFアンソロジー第7弾。



つい最近「9」が出たばっかりなんですよねこれ。



なぜ今頃「7」を買ったかといえば、もちろん買ってなかったから←



「8」は前に買ったんですよ。

でも「7」は買ってなかったの。



グズグズしてるうちに「9」が出てしまい、しかもどうやらこのシリーズ、「10」で一旦打ち止めらしいorz



今までの巻は全部買って読んでるので、10で終わっちゃうんだったら全部集めようぜ!ということで「7」を買ったという次第。





次からは新刊。



リカーシブル/米澤 穂信
¥1,680
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アニメ『氷菓』で知った人も多いでしょう。

「よねぽ」こと、米澤穂信の久しぶりの新刊。



前に新潮社で出した『ボトルネック』は面白かった。



今回は別にその続編とか姉妹編とかいうわけでは全然ないらしいですが、同じ感じの装丁ですね。



とにかく、よねぽにはハズレがないので読むのが楽しみです。





天冥の標 6 宿怨 PART3 (ハヤカワ文庫JA)/小川一水
¥924
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小川一水の大河SFシリーズ《天冥の標》、第6作目『宿怨』のPART3。



シリーズ中では珍しく、『宿怨』は3冊にわかれてます。

それも、上中下とかではなく、PART1、2、3といった具合に。



このシリーズは、もうとにかく無茶苦茶面白い。



まだ2作目までしか読んでない自分が言うんだから間違いない。



普段、こういう大河シリーズはあまり好きではないんですが、このシリーズだけは別格。



もうね、シリーズ読み始めた人のほとんどが「これが完結するまで死ねない」と涙ながらに言うほどです。(たぶん)



全10作で完結するらしいですが、1作目はいきなり上下巻だし、この6作目はさっきも言ったように3冊に分けられてるので、全10冊というわけではありません。



面白いSFを探してる方は、まだ余裕で間に合いますので、この大傑作シリーズを読み始めることをおススメします。






といった感じ。




他にも欲しい本はたくさんあるんですけどね~。

あり過ぎて困っちゃうくらいw



『楽園のカンヴァス』とか『本にだって雄と雌があります』とか『UFOはもう来ない』とか『ノワール・レヴナント』とか『墓頭』とか『夜の底は柔らかな幻』とか『ほかの惑星への気楽な旅』とか『アサイラム・ピース』とか『クラウド・アトラス』とか。



でもこれ↑ら全部ハードカバーだから高いのよねー。



特にハードカバーの上下巻とかマジでやめてほしい。どうにかして1冊に収めてくれよ!w




そうだ、ついこないだキャサリン・M・ヴァレンテの『孤児の物語〈1〉夜の庭園にて』も出たんだけど、それがなんとお値段5775円!



六千円近いよ。誰が買うんだそんなもんw



まぁもちろん買う人はいるでしょうけど、実際自分も欲しいけど、この値段はちょっと高過ぎるでしょうに。



いくら欲しくても買えやしない。

色々あるんでしょうが、出版社さんはもうちょっとその辺頑張ってほしいものですw



どんなに良いものを世に出しても、買ってもらえないんじゃもったいない。





というわけで、欲しくても買えないのはもういつものこと←