ハロプロメンバーもたま~に出演しているつんくボーイの番組『つんつべ♂』。


こないだは、その前の「会議して三田」の未公開トークだったわけですが、14:30辺りから、アイドルについてなかなか為になる話をしておられます。





「自分のゴールを自分で決めるな」という話。



確かに、アイドルというのは特殊な職業で、アイドル側とファンの側が互いに同等なレベルで依存し合っている存在なんですよね。


普通のアーティストや女優よりも、相互作用によって魅力が増し、成り立っている商売。



アイドルとアイドルファンというのは、互いがいなければ生きていけない生き物なんですよw



そういう意味でも、アイドル側が自分で自分のゴールを決めてしまうというのは、ファン側を度外視する行為になってしまう。


すると、均衡が崩れる。
ファンはついてきてくれなくなる。


萌えないし魅力が止まるし、「ああ君はもう一人で生きていけるんだね。さようなら」ということになってしまうのでしょう。





アイドルファンという者は、アイドルたちにいつまでも《ファンタジー》を見ていたい連中なのです。きっと。……たぶん。


アイドルに彼氏ができただとか結婚しただとかでファンが減る一番の理由としては、そのアイドルの内部に存在する《ファンタジー》がもう見れなくなるからなんじゃないかと、あややの結婚?報道を聞いて思ったわけですよw



自分は、だからといってファン辞めるとか嫌いになるとかいうタイプではありませんが、それでも「結婚します」と言われれば、喜びと同時にそこはかとない寂しさを覚えるのも確か。(※報道があっただけで、まだ本人たちが正式に言ったわけではないけど)


誰かと2人で完結してしまっている世界に、ファンタジーの入り込む余地はないのです。


アイドルが、本当の意味でアイドルを卒業するのは、この《ファンタジー》がなくなったときなのではないかと、GAMのアルバムを聴きながらぼんやりと考えていたお正月でした←


だから別に結婚しようがあややのファンであることに変わりは全然ありませんが、それは「アイドル」ではなく「アーティスト」あるいは一人の「人間」としてあややを好きだからなのでしょうね自分。


そもそも「アイドル」としてのあややは、自分の中ではあややが19歳くらいのときから見えてませんので大丈夫w


アイドルあややは、もちろん嫌いではないけどそんなに好きでもなかったんですよ。
でもアーティスト路線に切り替えたあたりから好きになりました。





最初のつんつべ♂の話からズレましたが、アイドルのみなさんは、ファンはアイドルに「未知の幻想」を見ているのだということを忘れないでほしいと思います。


知らないからこそおもしろいし、それを知っていくことに喜びを見出すのですから。


どうか自分のゴールを自分で決めてしまわれぬよう……。






というのはまぁ、あくまで要素の一つですけどね。






あー、あややの歌聴きたい。