You Tubeでハローの動画を見てたら、間違ってももクロの新曲(?)をクリックしてしまったんですよ。
しかし良い機会だからいっちょ聴いてみるか、と思って聴いてみました。「サラバ愛しきなんとか」って曲。
(※このタイトル見ると、レイモンド・チャンドラーの『さらば愛しき女よ』とかエリック・ガルシアの『さらば、愛しき鉤爪』という小説が思い浮かぶわたくしw)
そして思ったこと。
曲そのものは、あの布袋さんが作っただけあって悪くない。
むしろ、個人的には好みと言えるかもしれない。
でもさ、あのグループがあんなにまともな曲歌っちゃっていいの?w
って思ったよ。
なんかイメージでは、良くも悪くももっとイロモノ的な音楽なのかと思ってたら、おやおや意外にもまともな曲じゃないですか。
普通ならそれで良いんでしょうけど、ももクロというグループの個性はどこいった?
まぁ、ももクロの「も」の字も知らない野郎に知ったようなこと言われたくないとは思いますが、でもファン以外の認識は「おもしろい曲を歌うアイドル」じゃない?
それがほとんど見られなかったからさ、ダイジョブなのかなーって思っただけー。
あくまでこの曲だけの感想ですけどね。
あとは、歌い手の問題とか。
歌声に、どうにも個性が見えづらい。
辛辣に言ってしまえば、「みんな同じ」感じ。
さっき言ったように曲がまともだから、誰が(どのアイドルが)歌ってもあまり変わらないんじゃない?と思えてしまう。
でもそんなことはほとんどのアイドルに言えることで、身内褒めで恐縮ですが、そうじゃないのはハロプロくらいですよ。
ま、初めてちゃんとももクロの歌を聴いてみた人間の感想です。
「へー、良い曲だね。……あれ、でもこんな感じでいいの?」という、褒めたいけど(グループの性質上)褒めにくい曲でした。
言うまでもなく、ハロヲタの偏見が混じっていますけどw
でも、ももクロは全国区よりも「好事家が愛でるアイドル」のほうが合ってる気がしてならないんですよねぇ。知れば知るほどそう思う。
なんであんなメジャーな場に出しちゃったのかな。
と、ここまではただの前フリ。←
(きっとももクロファンの方にとっては不満タラタラなことを書いてしまったと思いますが、あくまでハローの話に繋げるための前フリなので許しておくんなましm(_ _ )m)
さっきも言ったように、ハロプロの「個性的な歌声」はやはりアイドル界では異質に思える。
他のアイドルの歌を聴くと、尚更それを実感します。
(※この辺もっと詳しく語りたいけど、長くなるので割愛)
今回はモーニング娘。で考えてみましょう。
言わずもがな、一番上手いのは田中れいなちゃん。
しかしそんな田中さんは来年卒業してしまう。
こうなると9・10・11期の後輩たちに期待がかかるわけで。
ハイこっからが一番言いたいとこ。
れいな以外で歌に一番期待を寄せたいのは、やはり鞘師さん。またの名をりほりほ。
そして、「個性」という意味で個人的に期待してるのが、工藤さん。またの名をくどぅー。
そしてそして、つんく♂Pからも大いなる期待を寄せられている、小田さん。またの名をさくらっきょ。(え
りほりほのファンキーな歌声と、くどぅーの(年若いアイドルとは思えない)ハスキーな歌声、そこに凛とした華麗なる歌声を持つ小田ちゃんが加われば、「歌唱力」という意味でも「個性的な歌声」という意味でも最強の布陣が出来上がるという寸法です。
ただ、まだ不安なのがくどぅーの歌声。
りほりほのように「魅せる(聴かせる)」域には到達していないと思うのです。あくまで主観ですが。(もちろんりほりほも田中さんに比べたらまだまだかもしれんけど)
でも『普通の少女A』で聴かせてくれた歌声をもっと昇華して鍛えて、何より歌うことへの「意識」を高めていけば、藤本ミキティ以来の超個性派ボーカリストメンバーが生まれるんじゃないかと予言したいそうしたい。
くどぅーの歌声は、娘。にとって貴重ですよ。
やっぱり若い女の子の歌声ってなると、どうしても「可愛らしい」ものになりがち。
凡百のアイドルならそれで良くても、ハロプロでは(それだけでは)許されない。
りほりほの歌声も非常に個性があって良いんですが、ここにくどぅーの歌声があれば尚よろしい。
乱立するアイドル界で、容姿やキャラ以外に《歌声》でも個性を必要とされる時代。(少なくともハロプロファンとしてはそれを欲したい)
そんな時代に於いて、あのハスキーボイスはダイヤモンドの原石なのである。
だから頑張ってDO!
今も頑張ってるのはもちろん知ってるけど、歌に関してのブレイクスルーを望みたい!
これからのモーニング娘。の曲に、なくてはならない存在なの。
「誰が(どのアイドルが)歌っても同じ」にならない為に、歌唱力の向上はもちろんのこと、歌声の《個性》を伸ばすことも重要な課題となってくるのです!
……長々と語りましたが、伝わったでしょうか?
簡単にまとめると、
ももクロの歌を聴いて「歌声の個性って大事だよなー」と痛感し、「ハロプロはみんな個性的だよなー」と嬉しくなり、「中でもくどぅーの歌声は唯一無二だよなー」と思い、「それがもっと伸びれば(上手くなれば)恐い者なしだよなー」と思ったって話。
そう、《個性》。
敵たくさんがいればいるほど、自分たちを際立たせる《個性》が大事になってくる。
それは「歌」自体もそうだけど、「歌声」もまたそうなのだ。
幸いなことに、我がモーニング娘。には個性的な歌声のメンバーが(あるいはその萌芽が)揃っている。
娘。ファンで良かった!ヘ(゚∀゚*)ノ
結局それが言いたいだけなのさっ。