突然ですが、よく言うじゃないですか。「好きなアイドルには会いたくない」って。
つまりは「好きすぎて会いたくない」ってことですよね。そういえば『ぷっすま』でユースケさんもそんなこと言ってました。
自分も、どっちかといえばその気持ちがわかっちゃう派です。
約12年ほどファンをやってますが、↑の理由ゆえに2008年の『シンデレラ・ザ・ミュージカル』まで、現場というものに行ったことがありませんでした。
もちろんそれまでメンバーを生で見たこともなく。
満足なんですよね。直に会わなくても。
テレビやラジオや雑誌、その他諸々etcでその存在を感じられるだけで。
だからそんな自分にとっては、握手会なんて恐れ多いイベントなわけです。
この辺が、いわゆる「認知厨」(悪い意味ではなく)と呼ばれる類のファンとの違いでしょうか。
もちろん、会いたくないからといって、愛情が薄いというわけではありません。
むしろ、会わないことによって心の中でメンバーは神格化され、より強い愛情と尊敬と畏怖を持つようになるのです。たぶん。
「ただのチキンだろ?」などと仰るそこのアナタ、それは違います。断じて違います。違うはずです←
簡単に言ってしまえば、雲の上の存在であってほしいんですよねきっと。
握手しながら気軽に会話できて、ファンとの距離が近いような存在であってほしくないという憧憬。
それはつまるところ、「僕の/私のものにならなくてもいいから、誰のものにもならないでおくれ」という悲願に他ならないと言えなくもないかもねなんて思っちゃったりして。
いやまぁ、その辺は意見がわかれるところでしょうけどもね。
深く知りあえないのなら、はじめから近寄りたくなんてないんだ。
という、どうしようもない厨二病的精神疾患。
しかしこの頃ではそんな病状からも徐々に抜け出し(あるいは麻痺し)、普通に現場にも行くようになりました。
握手はいまだに苦手ですが、何回かしたこともあります。成長です成長。(え
さすがに12年もファンやってると、そんな風に考えて現場に行かないことが馬鹿馬鹿しく思えてくるのです。ようやく気づきました、数年前のオレ。
なにより、一度「生」の素晴らしさを知ってしまったら、もうその虜になることは必至。
いやホント、途中で気づいてよかったなー自分w
……。
特にオチはないよ!ヘ(゚∀゚*)ノ
冒頭に書いたテーマで15分くらいボーっと考えてたので、ネタにしてみただけー。