TSUTAYAなどのレンタル店には主に映画やドラマなどのDVD、そしてCDなどが置いてあるわけですが、舞台やミュージカルのDVDはなぜ置いてないのでしょうか。
ということを思ったのは、ちょっと前に買って以来まだ見てなかった『ステーシーズ 少女再殺歌劇』のDVDを昨日ようやく見たからです。
- 舞台「ステーシーズ」 [DVD]/モーニング娘。
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舞台はもちろん生で観るのが一番(たぶん、映画館で見る映画以上に)なんですが、諸々の事情によって見れない人もいるわけで。
特にこの『ステーシーズ』のように、公演期間が短かった上に、東京だけの公演となれば尚更。
だったら少しでもこの素晴らしいミュージカルを見てもらう為にも、レンタル店などに置いてもいいんじゃないのかな~と思ったのでした。
この作品なら、「大槻ケンヂ原作」というだけで興味を持つ人もそれなりにいることでしょう。
別にこれを見てモーニング娘。のファンになってくれとは言いませんけど(もちろんなってくれたら嬉しいが)、とにかく作品として素晴らしいので、これを一部の人だけしか知らないものにしておきたくないのです。
個人的には、どんな映画やドラマよりも心を揺さぶられた作品。
ちょっと興味を持った人が、気軽に見られるものであってほしい。
それには「レンタル」という方法が一番だと思うんですが、まぁ無理でしょうねw
それはともかく、DVDでもやはり『ステーシーズ』は素晴らしいものでした。
この物語を見たのは3回目。
生で観たのと、千秋楽公演をUSTREAMで見たのと、今回のDVDと。
DVD版で素晴らしいのは、演者の表情までもがはっきりと見えるところでしょうかね。
ああこんな表情してたんだ~、などがよくわかって、より一層面白みが増した気がします。
素晴らしかったのが、カメラワーク。そして編集。
より映像的でカッコいい仕上がりになってますね。
偉そうに言わせてもらえば、ホントよくこの舞台をわかってるなぁ、といった感じで。(当たり前か)
メンバーの表情も良かったですね~。
知ってはいたけど、くどぅーはマジで可愛い。知ってたはずなのに、改めて思った。ビックリしたw
このDVDを見て一番印象に残るのは、役柄などを除いて、見た目だけで考えるとダントツでくどぅーでしょうね。
もう奇跡的なくらいに可愛くてハマってる。
パッと見の印象でもそうだけど、ドリューのエピソードのときのくどぅーの目。あの目は凄すぎる。どんな人でも引きずり込んでしまう魔力すら感じる。いやホントに。
あれで12歳ですよ……。
くどぅーの存在は、100年に一度の奇跡かもしれないw
もちろんれいなやりほりほも素晴らしくて、なんか改めて惚れました。(この辺は舞台公演中に散々書いたので割愛)
あと良かったのが、何気にえりぽん。
カッコよかったです。そんなに目立つ役ではないけど、随所に映るえりぽんに惹かれました。存在感があった。
ってゆうかみんな良かったんだけどね!w
主役の3人以外はそこまで目立たないから、後ろのほうの席で舞台を観てたときには気づかなかった魅力にも、このDVDを見ることによって気付くことができました。
このDVDに収録されている回は、例の《休日バージョン》ということで、アドリブが多かったw
有田と隊長のBLシーンもちょこっとあるし、他でも結構アドリブやってたんですねぇ。
自分が観たのは普通の回だったので、両方見られて満足です。
でもれいながブログで言ってたように、本編はアドリブコーナーなしのを収録したほうが良かったような気もしますけどね。
初めて見る人にとっては尚更に。
ともあれ、この『ステーシーズ』はハロプロファンと一部のオーケンファンだけのものにしておくにはもったいない。もっとたくさんの人に見てほしい。絶対おもしろいから。
という思いで、最初のレンタル云々の話に繋がります。
それが無理なら、よく中学校とかで体育館に生徒が集まって教育的に為になる映画みたいなのを見ることってあるじゃないですか?
それで見せましょうw
絶対無理だな。こんな反道徳的な作品w
中学生が、これから先ずっと中2病になっちゃうわ←
そんなわけで、まだ見てない方はぜひ見ましょう。
個人的には、今まで見てきた映像作品(映画・ドラマ・舞台など)の中でトップ3に入るくらい好き。
それと、この『ステーシーズ』の世界観で写真集を1冊作れるよなーとも思いました。
特にドリューは、写真という永劫の中に閉じ込めておきたいくらいに背徳的な美麗に彩られている。
ああステーシーズ!
こんなにも哀しいのに、こんなにも惹かれるのはなぜなの!
と、アタマがおかしくなってしまいそうなのでこの辺でw