小野不由美 『屍鬼〈2〉』



屍鬼〈2〉 (新潮文庫)/小野 不由美
¥746
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2巻目。




村に蔓延する、死の包囲。



一人、また一人と村人が死んでいく。原因も治療法も不明の病(?)で。



それと共に頻発する、突然の深夜の引っ越し。



村の様子は、異様を呈してきている。





こんなこと言うのも不謹慎ですが、村人がとにかく死んでいき、ページをめくる手が止まらない面白さ。



死の原因はなんなのか。



いくつか、不可思議な共通項が見えてくるけど、それがどう関係しているのかは不明。




わからない。



わからない不安と恐怖。



1巻の冒頭の文、「村は死によって包囲されている」が、まさに現実になってきた。






次はいよいよ死の正体が明かされそうな予感。



3巻へ。