最近、真野ちゃんブログの内容が何気に深くて、読みながら色々(自分のことも含め)考えてしまうので困りますw




元々真野ちゃんは「考え込むタイプ」で、挑戦心がある割に悩んで壁にぶち当たって考えて、そこからどうにか立ち上がって成功する、という、ドキュメンタリー向きな性格なんですよね。



例えばこれが、れいなとかきっかとかだと、カメラを回してもドキュメンタリーにならなそうw



真野ちゃんなら、日常生活が「情熱大陸」とかにできるんじゃないだろうか。





こないだの『Top Yell』の真野ちゃんインタビューにありましたが、アイドルというのは色んなことをやらなくてはいけないから大変ですよね。



歌だけ、演技だけ、とはいかず、歌って踊って演技して握手してイベントして写真撮られて釣りして落語して農作業してetc.



真野ちゃんのように、舞台とコンサートの期間が丸かぶりしてしまうのも珍しくない。



本来ならば、コンサートはコンサートで何日もかけて練習して仕上げていき、本番中だってその勢いを落とさないまま最終日まで駆け抜けたいと思うだろうし、舞台は舞台で同じく何日もかけて役作りしていき、公演中はその役に没頭したままでいたいだろうし。



でもマルチな仕事であるアイドルでいると、それが難しい。

皮肉なことに、人気があればあるほどそれができなくなっていく。



さゆやれいなも、秋ツアーのリハ期間が短いことを嘆いてましたね。



だからなのか、アイドルに求められるのは「速効性」である気もします。



何日もかけて熟成された料理ではなく、頼めばすぐ提供されるファーストフードのようなそれ。



ただハロプロが他のアイドルに比べて驚異的なのは、ファーストフードの速さなのにも関わらず、そうとは思えないほどに美味であるからなんじゃないかと思ったり。



この速さでこの味を出すのか……という驚き。



とはいえそれは簡単なことではなく、壁にぶつかることも多いことでしょう。

もっとじっくり作り上げて、自分にできる最上のものを提供してみたい、と考えるようになるのも不思議ではありません。真野ちゃんのように。



ましてやそこに、新たなる自分というステップを見出したなら尚更。



これまた皮肉なことに、好きなメンバーの溢れる向上心が、そのメンバーとの(ある意味での)別離になってしまう。



「親離れしたのは嬉しいけど、ちょっぴり寂しい……」みたいな。






そろそろ話の着地点を見失ってきたのでこの辺でやめますが、とりあえず、アイドルってムズカシイ仕事だよね、ってことが言いたかったのでした。



アイドルは、やれることが多いぶん、制限も多い。



アイドルでしかできないこともあるし、アイドルではできないこともある。



どちらを取るか……。

真野ちゃんは、アイドルじゃない道を選んだ。




もちろん、これからも応援していきます。(←締め方の言葉が出てこないので無理矢理終わらせた)