モーニング娘。の新曲のカップリングは、六期と九期と十期がそれぞれ期ごとにわかれての楽曲なわけですが、どれも素晴らしいじゃないですか。アルバムに入れてもいいくらいです。
その中で個人的に一番聴いてるのは、天気組(十期)の『青春ど真ん中』。
十期だけの曲は初ということで、その歌声をしっかり聴けるというだけでなんだか新鮮です。
特に驚いたのがまーちゃん。
春ツアーの『好きな先輩』を聴いたときに感じた衝撃は間違っていなかった。この娘は歌える娘だ。
絶対音感があるらしいから音程は外さないし、十期の中では一番「抑揚」がつけられてる。(と思う)
抑揚というか、「緩急」?
ただメロディーに乗せて歌うだけじゃなく、声を張るところと、囁くように歌うところの歌い分けができてるというかなんというか。
すごく、「感情がこもってる」ように聴こえるw
実際感情をこめて歌ってるのかもしれないし、ただなんとなく歌ってるけどセンスが良すぎてそう感じるだけかもしれないし。
まーちゃんはとにかく読めない娘なので、この歌声が天然なのか努力の結果なのかイマイチ判断がつきかねますw
でもこれでもっと自覚的に歌唱力アップのコツを掴めれば、そのうちりほりほとのツートップも夢じゃない。
少なくとも、十期では一番伸びしろがあるでしょうね。
この可能性は実に楽しみな要素です。
もちろん他の3人も良い。
あゆみんが思ったより歌えてて驚きました。
この娘は、「センス」と「プライド」で、どんなことでもやり遂げてしまうタイプですね。
ある意味では、りほりほより自覚的。
これでもっと歌声に個性が出てくれば、これまたメインも夢じゃない。
はるなんは、加入当初のがきさんを思い出す歌声w
本人のピュアさが出てますよね。
もっと歌うことに慣れてきたら、たぶん変身するタイプ。
くどぅーは、エッグをやってただけあって、達者に歌いこなしてますね。
まだ発展途上だけど、こちらも変身が楽しみ。
あの声は、「自分の歌い方」を見つけられたときに大きな武器になることでしょう。
個人的には、ミキティのようなドスの効いた歌声か、まったく逆に、囁くように叙情的に歌い上げる感じが聴いてみたいです。(でも後者は、本人の性格的に無理かな?w)
というわけで、十期初のオリジナル曲ということで、それぞれの歌声を知ったかぶって考察してみました。