今月の『Top Yell』は、表紙も裏表紙もスパガさんですが、中にはハロプロ入ってます。なかなかの読み応え。
- Top Yell (トップエール) 2012年 08月号 [雑誌]/竹書房
- ¥780
- Amazon.co.jp
まずは真野ちゃんのライヴ記事。
3ページに渡って載っています。
真野ちゃん、ライヴで応援団とかアクションシーンとかやってたんだね。知らんかった。
ソロならではの自由な演出、良いなぁ。
それにしても、相変わらずこの雑誌の文面はおもしろい。
「忠誠心に定評のあるマノフレ」とか、「真野ちゃんがピアノの前に座ったときは親の心境になって見守る、という真野コン・エチケットをよく理解した観客」とか、ちゃんとわかってる感w
お次はハロプロ研修生の『生タマゴSHOW』に密着。
金子ちゃん・カリンちゃん・高木ちゃん・田辺ちゃんは、くどぅーより先輩なんですね。
早く日の目を見ることを願います。
その4人に、小数賀ちゃんも加えた5人でのインタビューも読みどころ。
そしてなんと、こないだのミュージカル『ステーシーズ 少女再殺歌劇』のレポも。
やはりこの作品は、どうにかしてハロプロファン以外のたくさんの人に見てほしいよねぇ。
「アイドルの舞台」と思ってナメてればナメてるほど、衝撃を受けるから。
次は、どうやらめでたく連載となったらしい、くどぅー&まーちゃんの『先輩インタビュー』。
今回はBerryz工房の「魔性のディーヴァ」であり「和製ジャニス・ジョップリン」の(←そう書いてあったんだけど、自分には寡聞にしてなんのことかわからずw)、つまり菅谷梨沙子ちゃんへインタビュー。
このページを開いた途端、「今回は外人さんへのインタビュー?」と思ってしまったのはオレだけではあるまい。
濃い目のチークに赤いワンピース、そして眩しい金髪と日本人離れした顔立ち。
どこへ行く梨沙子ちゃん!w
いや良いですけどね。本人が良いなら良いのさ。
だってインタビュー読むとよくわかりますが、誰かに何を言われたところで揺らぐような人ではないですからね。
まだ17歳ですが、もう二十代半ばの貫録ですよ。(外も中も)
歌に関して、「色んなアーティストのライヴやDVDを観たほうがいい」と言っていますが、確かにそれは思う。
これは自論ですが、「アイドル以外」の曲をたくさん聴いて、それをよく歌うことが歌唱力アップに繋がるんじゃないでしょうかね。
愛ちゃんもれいなも梨沙子ちゃんもetc、歌が上手いメンバーは「アイドル以外」の曲をたくさん聴いてるイメージです。
アイドルの曲だと、どうしても歌い方が「アイドル」の枠から出ないんですよね。
だから(上から目線で言わせてもらうと)、さゆとかフクちゃんとか、アイドルの曲以外はあまり聴かないというメンバーは、それ以外のアーティストの曲を聴いて真似して歌うともっと歌が上手くなるんじゃないかと思ったり思わなかったり。
それともう一つ。
「でも11期に教えられるほどでは、まだ全然ないんですけどね」と言うくどぅーに対して、
「あのね、「後輩に教えなきゃ」って考えてるみたいだけど、まずは自分がしっかりすることを今は考えたほうがいいと思うんだ」と仰る梨沙子ちゃんはさすが10年やってるだけのことはあるのだ。
そうなんですよ。
九期や十期が「先輩として」とか「色々教えなきゃ」とか考えてプレッシャーを感じてる様子なんだけど、正直あの8人が11期に教えられることはまだあまりないと思うんです。
もちろん「挨拶の仕方」とかそういった基本的なことは教えられると思いますが、歌やダンスなどを「教える」というのは、言葉で説明するよりも、自らがそれをやってみせることが一番の「教え」になると思います。
とある作家が言っていました。
「教育とは、己の生き方を子供に見せること以外に存在しない」と。
子供は、親や先生の言葉を聞いて育つのではなく、生き方を見て育つのだと。
だからどうか九期も十期も、「自分を磨くこと」を最優先にして頑張ってほしいです。
きっとそれが後輩に対して、一番の「教え」になるはずだから。
……ってオレは何様だ!w
はい、気を取り直して次は、裕ちゃんとりほりほの対談(!)です。
これまた実に胸熱な対談じゃないですか。
ぜひご自分の目でご覧ください。
裕ちゃんの偉大さや、りほりほへの期待感をひしひしと感じることができます。
裕ちゃんのありがたいお言葉を引用↓
「今のモーニング娘。が頑張ってるからこそ、私たちも歌えるんであって、モーニング娘。がなくなっていたら、私たちもただの懐かしい人になっていたはずなの。ドリームモーニング娘。はOGだけで作り上げたものじゃないから。ファンの人にも、事務所の人にも本当に感謝しているけど、一番にありがとうと言いたいのは現役のモーニング娘。なんだよ。絶対に繋がっているはずだから、ひとつになっているから」
感涙。
なんて偉大な人だろう。
人として尊敬します。
そんな感じであとは、アップアップガールズ(仮)の連載(これおもしろかった)や、振付師の竹中夏海先生による『One・Two・Three』の振り付け考察などがありました。
ハローが載ってるのは、全体の3~4割くらいですが、お値段もお手頃なので買いですよ。
あ、あと『ヤングガンガン』の巻末に、りほりほ&くどぅーが載ってましたね。
可愛くて脊髄がとろけそう。