新曲『One・Two・Three』でもセンターを努め、『The 摩天楼ショー』のほうでもメインボーカルを努めまくっているりほりほこと鞘師里保ちゃん。
華やかであると同時に、のしかかるプレッシャーも相当なものだと思いますが、それ以外にも「センターであることの弊害」は起こると思われます。
それは、ファンの声。それの変化。
今までは「りほりほ凄い」と言っていたファンが、あまりにりほりほばかりがフィーチャーされることを倦んで「いつも鞘師ばっかりだ」と文句を垂れる恐れ。
例えば応援していたインディーズバンドがメジャーデビューして人気者になった途端、手のひらを返したようにdisる。
そこまでいかずとも、興味がなくなる。
それに似た現象が。
しかしそれもある意味、センターの宿命なのかもしれません。
かつて長らく続いた「愛れなツートップ」にも、少なからず不平はありました。
それなり以上の人気と実力があるからこそのセンターであるのに、どうやらファンはそんなことはお構いなしで不満を言うらしい。
まぁわからなくもありません。
自分の推しメンがいつもいつも後ろのほうばかりだったら、毎度のセンターであるメンバーに不満を抱く気持ちも。
反論がなくもないですが、もうこればっかりは仕方ない。
特定のメンバーがセンターを任され続ける理由も、それを良しとしないファンの気持ちも、どちらも間違ってはいないのでしょう。
矛盾だよね。あるいは葛藤。
「じゃあいつも後ろのメンバーをセンターにしてやるけどさ、この完成度で君らは納得するわけ?」とつんく♂Pに言われたら、「……」となることは目に見えています。
センターはセンターの、そうじゃないメンバーにはそうじゃないメンバーの苦労があるのですねぇ。
雑誌『B.L.T.』のインタビューでさゆが言ってたように、多少なり大人の作為的な状況であるとはいえ、「ビジネス」であり「競争」である以上、表面的な勝者/敗者という構図はどうしても出てきてしまうものです。
「モーニング娘。」が、オーディションに合格したらそれで安泰というグループではないということですかね。
言ってしまえば、毎日がオーディションのようなもの。
これから良いことも悪いことも人一倍言われるかもしれないけど、頑張れりほりほ!
……とか言われなくてもちゃんとわかってるであろうところがあの娘の凄いところだよねしゅわしゅわぽん。
個人的には、りほりほがフィーチャーされまくるのは良いことだと思ってます。
それこそ愛ちゃんレベルの実力にするには、今のうちからセンターを任せ続けることが大事だと思うからです。
もちろん、そんなりほりほを超えるメンバーが後列から出てきてくれることも願ってますけどね(・∀・)
※ちなみにこのブログは、B.L.T.に関するところ以外、3週間以上前に書いたものですw
なので、ステーシーズを見てりほりほの推し度がアップしたから擁護したってわけではありませんぜ。
それ以前に思ったことです。
出すタイミングを見失い、今ようやくアップしてみました。