最近はもっぱら短編ばかり読んでます。
小説雑誌掲載の短編と、3冊のアンソロジーを並行読みしてるので中々読了できません。
そろそろ長編が読みたくなってきました。でもとりあえずこのアンソロジー3冊を読んでしまわねば。
ところで全然新刊が買えません。
いやホントね、出過ぎなんだってば。そんなに買えるわけないし、買っても読めねぇよってくらい新刊が出るんですよ。
だからどれを買ったらいのかわからなくなって、結局何も買わないというパターンが定常化してしまってます。
出版社の方々は、もうちょっと買う側の状況も考えてほしい。いっそ今年いっぱい「新刊は1冊も出しません」的なことしてくれれば助かるのにw
そんな中で、なんとか買った2冊を紹介。
- ホーンズ 角 (小学館文庫)/ジョー ヒル
- ¥980
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『20世紀の幽霊たち』という短編集で一躍有名になり、かのスティーヴン・キングの息子としてもお馴染みの作家ジョー・ヒルの長編ホラー。
原書の評判を聞いて、邦訳を待ち望んでいたのがようやく刊行。これは買わねばと迷わず買いました。
しかもこの分厚さ(732ページ)で980円というお値段も嬉しい。
これが早川とか創元だったら間違いなく1000円は超えるね。たぶん1300円くらいになる。
ありがたや小学館。
- サイバラバード・デイズ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)/イアン マクドナルド
- ¥1,785
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『火星夜想曲』でおなじみの作家イアン・マクドナルドの《インド連作》のSF短編集。
ナノテクやAIが日常化したインドを舞台にした連作短編です。
いやこれも待った。やっと邦訳されたよ。迷わず買いました。
これを待ってたというか、この作家の邦訳を待ってた。
まぁ短編は何本か訳されてるんですけどね。今回短編集が出たくらいだし。
問題は長編ですよ。そろそろ『River of Gods』を訳してもらいたい。
この『サイバラバード・デイズ』所収の「ジンの花嫁」という短編を膨らませたものが『River of Gods』らしいので、この短編集が売れれば邦訳されるかもしれない、という微かな希望。
あと、絶版になってる『火星夜想曲』と『黎明の王 白昼の女王』を復刊してほしいですねぇ。
マクドナルドは訳すのが難しいらしいんですが、読者とはわがままな生き物なのです。どうか頑張ってくださいw
そんな感じでーす。