続きの続きです。
またしても①で書くの忘れてましたが、MCでくどぅーが「田中軍団に入れてください!」と田中さんにお願いしたところ、田中さんから「田中軍団に関する大切なお知らせ」がw
どうやら田中軍団は、いつのまにか解散していたらしいです。ヲタも「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!」です。
れいなの中で解散してたとか。
「また作ってください!」とくどぅー。「じゃあまた結成したら工藤も入れたあげるっちゃん」とれいな。
はい続き。
愛佳と九期(フクちゃん&りほりほ)と十期(はるなん&あゆみん)のトークコーナー。
「光井マングローブ愛佳」さんがメガネをかけてMCを務めますw
お題は早口言葉です。まずは「老若男女」。
りほりほが挑戦。「ろうにゃくなにょ、にょうにゃくなにょ、のうなくなにょ」と散々ですw
続いてあゆみん。こちらはりほりほより言えました。
次のお題は「魔術師手術中」。
このお題を発表したマングローブさん、微妙に怪しい滑舌で、ヲタから「え~」がきます。
それを、「なによぉ~。言えてたでしょうがぁ~」と返す愛佳最高!w
なんかこのMCでの愛佳がめちゃめちゃ良かったです。
ヲタの「え~」に不満げに返す場面が何度かあったんですが、それがすごいナチュラルな感じで良かった。
わかりやすく言うと、あややみたいな感じ。あややのライヴ映像のMCとか見たことある方はわかると思いますが、あんな感じで「ファンと友達」みたいなナチュラルなリアクションをしてくれたんですよ。
些細なシーンかもしれませんが、今までで一番ナチュラルで好感をもてる愛佳だったかもしれない。
「やっと心を開いてくれたのね愛佳……(泣)」みたいな感慨がありましたw
これからはあのキャラでいったらいいんじゃないかなぁ。
気を使わずに、ファンからのエーイングとかのイジリに対して「なによぉ~」と返すあの感じで。
今回の参戦で、何気に一番心に残ったシーンでしたw
で、早口言葉対決に戻りますが、まずはフクちゃんが「魔術師手術中」を言います。
しかしフクちゃん、「魔術師手術中~♪セイッ!」と客を煽ってごまかそうとしますw
当然ながらマングローブさんに止められ、挑戦するも上手く言えず「ハイ、ダメ~」。
これは十期の楽勝かと思われましたが、マジメに挑戦したはるなんも全然言えずに結局ドロー。
客からのエーイングに「だって言えてなかったでしょーが~」と返すマングローブさん。
とそこにフクちゃんが突然、「光井さん!生麦生米生卵生麦生米生卵生麦生米生卵!」と流暢に言ってのけました。
めちゃくちゃ綺麗に言えてたので、「おぉ~」と驚く客。
しかしここでりほりほも手を上げ、「たけたてたてたかったかけたてかけかたった、イエー!」と、何一つ言えてない早口言葉を勢いだけで披露したために、「十期の勝ち~」となってしまいましたw
いつから!?ねぇいつからりほりほはあんなハジケアホキャラになったの!?www
去年の春ツアーで可愛らしく「しゅわしゅわぽんっ♪」と言ってた頃が嘘のようですw
でも今のほうが断然良いよりほりほ。最高だよりほりほ。
そんなわけで、次はメドレーです。
『HOW DO YOU LIKE JAPAN』と『TOP!』と『いきまっしょい』と『やめてよシンドバッド』。
がきさんの『HOW DO~』冒頭を聴けるのも今回のツアーが最後かと思うと……。
お次は『その場面でビビっちゃいけないじゃん!』。
なんかあの頃を思い出す。久しぶりに聴いたからかな。
『彼と一緒にお店がしたい』→『OK YEAH!』。
お気づきの通り、「魅せる聴かせる」よりも「盛り上がる」系の曲が多いです今回。
一般席のみなさんはヘトヘトなんじゃないかと思われるセトリw
軽くMCを挟んで、「次で最後の曲になります」、「え~」。
最後は『歩いてる』。
イントロが若干アレンジされて、感動的な感じに。
がきさん以外のメンバーが一列に並んでがきさんがみんなとハイタッチしていくところとか、がきさんが一人で「シャラララ」のパートを歌うところとか、マジ感動。
ああやめてがきさん、そんな楽しそうに、心から幸せそうな顔で歌わないで。泣いちゃうじゃないか。
何度も感じたけど、がきさんの聖母のようなオーラは、後輩たちだけに留まらず、会場にいるファンまでをも包み込むほどの包容力を持っていました。
「無償の愛」と形容してもいいほどに優しさと安心感が滲み出ていて、自分が小さな子供になったかのような錯覚まで感じるほどです。いやホントに。
なんて世界だろう、と思いましたよ。
まだ二十代前半で、これからもキラキラ輝いていくであろう人がホームを離れるという現実。しかもその人はすでにキャリア10年以上のベテラン。
なんて世界だ芸能界。アイドル界。
とはいえここで終わるわけではなく、これからはソロとして活躍していくわけですからね。悲しんでばかりはいられません。
なんというか、「夢から目覚める」という感じなのかもしれませんね。
アイドルは「夢を与える職業」と言われますが、夢を与えるには自身も夢を見ていなくてはいけません。
そんな世界にいたがきさんが、いよいよ夢から覚めて、新たな世界を歩きはじめる。それが「卒業」。
とかいうことをつらつらと考えてたら曲も終わりです。
アンコール後に出てきたメンバー、愛佳ブログにも載ってた新曲の衣装で登場。
新曲、『恋愛ハンター』聴きましたよ。
なんというか、「カッコいい系」の曲ですかね。
『Only you』にちょっと似てるかも。あれをもっと短調でトリッキーにした感じ。
ダンスもおもしろい。歌割は、がきさん・れいな・りほりほ・さゆが多いかな。
相変わらず、一度聴いたくらいじゃ把握しきれないメロディーライン。(つまりスルメ曲)
先輩方はともかく、新人たちはよくあんな難しそうな曲歌って踊れるなぁ。
サビ終わりに結構声を張り上げて歌うところがあるんですが、そこのりほりほに驚いた。こんなに声出せるようになったのか。
九期十期が成長著しくて、これからが楽しみでなりません。
曲の最後にがきさんがアップで抜かれてウインクをします。これマジカッコいい。惚れた。完全にハート撃ち抜かれた。
で、最後のMC。
まーちゃんから言っていくんですが、徐々に十期でさえも定型文から外れていきますw
くどぅーも、「『愛しく苦しいこの夜に』を歌う前に、袖にいる私に田中さんが微笑んでくれたんですよ~」とか言うしw
そして本当に最後の曲。『涙ッチ』。
これまた定番の涙ソングなのでね。涙腺崩壊間近だよね。
この曲のがきさんのセリフも、今回のツアーで最後なのか……。誰が引き継ぐんだろうか。
そしてまたしても思ったのが、がきさんの「余裕」です。
例えば8人の頃の娘。では、この曲を歌うがきさんは気合入りまくりで熱かった。
今も熱いのは変わりませんが、どこか余裕があるというか、「噛みしめて歌ってる」感があるのです。
ほとばしる熱量のほかに、儚げな優しさのようなものが。
曲終わりのピアノ伴奏の部分。お客さんも一緒になって歌うあの部分。
がきさんの隣には生田さんがいたんですが、そのえりぽんの表情がなんとも言えない。
あれはどういう表情だったんだろう。ただ疲れてただけなのか、それとも幸せの絶頂だったのか……w
たしかにこれの前の『恋愛ハンター』終わりに、「あれ、生田さん大丈夫?w」と思うくらいしんどそうな顔をしてたんですよw
だからただ疲れてただけかもしれないけども、もしあれが恍惚の表情だったんだとしたら、もはやあれは完全に「恋」に落ちてる人ですよ。落ち過ぎてもう戻れない領域にまで達している人の表情w
がきさんの肩に寄り添って、見た感じ完全に「主人公に身も心も委ねるヒロイン」状態。あのまま溶けてしまうんじゃないかというレベル。
泣いてたようにも見えましたが、はたしてどうだったのか……。
色んな想いが交錯しつつ、ライヴは終了です。
強く感じたことは3つ。
九期十期の成長と、愛佳が徐々に復活してきたこと(MCも良かった)と、がきさんが幸せそうに歌う表情は、見てると切なくなるという、その3つです。
幸せな顔なのに切なくなるって不思議だよね。
逆説的だけど、「だからこそ」なんだろうなぁ……。
とにかく素晴らしいライヴでした。言いようのない幸せをもらいました。
やはりモーニング娘。は最高だよ。
かつて「最高だ」と思っていたメンバーじゃなくなっても、それでもいつだってモーニング娘。は最高なんですよ。
がきさんもブログで言ってます。
『最近改めて、モーニング娘。大好きって本当思うんだ』と。
あぁわかるよがきさん。
その気持ちもわかるし、がきさんがそう思ってることもわかるよ。ひしひし伝わってきたよ。
こんな素晴らしいグループと同じ時代に生まれて、尚且つファンになって応援できているという幸せに勝るものはないと断言できます。
モーニング娘。最高!イエー!
めちゃくちゃ長くなってしまいましてどうもすみませんm(_ _ )m
感想文、やっと終わりですw
我ながら、よくこんなに書いたな……。