久しぶりに、読んだ本紹介。



ジョシュ・バゼル 『死神を葬れ』



死神を葬れ (新潮文庫)/ジョシュ バゼル
¥820
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元マフィアの殺し屋の主人公。今は研修医として、日夜病院で頑張っている。



物語は、主人公のマフィア時代と、現在の病院勤務がカットバック形式で順々に展開されていく。



この主人公は元殺し屋だっただけあって、格闘技全般をこなし、銃の扱いにも慣れている、とっても強い男。



どちらかというとマフィア時代はシリアスに、勤務医時代はコメディタッチに進む。



痛々しい描写や、悲惨な出来事も多々あるけど、饒舌な語り口のおかげでスラスラ読める。




まぁ、心に残るものはないけども、軽く読める翻訳モノとして傑作でした。



ところで「爆痛」という表現は初めて聞いたw



チョー痛そうだよね。

(ちなみにそれは、主人公が自分で自分の足を麻酔無しで切開して、骨を取り出してナイフ変わりに使うところで出てくる表現。考えただけで爆痛w)