森下一仁 『「希望」という名の船にのって』
- 「希望」という名の船にのって/森下 一仁
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
日本SF界の重鎮による、ジュブナイルSF。
子供向けの本だが、王道のガジェットが満載で楽しい。
世界の秘密、異性へのドキドキ、そして新たな世界への旅立ち。
子供だろうが大人だろうが、こういった原初的なワクワク感はたまらないのだ。
特に『世界の秘密』というのは、まさにSFの醍醐味といえよう。
これ、小学校の図書室とかに置いてあるのかなぁ?
ぜひ置くといいよ。SF少年が誕生するかもしれないw
そういえば小さい頃は、小説なんて全然読まなかったなぁと思い出す。
本格的に読書が趣味になったのは、高校生のとき。
これは、作家さんや読書好きにとっては遅いくらいなのだ。
みんな、「小学校の頃、図書室で○○を読んで云々」とか、小さい頃から読書家だったりするらしい。
別に遅くてはダメとかいうわけではないけど、「よくもまあこんなに本を読むようになったな自分」と思う。